2017年08月25日
モンタージュより似顔絵のほうが情報が集まりやすい
似顔絵のほうが情報が集まりやすい。
似顔絵のほうがあいまいで印象だけで情報があつまる。
美術を習っていない人のほうが情報が集まる似顔絵を描ける。
何かの事件の犯人の足取りをつかむために使われる似顔絵やモンタージュ写真。犯人が特定されていれば、過去の写真などが使われ、犯人が特定されていないときは目撃情報を基にした似顔絵やモンタージュ写真が使われる。
似顔絵とモンタージュ写真のどちらの方が、犯人に結び付く情報が得られやすいのだろうか。
デジタル技術が進んだ現代なら、似顔絵ではなくモンタージュの方が情報が集まりやすい気がするが、実際は似顔絵の方が情報が集まりやすく検挙率が高くなっている。モンタージュではパーツごとに似ていると証言された画像を繋ぎ合わせるため、「似ている」「似ていない」がはっきりしてしまい「似ていない」場合は情報が寄せられない。
一方、似顔絵は証言の印象を基に描いていくため、似ていなくても印象が伝わるものに仕上がる。そのため、あまり似ていなくても印象が似ているというだけで、情報が寄せられ犯人逮捕につながりやすくなる。
似顔絵を描くのは、似顔絵捜査員と呼ばれる警察官で、特に美術を学んでなくても似顔絵講習会を受講し任用登録されればなれる。美術を学んできた人は絵に個性が出てしまうため、逆に美術を学んできていない似顔絵捜査員の方が、抽象的で情報が集まりやすい似顔絵が描けるらしい。
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