2014年10月09日
あなたの頭痛はどんな感じ?
健康便り30
頭痛ことを学ぼう!
これだけ、台風の影響か解りませんが天候が不安定だと、不定愁訴のバランスが崩れて頭痛で悩む人も多いのでは、特に女性の方で雨の日になると頭痛がする人いますよね。
沢山の手が挙がったと思います。
中には、あまりの痛さから医療機関にいったけれども、9割以上の人が「異常なし」診断されるのが頭痛の実情です。
症状が出ているのに、「異常なし」ってどんだけ〜!と怒りたくなりますよね
ですから、ほとんどの人が、諦めて市販薬を飲み、ただ頭痛が治るのを我慢してやり過ごしているのではないですか?
頭痛の原因は、様々ですが、脳にあることはまずなく、頭蓋骨の外側にある筋肉や筋膜、神経を包む膜や、血管などに原因があるのがほとんどです。
更にその原因は、から睡眠不足、冷え性、肩こり、精神的ストレス、食物アレルギー、目の疲労などが殆どですから、高血圧や心臓に持病抱えている人以外は、急を要するものではありません。
だからなお更、頭痛がするのを体質だと諦めて暗示をかけ、かばんの中に常に魔法薬のごとく鎮痛剤を忍ばせたりしているのでは?簡単に頭痛薬に頼る前に、首周辺、肩関節を回すなど簡単なストレッチを数分間試して様子を見てください!
「頭が痛い!といっても、その誘因や症状はいろいろです。
かぜや二日酔いによる頭痛、あるいは片頭痛のような慢性的な頭痛は、命に別状ありませんが、日常生活に支障が出るなどの困った頭痛です。
また、くも膜下出血や脳出血などによる突然の頭痛は、すぐに命取りとなるような危険な頭痛です。これらの頭痛の見分け方や対処の仕方などは簡単に学習しておいた方がよいと思ったのでご紹介しておきます。
そもそも日本人に「頭痛持ち」は多い?
日ごろから慢性頭痛に悩まされている人、いわゆる「頭痛もち」は日本人の3人に1人くらいとみられます。
慢性頭痛にもいろいろありますが、一番多いのが「緊張型頭痛」で、15歳以上の日本人の22.3%を占めます。次に「片頭痛」(8.4%)、さらに珍しいものとして「群発頭痛」があります。
いずれも命にかかわるものではありませんが、それぞれの頭痛では、痛みの起き方やそれを引き起こす誘因、自分で対処するためのセルフケアや薬の使い方などが違うので、注意が必要です。
「緊張型頭痛」の特徴
片頭痛の患者は女性の方が男性よりも3.6倍も多いです。
特に30歳代女性の約20%は片頭痛をもっています。
症状としては、ズキンズキンという拍動性の痛みが、頭の片側(ときには両側)に起こります。痛みの原因は、血管の周囲が神経原性炎症を起こしたり、血管が異常に拡張したりするためと考えられます。
発生頻度は月に1、2回ほどで、痛みは数時間から、長い人で3日間ほど続きます。
吐き気を伴い、光をまぶしく感じたり、音にも敏感になったりします。
片頭痛の患者さんの中には、生あくびが出たり、空腹感やイライラ感がつのりだしたり、「前もって頭痛が来るのがわかる」という人がいます。
また、頭痛の前兆として、目の前にキラキラした光が出現して視野がぼやける「閃輝暗点」という症状が現れる人もいます。さらに手足が麻痺する人もいます。
<対処法>
まずは、自分の片頭痛を起こす誘因をつかんでおくことです。
一般的な誘因としてはワインやチーズが有名ですが、他にも花粉による頭痛や芳香剤や整髪剤、香水等など患者さんによってさまざまなものがあります。
週末に頭が痛くなる人で、「寝過ぎ」が誘因と考えられる場合は、いつも通りに早目に起きることです。
外出時に片頭痛の起こる人は、車や人の流れ、騒音、まぶしさなどが誘因となりますので、サングラスをかけるとよいでしょう。
片頭痛の防止には、これらの誘因を避けることですが、頭痛が起きた場合は、できるだけ安静にすることです。暗い部屋に横たわり、眠ってしまうことが一番です。
その時の痛みをやわらげる方法は人それぞれで、痛む所を抑える・もむ、頭を冷やす・温めるなど、自分で楽になる方法を見つけることです。 冷やして、落ち着く人と、温めた方が楽になる人がいます。
また、生あくびや空腹感などの予兆があったときには、早めに薬を飲むことです。
命にかかわる「危ない頭痛」
突然の強烈な痛みや徐々に増強する痛み、手足の麻痺や言葉のもつれ、発熱などを伴った頭痛など、とにかく「これまでに経験したことのない頭痛」ならば即、救急車で脳神経外科を受診することです
毎年決まった時期にまとまって起こる頭痛で、「痛みの王様」と呼ばれるほど激しい痛みが特徴です。
いずれか片方の目の奥に、えぐるような激痛が起きて数十分から3時間ほど続き、痛い方の目から涙が出たり、充血したり、鼻水も出ることがあります。
こうした症状が1日に3〜4回、毎日のように出現し、これが1〜2カ月間も続くのですからたまりません。
痛みは夜中や明け方に起きることが多く、患者の10人中7、8人が男性です。
この頭痛も、頭の血管が過度に拡張することが1つの要因とみられ、さらに、生体の生理的なリズムを刻む「体内時計」の不調もかかわっているとの説もありますが、詳しくはわかっていません。
群発期に少量のお酒を飲んだだけでも発作が起きるので、期間中は控えることです。
また、痛みが起こると薬は効かないので、決まった時間に発作が起こる場合は、その前に血管収縮薬(工ルゴタミン)を予防的に飲むことです。
薬がないときは、深呼吸が有効な場合もあり、病院では100%濃度の酸素吸入で痛みを抑える措置をします。
この様に頭痛にも色々ありますが、ふだんの痛みと明らかに違うときには迷わず病院で診察を受けて下さい。
今日も明日も明後日も、活き活きしたせ生活を送れますように☆
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