2024年02月22日
歌の下手な歌い手さん
「紅白歌合戦」でググったらこれが表示された
暮の歌番組、日本に住んでいる以上「紅白歌合戦」を外すことは出来ない。
紅組女性では美空ひばりさん、白組男は三波春夫さんが日本を代表する歌手と今でも私は思っている。
夜7時ごろから始まり11時半ぐらいまで男女交互に歌い、最後にどちらが良かったか競う暮の一大イベントであった。
外国に迄放送されるほどの人気番組に成長し、これに出ると翌年からのギャラが格段に上がるともっぱらの噂であったが、それは事実らしい。
三波春夫さんが亡くなってからは殆ど北島三郎さんが白組の最後を飾っていた。
紅組はやはり美空ひばりさんがトリを取る事が多かった。
先日、歌謡界の大御所、北島三郎さんがテレビ番組で語っていた。
北島さんが語った事は、「私が白組最後に歌い、その後美空ひばりさんが一声歌い出すと、私を含めてそれまで多くの歌い手さんが歌ってきた人達がぜーんぶ消えてしまうんですよね。それ程あの方は素晴らしく素敵な偉大な方でした」と絶賛していたが其の通りであると思う。
美空ひばりさんは、今後出てこないであろう歌姫であったと信じてやまない。
南春夫さん美空ひばりさんがなくなり紅白歌合戦に出なくなってから、恒例の紅白を見なくなってから優に20年以上経つのではなかろうか。
歌番組なのに、近頃は歌の下手な跳ねたり跳んだりの学芸会みたいな輩が多くなり、本来の歌手が少なくなってきたので見なくなってしまったのである。
特に近年などは、何故あんなのが紅白に選出されたの、どんな手ずるで出て来てるのと思われるばかりの連中が多くなり見る気もしない。
そもそも近年、テレビに歌番組が殆どない。
歌手にしてもソロシンガーが歌手であろうに3,4人ではなく48人とか、何とか訳の分からない大勢のグループがやたら出てきて飛んだり跳ねたり、楽譜の読めないチョット可愛いのか判らなiいがお尻を振りながら下手な歌みたいなのを歌っている。
幼稚園の学芸会みたいなものである。
ソロで歌っている人も時の権力を得て「歌姫」と周りからおだて上げられ本人は姉御肌で歌姫と自分で思っているらしいから情けない。
美空ひばりさんは絶対的に誰しもが認めざるを得ない実力で君臨してきた将に歌姫であり姉御肌で芸能界に君臨してきたから当時はその人もひばりさんの前では小さくなっていたと聞いている。
美空ひばりさんが亡くなってから怖い人がいなくなり下手でもマスコミで権力を手にしてから威張り腐っている姿をよくテレビに出ていたが、近頃老齢化し下火になってきたようである。
歌手は歌が上手いのが歌手であり、人の心を揺り動かす程の歌唱力のある人の唄声を聴くと涙が出てくる。
それ程、心に歌いかけてくるものなのである。
今年に入り八代亜紀さんも亡くなってしまい寂しい物である。
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