2015年03月16日
自宅で簡単 温熱療法 パート2
東洋医学では、ヒトの身体は、気血水がスムーズに全身をめぐることで維持されてくるという基本的な考え方があります。
いのちのエネルギー(気)は、ヒトの全身に張り巡らされた経絡を通って、身体のすみずみにまで流れます。
この気の流れが滞ると経絡上に異変を知らせるサインが現れます。
それがツボです。 たとえが眼の疲れが手のツボで楽になるのも、手と眼の働きが経絡で繋がっているからです。
ですから、手や足のツボにお灸をするだけで全身の症状が改善されるのです。
私達の身体には、利き足と身体を支える軸足があり、その動きは左右対称ではありません。
実は、その歪みを筋肉の働きによってカバーしているので、無理な歩行若しくは、ランニングなど左右対称の動作を繰り返すと、歪みをカバーしている筋肉が悲鳴をあげ痛みとなってあらわれます。
お灸をすると、その温熱でツボが温まり筋肉の本来の働きが目覚めることで身体の歪みを修正しようとしてくれるので痛みが軽減されるのです。
ツボは、どうしたら見つけられるかですが基本的には、自らの手で探し当てます。
それには、少しツボに関する図鑑やブックを見て学習する必要があります。
そして、だいたいこの当たりだろうとするところを手や指で優しく触れると、凹んでいたり、軽い痛みを感じたり、カサつていたりするところが判るとおもいますがそこがツボとなります。
お灸は、基本的には、いつでもOKですがテレビを観ながらでも音楽を聴きながらでも一番リラックスできる時間が望ましいです。
入浴直後や食事直後、飲酒後、発熱時は全身の血行が良くなっておりお灸の効果がうすれたり、やけどになりやすいので避けた方が良いでしょう!
更に出来れば、毎日されるのが効果的です。 一日の2,3回に渡りするのもよし、一日1回でも良しです。
皮膚の弱い人は、水泡状の軽いやけどをおこす場合がありますのであまり我慢せず、そこから少しずらすとか取り除いても下さい。
汗など少し濡れている感じる部分は、拭き取ってから使用することもやけど防止になります。
目安は、心地よいと感じる程度がお灸療法です。 決して痛いのを我慢する療法ではありません。
初心者は、ニンニクをスライスしてその上にもぐさを一つまみ乗せ、線香などでつけてみましょう!
それが怖い人は、市販でせんねん灸などもありますし、今は火を使わないお灸(せんねん灸太陽)もあります。
更に手軽なのがお灸膏やロイヒつぼ膏、点温膏Kなどで温シップを小さく切ったものだと思っていただければ良いと思います。
パート3では、具体的にツボを紹介していきます。
あなたの健康を応援しております。
http://www.genkidou.biz
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