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2024年02月26日

昆虫の眼


昨年10月半ば久しぶりに訪れた孫4人の内次男坊と久方ぶりにタンデム走行した。
本来の同行しようとしていた孫は、明日試験との事でその下の弟と輪行。
高校性になった孫は何度も泊りがけで輪行しているが、入学と共に勉学に目覚め中々遊んでもらえなくなった。

いつものスタイルで乗り出したのだが、7キロ前後走って川幅の広い脇に並行しているサイクリングロードも両サイドススキなどで道幅は狭まれていた。
暫く走るうちに今までとは全く違う世界が目に入り込んできた。
ススキの葉のように長い葉っぱ、丸い葉っぱ、八つ手のような葉っぱなどあらゆる植物の無数の葉っぱが太陽光線を浴びタマムシの逗子(法隆寺に展示)ではないが、緑色や青紫色に光り輝きそれはこの世の中とは思えぬ情景‣光景が私の眼に飛び込んできたのであった。

今思い出してもこの世の光景ではなかった。
娘に言ったら『お父さんその時あの世に行ったんじゃないの」と言われたが、ある意味当たっている。
何万回と聴かぬほど子供の頃から自転車に乗り、走り回っていたのに今まで見た事もなかった。
確かに川の隣の側道を走っていた時の経験だから「あれは三途の川だったのかね」と言う娘の言葉に、笑うに笑えぬ心持ちであった。

人の目に見える社会と,蝶や昆虫、犬や猫など動物の見えている社会の色とは違うらしい。
紫外線に反応するとか、他人の認識している色とは違う色に見えるとか学問的には判らぬがその時私も昆虫の眼と同じで彼らの見える世界を共有していたかもしれない。

目の前の風景、緑の原が青紫や緑青の金属色で光り輝き、異次元の景色を見せられたのである。
其の情景・さまを上手く表現できない。

タマムシ.JPGタマムシ2.JPG

               タマムシ(七色に怪しく輝く金属色)

その日自転車で走った時、このタマムシの羽のような七色に怪しく光るも幻想的に輝く金属色の景色の中ひたすら漕ぎ走り回ったのである。
目の錯覚ではなかろうか、自分がおかしくなってしまったのか漠然とするが、どうしたもんかと考えながらこれは夢の中なのかと走るのであった。

その後幾度も同じコースを走っても同じ現象に出会う事はなかった。
しかし、3か月後位に走った時前回ほどでなかったが、同じ光景に出会ったのである。
結論として私が昨年10月に見たのはあの世ではなく、その日の太陽の位置と私が使用しているサングラス及びヘルメットのプラスチック製の風防と何らかの屈折などが微妙に一致した事による現象であった確率が高くなってきたが、それが真実の事であろう。
単に諸条件が一致する時、そう言う現象が起きるのであろう。
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