ライスペーパーと材料と作品(当日提供するのはこの半分ほどの量。大きさに)
ライスペーパー、言わずと知れた直訳で米の紙。
実際私は知らなかった。
60過ぎてから、料理の間口を広げてみたのだが思いも知らぬほど広がったようである。
キッチリしている人から見れば、まだまだ小僧っ子であろう。
なにしろ料理の基本を知らないから、至る所で躓き転ぶ始末である。
それでも出来上がった物に結構賞賛の声(世辞と判っていても)を頂くとうれしくなり、次も頑張ろうという気になる。
やはり人はほめて伸ばすのが一番良い事がわが身を以てしても、いい歳こいだじじいでも嬉しいもんだ。
ところでライスペーパーをテレビの料理番組で見たのだが、それは生のライスペーパーであった。
見終わる屋否や早速イオンに走った。
しかし、生のライスペーパーは商品棚に見当たらず店員さんに聞いたが「生は置いてありません。こちらの乾燥ペーパーしかありませんが水に浸して使えば生と変わらんく使えますよ」との事であった
仕方なくそれを買い求め、早速テレビ放送されていた物と同じ物を作り始めたが放送のような訳にはいかなかった。
フライパンの上に敷き具材をのせようとするとその前にちじみ始め上手く載せられないのである。
慌ててのせ、切れ目を入れた箇所からたたもうとしてもその部分が隣にくっついて剥がれない始末。
無理やり剥がし、ハムの部分をレタスに被せ、次にトマトの部分に被せ最終的に焼けた玉子に被せたたんで皿に取りのせて終了だが見た目以上に難しく簡単ではなかった。
それでもどうにか3個作り、妻と三女と私で試食してみたが案外いけた。
旨かったのであるが、再び作る気にはなれなかった。
乾燥ライスペーパーが30枚以上不良在庫になりそうである。
数日顔腹が減ってきた。
時計を見ると12時近かった。
素麺を3束茹でる事にした。
妻が作ったソーセージが20本程冷凍庫に見つけた。
我家の玉ねぎとピーマンにソーセージを適度に切り塩コショウで炒めた。
大皿にサッと水にくぐらせたライスペーパーを菜種油をしいた熱したフライパンに敷き、そこに程よく茹でたソーメンと野菜炒めをのせてサッと包みあげた物を4個。
これがテレビ放送されていたライスペーパー料理の変更バージョンだが想像以上に美味しく妻は喜び「ライスペーパーでこれ程おいしく食べられるとは思わなかった。包む具を替えてみたらまた別の味が食べられるね」と言うので「それは君が作りなさい」と答えると「ペパー料理はあんたの範疇になったのよ」と、バッサリ。
これがテレビで放映されていたライスペーパー料理
これを作りたかったのだが、連続して作れなかった。
2度目はフライパンが熱くて載せると直ぐ丸まってしまった。
【このカテゴリーの最新記事】