2014年05月05日
466. 齋藤孝A 授業・お気に入りの絵本・安住紳一郎 「いっぷく!」
1960年10月31日生まれ。53歳。静岡県・静岡市出身。著書「声に出して読みたい日本語」シリーズが累計280万部のベストセラー。4月から朝の情報番組「あさチャン!」の司会もしています。
「朝は早いですか?」と国分さん。
「でも、だいぶ慣れましたね」と齋藤さん。毎晩10時に寝て、早朝4時に起きるという生活だそうです。大学の授業も月〜金とありますが午後なので大丈夫だとか。
15秒で話す
「ぷく袋」から出てきたのはストップウォッチ。
「ぼくは20年以上、大学の授業でストップウォッチを使っているんですよ」「ぼくは秒刻みで学生に『じゃあ、30秒で考えて、15秒で発表して…』って言ってるんです…。そうすると、頭がテキパキ働くようになります」
「えーと」とか「あの…」という前置きが無くなるそうです。
そして15秒で話すトレーニングを実践することに…。国分さん、岩下さん、NEWSの増田さんの3人です。
「最初に言いたいことを言って、優先順位の高いものから詰め込んでいくというのがポイントです」と齋藤先生。
いつもとは違う緊張感が漂います。
「『いっぷく!』の緩やかな雰囲気をぶち壊して…」とすまなさそうに齋藤さんが言うと、拍手と笑いが…。
お題は次の3つ。どれか1つを選択します。
@すごいと思うことを挙げ、理由も述べよ。
A座右の銘を挙げ、理由も述べよ。
B自分の長所を挙げ、理由も述べよ。
国分さんの15秒スピーチ
「信じられないくらい緊張してる!」と言いながら国分さんがチャレンジ。お題@を選択してスタート。
「はい、私、国分太一はですね、今まですべての夢が叶ってきています。それはまあ、自分分析すると、いろんな人に自分の夢を言ってるからこそ、その人たちが叶えてくれてるんじゃないかな、と思っています」
ジャスト15秒!
「よっしゃあ!」とガッツポーズをする国分さん。「ピッタリ納まってうまい!」と齋藤さん。
次の岩下さんは途中でタイムアウト。「いつも無駄話しかしてませんので、いきなり本質言うのが不得意なんです」と岩下さん。
「岩下さんはそのままでいいんです」と齋藤さん。確かにその人の持ち味というのがありますからね。
増田さんは自分の長所は積極性だと「ぐいぐい」という擬態語を2回も使って強調。終わると拍手が…。
「上手です。ぐいぐいを2回入れるのも良い」と齋藤さん。
ここで国分さんが「齋藤先生にもやっていただいて」と提案。「打ち合わせには無かったですよね」と言いながら、Aを選択してスタート。
「はい、座右の銘はね、『一以て(いつもって)これを貫く』という、これは論語の言葉で、一つのものによって自分は貫かれているんだという意味なんですね。私、小学校4年のときに、日本は危ない、加工貿易だということを聞いて、日本を何とか良くしようという一心で貫いて、今ここにいます!」
ジャスト15秒!情報量がすごい。
「すごい!そりゃあ、『あさチャン!』やるよ」と国分さん。(笑いと拍手)
「これをやると子どもも頭がシャキシャキする」と齋藤さん。新聞の切り抜きを利用して、15秒で要約させるというのも行なっているとか。
齋藤さんおススメの絵本
「絵本というのは音読していくと、イメージも広がるし、いいですよね」と音読に向いた絵本を齋藤さんが3冊紹介。
@「ギルガメシュ王ものがたり」全3冊
「世界最古の物語」と齋藤さん。「人はなぜ生きるのかが描かれている」
「愛敬のある物語」と齋藤さん。
「こういうのを音読すると、シャキシャキします」齋藤さん監修の絵本。
愛弟子の安住紳一郎
齋藤さんは明治大学で安住紳一郎アナを教えたことがありました。
「非常に目立ってた」と齋藤さん。安住さんについては強烈な思い出があるそうです。「彼は国語の先生になるのかと思った」
現在、テレビ番組で一緒に仕事をすると、やはり天才を感じるとのこと。ここで桝田アナが語ります。
「先輩なので…。安住アナウンサー、天才でもあるんですけど、すごい努力家で、自分の反省をノートにまとめて書いているのが、もう何冊もあるんですよ。『すごいなあ』と思って…」
「ノートに書くと、自分を客観的に見つめられますし…」と齋藤さん。
「おもたせ」は
「あらしお 塩あめ」(1袋 150円) あらしお (静岡県・静岡市)
釜で丹念にたき上げたあら塩を使用して作られた飴。優しく丸みのある味が特長だそうです。
「おいしいのはすごく分かるんですけど、何かテンションが上がらないと言うか…」と国分さん。(笑)
「見た目が地味ですが、大変伝統のあるお菓子で…」と齋藤さん。
齋藤孝さんは、好きなものや好きな人への感情移入が大変強い方のような気がします。安住アナのことを語るときの口調が本当に愛情に満ちています。
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