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健康トリビア１２

テーマ：「病は、腸から」

腸の構造や機能を知っておくことは、辛い病気から開放される近道となります。

専門家になる必要はありませんが、腸のことを知っておくと管理方法を理解して正しい食習慣にも役立ちます。

食物は、口から食道へ入り、胃を通過したあと、まずは小腸と呼ばれる、曲がりくねった長い官の中に入ります。　　
ここで全ての食物成分の約９０％が血液の中に吸収されます。　口から入った食物は、小腸に達するまでに、咀嚼と消化後の働きによって「びじゅう」という流動体に変わり更に細かな物質に分解します。

この一連の流れで、腸が健康なら、小腸の中では細菌の活動は殆どありませんが、大腸には、顕微鏡でしか見えない細菌が数え切れないほどいます。

大人の大腸で約100種類、１００兆個もの細菌がいます。
これは、地球上にすむ人間の総数、約55億人と比較すると如何に多いのかがご理解頂けると思います。

それでも、大腸内には、善玉菌を中心に栄養素を摂取する上で重要な役割を演じています。

特には、便の一部を消化することで貴重な栄養素を合成することでビタミンＫ及びビタミンＢ複合体の一部を作ってくれています。

食物には、この大腸にとって必要とされる善玉菌の繁殖を助けるものと壊すものが存在します。

肉類も食べ過ぎるとこの善玉菌を壊すと言われていますし、コーヒーは他の類を見ないほど善玉菌を破壊すると言われていますし、煮過ぎたり、焼き過ぎたりした食物も善玉菌には、悪い影響を与えます。

特に、タバコなどのように、自然に逆らった食べ物は身体のなかに入れてはいけません。

大自然の意志に逆らうのは、やはり自殺行為ですね

それから、精製された白砂糖も、身体から大切な物質を奪っていきます。白砂糖は、一旦体内に摂取されると、体内の栄養物の「預金口座」から勝手にエネルギーと代謝物質を引き出してしまうのです。

あきれたことに返礼には何も与えません。　実際、砂糖を除去するには、予想以上に多くのものを必要とします。

細菌活動で生じる副産物はインドール、スカトール、硫化水素、脂肪酸、メタンガス、二酸化炭素などさまざまあり、それらの物質の中から有毒で非常に臭いものが便となり排出されます。

便の茶色は、肝臓から出る胆汁の色です。ですから便の色が白っぽいときは、胆汁の分泌の消化力に問題があるということになりますし、黒の時は、医師に相談しましょう！

水様便つまり下痢は、下剤の飲み過ぎ、神経性ストレス、細菌感染、また腸内に有毒と見なされた物質を吐き出すために起ります。

バランスの取れた食物繊維質を豊富に腹八分目を目安に摂取し、規則正しい生活にして、腸をちゃんと管理できれば、多くの病気の改善に必ず効果が出てきます。

腸を壊すことは万病下だと言うことを認識しましょう！