2017年08月25日
無数の地蔵が残された、小さな洞窟。神奈川県の「しとどの窟」
「しとどの窟(いわや)」とは、神奈川県の足柄下郡にある、約20体もの地蔵が安置されているという小さな洞窟のことである。この洞窟は深い山の中にあり、1180年の石橋山の戦いに敗れた源頼朝が安房国へと逃れる際、一時的に身を隠した場所として広く知られている。この地には古い時代に地蔵信仰の慣わしがあったため、現在でもその洞窟の周辺には多くの石仏などが安置されており、その中には長い年月の中で朽ち果て首のなくなった地蔵や、偶然鬼のような形相となってしまった地蔵などが含まれているという。そのため、この一帯にはどこか不気味な雰囲気が漂っており、現在では神奈川県を代表する心霊スポットの一つとして、全国各地から多くの人々が訪れる場所となっている。
「しとどの窟」とは?
「しとどの窟(いわや)」とは、神奈川県の足柄下郡にある、約20体もの地蔵が安置されているという小さな洞窟のことである。その名称は、小鳥の古い呼び名である「しとど」に由来しており、この地には多くの小鳥が棲みついていることに関係しているものと見られている。
この洞窟は深い山の中にあり、1180年の石橋山の戦いに敗れた源頼朝が安房国へと逃れる際、一時的に身を隠した場所として広く知られている。1923年に起きた関東大震災の際に洞窟の入り口付近が崩壊してしまったため、現在ではその奥行は約10メートルほどとなっている。
この地には古い時代に地蔵信仰の慣わしがあったため、現在でもその洞窟の周辺には多くの石仏などが安置されており、その中には長い年月の中で朽ち果て首のなくなった地蔵や、偶然鬼のような形相となってしまった地蔵などが含まれているという。
そのため、この一帯にはどこか不気味な雰囲気が漂っており、現在では神奈川県を代表する心霊スポットの一つとして、全国各地から多くの人々が訪れる場所となっている。この洞窟は湯河原駅からバスに乗って「しとどのいわや」というバス停で降り、そこから山道を約20分ほど歩いたところにあるのだという。
また「ここで首のない地蔵を3体見つけた者は呪われてしまう」という噂なども囁かれており、この場所で何らかの事件が起きたという記録などは確認されていないものの、遊び半分では行かない方がいいのかもしれない。
この動画は、夜に「しとどの窟」を訪れた者によって撮影された映像である。このしとどの窟には小さな滝があり、その水の音が独特の怖い雰囲気を醸し出している。
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