2014年09月25日
509. 佐藤可士和 農園・子育て・整理・脳年齢 「いっぷく!」
「ご無沙汰しております」と国分さん。「以前トーク番組でゲストに出てもらったんですけれども…。そのときから印象がカチッとしている」「スタイルがきれいなんですよ」
「靴から何からきれいですよ」と岩下さん。
1965年2月11日生まれ、49歳。東京都出身。
家族 妻・息子(小学2年)
肩書のアートディレクターとは「企業のデザイン、ロゴ、そういった見えるものの、ビジュアルの総監督」。
ユニクロ、ツタヤ、セブンイレブン等、佐藤さんの手になるロゴ・デザインは私たちの日常に溶け込んでいます。どれも「すごく長い時間をかけて」生み出したものだそうです。
クリエイティブ・ディレクターというのは、「そのプロジェクトの全部の監督みたいなものなので…」「アートディレクターもコピーライターもいて、それの全部の監督です」「グラフィックデザイナーになってアートディレクターになって、クリエイティブディレクターになっていくという…」
委託された会社のことを知るにはすごく時間がかかるそうです。「すごくプレッシャーはある…」
ここで岩下さんが佐藤さんに要望を出しました。セブンイレブンの買い物袋を改善してほしいと…。
「ぜひやらせていただきます」と佐藤さん。
「すっごいクレーマー、いましたね」と国分さん。(爆笑)
休日は農園で子育て
佐藤さんが現在ハマっているのが、野菜の栽培。
「貸しファームみたいなのがあることを友人から聞いて、見に行ったらすごく良かったので、入ったんですよ」と佐藤さん。「行きたいときだけ行って、行かないときはやっといてくれる。これなら続けられるな、と…。」
5坪借りるのに1か月6,000円くらいだそうです。
「5坪もあれば十分です。ぼく、10坪借りてるんですけど、ニンジンなんかいっぱいとれて…。とても自分だけじゃ食べきれない」
夏野菜・冬野菜と、1年に2回作るそうです。抜きたての野菜は美味しく、お子さんはニンジンや大根が食べられるようになったのだとか。
意外なことは「カブが土から半分出てて、『大きなカブ』はウソだなあ、と思って…」
妻に家事ハラスメント
「ハラスメント」とは穏やかではないですが。
「ぼく、すごく整理好きで、妻もいろいろやってるんですけど、『タオルのたたみ方、こういうほうがいいんじゃない?』とか…」
「奥さんの反応はどうですか?」
「奥さんは別に汚い好きじゃないんです…。どちらかと言うと普通だと思うんですけれど…。ぼくにいろいろ言われてムカついていると思うんですけれど、結果が圧倒的に良いので…」(笑)
きれい好きになったきっかけは小3のとき。
クラスにガキ大将がいて、体が大きく、スポーツが得意で、勉強はできない。その子の家に行ったときに、部屋が「ものすごくきれい」で「ビシッと片付いていたんです」。
「教科書が背の高い順に並んでいて、おもちゃもきれいにそろってて…」「すごいショックを受けたんです。すごくカッコよく見えたんです」
それから整理するようになり、だんだん楽しくなってきたと…。
「整理整頓はエンターテインメントです」名言が出ましたね。「置き場所を決める…。定位置を」
49歳、脳年齢は25歳
体の年齢を人間ドックで調べたところ、脳年齢がなんと25歳程度であることが判明したそうです。佐藤さんはなんだか嬉しそうです。クリエイティブなお仕事ですから脳は若いほうがいいですよね。
ここで食生活の重要性も…。アレルギーにはすぐに発症するものと、遅れて発症するものがあって、後者の場合、気づかないことも多いのだとか。
「ぼくの場合、卵アレルギーと牛乳アレルギーがあって、やめたらすごく体調がよくなって」
私(よしろう)は佐藤さんの整理された事務所の写真を以前拝見して、「よし!自分も」と思ったものの、あそこまではなかなか…、この人のアートがすっきりと洗練されているのは整理好きと繋がっていると思います。
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