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2017年11月21日
思い通りには・・・
指導者が思い浮かべる"理想"と"現実"とには、ギャップがあると思う。指導したことが、直ちに修正されれば、こんな"良いこと"はない。現実は、無理である。
じゃ、どのくらいの「期間」で、どうステップアップさせようかを考える必要がある。段階的に、目標を設定して、トレーニングする方法もある。
「個人差」というものがある異状、同一学年であろうと、同時期に野球を始めても、「差」が出てくる。
どうしても、速く習熟する子に目が行き、習熟の遅い子に、厳しい「言葉」が・・・。こういう傾向の指導が多いのではないだろうか?
指導者として、チャンピオンシップを取る「チーム作り」もあるけれど、習熟の遅い子にたいする指導は、どうしているのだろうか?まさか、ほったらかしなのか?
今の現象は、今に始まったことなんだろうか?
子どもたちの生活史を、保護者からヒアリングしたことがあるだろうか?
ある子は、喘息で、小さい頃はあまり外で遊ばなかったとか、また、ある子は、保育園から外で走り回っていたとか・・・。いろいろある。
入部にトライアウトしない限り、色々な"生活史"をもった子が入部してくる。
それなりの対応と「長期育成計画」は、必要なことだと思う。
通り一辺倒の練習をさせ、思い通りについてこれない者、上達しない者を選別する前に、やることがあると思う。
そこに、指導者の哲学/ポリシーがあると思う。
チーム選びの条件の"ひとつ"にされると思う。