若い時、運動部とは全く無縁の学生時代を過ごしてしまった。
貴重な短い時間を無意味に過ごしてしまった。
一応中学の時テニス部に入部したのだが、先輩に変なのがいてやたら柔道部の処で寝技をかけられ、抱きつかれそんな先輩を避けようと止めてしまった嫌な思い出が運動部に。
高校はもっぱら帰宅部だったが一応文科系のクラブに所属し、大学の時は入学して早々応援団の幹部に目を付けられ部室に連れ込まれ、しつこい勧誘に辟易。
長い時間を要するも入部しないで済んだが、入っていたらどうなっていた事であろうか。
この様に脚力を高めるような運動とは皆無の学生時代を過ごし、あっと言う間に60歳。
時の流れは余りにも速い。
迅速ではなく神速である。
60歳から自転車に乗り出し10年を過ぎる頃から、肉体の老化に対処すべく脚力の増進に努め始めた。
近頃はパートの勤務中でもスクワットまではしないが筋肉アップをはかる運動をしている。
月に4,5回通っている整骨院の先生から簡単な運動を教わり確実に実行している。
其の甲斐もあってか脚力が自分でもついてきたと近頃実感として感じている。
その証拠が月に一度【幹の湯】なる日帰り温泉施設に行っているのだが、当初は坂の上の施設に登り切った時息も絶え絶え、下手すると登り切れないのではないかとヨレヨレの状態で上がり切った交差点で死んでいた。
ところが最近は若干ゆとりを持って交差点に辿り着き、施設へと一直線に向かうのであった。
又、茂原の整骨院迄自転車で月に一度は行くようになり、行き始めた当初は55分かかっていたが、近頃は35分位で着くようになった。
逆風であっても余り気にせずペダルを力強く漕いで行けるようになった。
脚力が完全についてきたようである。
この題で投稿していないかチェックしてみたら、2020年11月23日付で【脚力の成長】と題し投稿していた。
孫との自転車の話であり、孫の成長の話であった。
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