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2017年09月02日

鬼太郎のねずみ男の本名




水木しげるの代表作ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターであるねずみ男。

その愛嬌のある見た目と少しおバカな所から、多くの人に愛されるキャラクターだが、実はこのねずみ男には、ねずみ男とは別の本名があるということをご存知だろうか?





ねずみ男と言えば、ゲゲゲの鬼太郎以外にも、水木しげる作品に多数出演していることで有名である。

その理由の一つとして、作者である水木しげるが、自身が描いた作品のキャラクターの中で一番お気に入りのキャラクターであることがあげられる。

水木しげるは、インタビューなどで、一番お気に入りのキャラクターは?と質問を受けた際には必ず、ねずみ男を挙げると言われている。

そんなねずみ男。

実は、本名があったことをご存知だろうか?

ねずみ男はねずみ男でしょ?と私も思っていたのだが、実はそれとは別に本名があったのだ。

それが、根頭見ペケペケ
読み方はねずみぺけぺけ

人間で言う、苗字に当たるのが、根頭見の部分で、恐らくこれは、ねずみの当て字だと思われる。

そして、名前の部分が、ペケペケである。

一見すると適当に付けた名前なのだが、実はこの名前、とある言語が元になって付けられた名前なのだ。

水木しげるは第二次世界大戦時に出兵した経験があるのだが、その出兵先として赴いた戦地が、ニューブリテン島。

ニューブリテン島は、南太平洋に位置する島であるが、ここで使われている言語にペケペケという言葉が存在し、そのペケペケが、ねずみ男の本名として使われたと言われているのだ。

では、ペケペケとはどういう意味なのか?

それが…大便

そう、ペケペケとは、つまり「う○こ」という意味なのだ。

なんとも、ユニークな由来というか、最も好きなキャラクターの名前の由来がう○こ、というのは、如何にも水木しげる先生らしいが、う○こだけに、付けられた方はたまったものじゃない。

しかし、こんなふざけた名づけられかたをしたねずみ男だが、水木しげる先生は、このねずみ男を作中における非常に重要な存在だと思っているようだ。

その証拠に、インタビューでこんな言葉を残している。


鬼太郎は馬鹿でしょう。正義の味方だから、スーパーマンみたいなもんだから。(中略)…金とか幸せについて考えないのです。だからねずみ男を出さないと物語が安定しないのです


引用:ウィキペディア

つまり、ゲゲゲの鬼太郎の中におけるねずみ男は、作中における正義のヒーロー(=鬼太郎)と対をなし、物語に深みを出す存在であり、名前の由来がう○ことは思えないほど、とても重要な役割を担っているのだ。

最初に紹介したように、水木しげる先生の代表作はゲゲゲの鬼太郎だが、それ以外にも多くの作品を発表している。

その中には、時代を先取りした…を飛び越え、先取りし過ぎたせいで、後にパクられたのでは?という疑惑まで出た作品が存在するのだ。

そのパクリ疑惑が飛び出した作品は、空前の大ヒットとなり、映画化、ドラマ化までされている。




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