アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2020年12月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリーアーカイブ
日別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2017年08月23日

コックリさんに聞いてはいけないこと





コックリ(狐狗狸)さんとは狐の霊を呼び出す降霊術の一種で、呼び出した狐の霊がさまざまな質問に答えてくれるというもの。キューピッドさん、エンジェル様など名前や遊び方は、時代や地域によって異なる部分があるが、50音、数字、はい、いいえ、など、コックリさんが答えるための言葉が書かれた紙と硬貨(10円玉)が使われる。

参加者全員が硬貨の上に指を置き、コックリさんを呼び出して質問すると、紙の硬貨が勝手に動き答えてくれるというもの。

コックリさんが来ている間は硬貨から指を離すのはダメで、最後はきちんとお願いしお帰りいただかないといけない。

コックリさんのような交霊術は世界中にあり、レオナルド・ダ・ヴィンチもこの行為、現象について言及していて、15世紀のヨーロッパでは既に行われていたことがわかっている。

1970年代には小中学生の間で大流行し、さまざまな事件や問題が起き、校則で禁止する学校もあった。そんな時代のできごと。

ある中学校の放課後、二人の女子生徒(AさんとBさん)が教室に残りコックリさんを始めた。
「コックリさん、コックリさん、おいでください。」

教室に残っていた別の女子生徒がその様子を見ていた。

「○○君が好きなのは誰?」「いつ彼氏ができますか?」など、年頃の女子らしい他愛のない恋愛相談がほとんどで、コックリさんを呼び出した二人はもちろん、周りで見ていた女子生徒も、こっくりさんの答えにキャーキャー言いながら楽しんでいた。

「あなたは誰ですか?」そうAさんが質問した途端に教室の空気が変わった。AさんとBさんの指が置かれた10円玉が、どの文字にも止まることなくメチャクチャに動き始めた。AさんとBさんは半泣き状態。周りで見ていた女子もあ然としている。

「もう帰ってもらいなよ!」誰かが叫び、Aさんが「お帰りください」とコックリさんにお願いすると、10円玉がピタリと止まった。

止まったのは「いいえ」の上。「お願いします。お帰りください。」何度お願いしても10円玉は「いいえ」の上から動かない。怖くなったBさんは、10円玉から指を離し泣き崩れてしまう。

「指を離したらダメだよ!」「ヤバいよ!」など、周りの女子が騒ぐ中、「どうすればいいですか?」とAさんが聞くと、「 カ ワ 」という答えが返ってきた。

学校のすぐ近くには川が流れている。Aさんは10円玉を握りしめ、その川を目指して走り出した。見ていた女生徒たちもその後を追う。

川に着いたがどうしたらいいかわからない。周りを見渡してもいつもと変わらない穏やかな風景。

「川に投げ込むのかな?」などと、どうするべきなのかみんなで話していると、右手を強く引っ張られたかのようにAさんが倒れた。そのままAさんの右手を「見えない何か」が引っ張ている。引きずられまいとAさんは左手と足を地面に立てこらえようとし、その場にいた生徒全員でAさんにしがみつくが少しずつ川へ近づいていく。まるで「見えない何か」と綱引きをしているように、ゆっくりとゆっくりと川へと引っ張られる。

「熱い!熱い!右手が熱い!」Aさんが悲鳴を上げると、「10円玉を捨てて!早く捨てて!」と誰かが叫ぶ。「指が開かない…熱いぃ…」Aさんは泣きながら小さな悲鳴を上げた。

一人がAさんの指を開かせようとするが、強く握られたAさんの指は開かない。

「手伝って!」

数人がかりでAさんの指を開かせることに成功し10円玉を川へ投げ込むと、Aさんを引っ張る力は消えた。

10円玉を川へ投げ込んだ生徒は「普通の10円玉だった。特に何ともない。」と言っていたが、Aさんの右手のひらには、焼けた10円玉を押し付けたような火傷ができていた。









この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6623670
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
最新コメント
タグクラウド
プロフィール
T.O.P..Classさんの画像
T.O.P..Class
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。