2016年02月11日
家での包丁の研ぎ方(シャープナー使い編)
コツというか心得はお伝えできます。
昔の人達は、台所の隅に砥石を置いておき、必要に応じて気軽に研いでいた文化がありました。
現代では、包丁を研ぐ習慣があまりなく、せいぜいシャープナーで研ぎ直すのが一般的かと思います。
砥石での研ぎ方は、Utube等で詳しく紹介されていますので、ここでは研いでしばらく経ってからの、研ぎ味の回復技を紹介します。
《シャープナーで研げる限界》
刃が、こぼれずトマトが切れるか切れない状態ならシャープナーでも切れ味が取り戻せます。
刃がこぼれると、シャープナーでは対応し切れないので、砥石(粗砥石→中砥石→仕上げ砥石の順に研ぐ)のお世話になりましょう。
シャープナーには、色んな種類がありますが、何れも中にセットされている砥石にも寿命がありますので、数年使用して研ぎ味が落ちたら無理に使用し続けずに買い替えるといいでしょう。
シャープナーの選び方は、包丁と同じメーカーを選ぶ必要はありません。ただし、和包丁や片刃包丁などは一般的なシャープナーでは研げませんので注意して下さい。一般的なシャープナーは、たいていは両刃(包丁の裏表に刃が付いている包丁)用です。なかには、片刃用もありますが、珍しいです。
何れを選んでも、使用方法は包丁を一方向に引きながら研ぐものが大いです。往復(前後)して刃をシャープナーに当てると、思うような刃が付きません。
通常は、中の砥石が荒いタイプを5回程度、細かい仕上げを10回程度で研ぎ上がります。一種類のシャープナーなら10回程度で研ぎ上がります。
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刃にそこそこ切れ味が残っているようなら、棒状のセラミックシャープナーで軽く力を入れずに、刃の両面を2度ずつこするとバリ(金属カス)が出ます。
出たバリは、革砥でこすり取り除きます。刃のバリが取れたら、切れ味が取り戻せます。
セラミックシャープナーで切れ味が出せなくなったら、砥石の出番です。
セラミックシャープナーの代わりに、ナイフ用のブレードシャープナーなどを持っておけば、幅広い刃物のメンテナンスが行えて便利です。
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バリ取りが容易に行え、刃を鏡面に仕上げられる革砥(革の砥石)は、一枚ものの革ベルトの裏側や、カーフ革、や帆布、新聞紙を何枚か束ねたものでも代用できますが、革砥があれば便利です。
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