色鮮やかな黄色いバス(バスツアーで一度だけお世話になった)
バス旅。
バス旅に行かなくなってから久しい。
2019年12月初旬中国の武漢から流行が兆し、」世界に蔓延しだした頃から旅行はおろか、4,5人以上の食事等全ての行動に制限され出した事により、世の中の旅行等が全面的に下火になった。
其のせいで毎年暮れに一泊で食事会を催してきた行事に三女の家族が不参加であった。
この忌まわしいコロナが流行る迄、我々夫婦はバス旅に毎年何度もお世話になっていたが、2020年から全くバス旅に申し込む事は無くなっていた。
バス旅行は毎年、年に2,3回お世話になり多い時は日帰りバス旅を含むと月一のペースの時があった。
バス旅等、旅行会社に依頼しての団体ツアーはトイレ休憩以外トイレに行けないという縛りがきつかった。
若い時は、然程でなかったが歳を重ねる毎にトイレが近くなりバス旅がきつくなり始めていた。
今日の午後、妻といつものように小一時間畑に行こうかという事になり互いの持ち分の作業を必死にやった。
日が伸び始めてきたので4時過ぎてもまだ日は高い。
妻が「トイレに行きたくなったから、そろそろ終わりにしようか」と。
以前はまだまだ頑張れたのに、互いに年取った所為か我慢が出来なくなってきたのである。
一輪車に農作業で使った諸道具を積込み家路を急ぐ道すがら、妻が「これじゃバス旅なんてとても行けないね。自分の車で自由気ままに行かないとトイレの問題があるからね」という事に全くの「異議なし」である。
行けなくなると、バス旅が非常に懐かしくなる。
今は亡き母と生前よく家族旅行をしたものだが、認知症を発症し出してから個人旅行の他に、2度ほど母を連れてバス旅にお世話になったが、トイレに行ったまま帰らぬ母を女子トイレの前で大きな声で呼んだことが今は懐かしい。
バス旅にはそんなつらい思い出もあるのであった。
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