2014年01月22日
381. 西川きよし 粒あん・大家族・逆立ち健康法 「はなまるマーケット」
ともに1946年生まれの67歳。1967年に結婚。今年の9月で結婚生活47年になるそうです。
きよしさんは昨年芸能生活50年を迎え、その記念公演「コメディ 水戸黄門」を全国で行っているそうです。
2人が出会ったとき、ヘレンさんはすでに吉本新喜劇の看板女優。半年遅れで吉本に入ったきよしさんは「着ぐるみ専門」。
「クマ、ウマ、シカ…全部ぼくでした」ときよしさん。
「私は調教師(の役)でした」とヘレンさん。
「ムチでしばかれて」ときよしさん。
「その2人がご結婚…」と薬丸さん。
「縁て不思議ですね」ときよしさん。
「今朝のおめざ」は
「冨もなか 求肥入り」(15個入り 2,730円) 山堂 新大阪店 (大阪市)
北海道・十勝産小豆を使った粒あんと柔らかい求肥を包んだ上品な最中。
「なぜこれを?」
「何十年来、東京に来るときのお土産です。一番喜んでいただけるのは、米良美一さん…。持ってきて、自分も小豆が好きですから一緒にいただきたいんです」ときよしさん。
ヘレンさんは甘いものより辛いものがお好きだそうで。
最中の表面に「冨」と書かれてあります。
「小豆の中にお餅が入ってるんです…金もち…」ときよしさん。「冨って書いてある…冨の中にもち…金もち」と縁起が良いことを強調するきよしさん。
「そんなに甘くない…」と岡江さん。
「上品な最中…」といとうあさこさん。
「異常に粒あんが好きなんです」ときよしさん。
4世代家族
西川さんのお宅は、きよしさんのお母さん(91歳)を筆頭に孫まで同居の、4世代家族だそうです。
大家族だといろいろ大変だと思うのですが、「うちは皆仲がいい」と言い切るきよしさん。
「何かトラブルがあると、ぼくが裁判官になるんです。親が悪いと『親が悪い』、家内が悪いと『家内が悪い』」
ヘレンさん、すかさず「主人が悪ければ私が裁判官…」(笑)
「いい間、してますね」ときよしさん。
お孫さんは6人で、お孫さんからの手紙はきよしさんの宝物です。
「孫って可愛いもんですねえ…」ときよしさん。「疲れが取れますね…」
「私は一人っ子でしたので、主人の大家族に憧れて」とヘレンさん。「私のほうから『お嫁にもらってもらえませんか?』って…」
すかさずきよしさん「あんなにムチでしばいていたのに」
46年間の夫婦生活、ケンカは?
「私が原因になることはほとんどないんです」とヘレンさん。きよしさんの、若き日の過ち(?)を匂わせました。
「公開裁判や!」ときよしさん。(笑)
「次に行きましょ」と薬丸さんが言うと、「味方は薬丸さんだけや!」(笑)
30代は超多忙
1970年代後半、きよしさん30代のころ。レギュラーが週に14本、漫才の方は「2ヵ月で50日、舞台でした」。
「その間に(子どもの)運動会とかもちゃんと来てくれたんですよ…」とヘレンさん。
「やす・きよさんは一大ムーブメントを起こしましたね…」と薬丸さん。
故横やすしさんと西川きよしさんの漫才コンビ、通称「やす・きよ」の登場は、当時小学生だった私(よしろう)にも鮮烈でした。メガネのやすしさんと大きな目のきよしさん。畳みかけるような話術・スピード感、「お嫌いですか?お好きです」というギャグも生まれ、お笑い好きの小学生は、狂喜したものです。
実際にはその数年前、2人とも人生の岐路に直面していたそうなのです。
着ぐるみで頑張っていたきよしさんに、「一緒に漫才しよう」と声をかけたのはやすしさん。そのやすしさんは、「天才子ども漫才師」として名前を馳せるも、コンビが続かず、きよしさんとで5回目。きよしさんも、看板女優を取られた会社から様々なプレッシャーをかけられていたのだとか。
迷っていたきよしさんの背中を押したのはヘレンさんのひと言。
「芝居は先輩がいて、なかなか上にあがれない。漫才は15分間2人が主役、思い切ってやってみたら?」
ダメだったときのことも考えたそうです。
「もし漫才コンビ失敗したら、2人でだれも知らないところへ行きましょう…」とヘレンさんが言ったそうなのです。「どこ行くねん?」「北海道へ…」「北海道は吉本のテレビが流れてなかったですから…」
「アパートの2回の奥の部屋に住んでさんまを焼いて暮らそう…」かなりリアルに考えていたんですね。
「そんな細かいとこまで?」といとうあさこさん。
「『北海道でさんまはおかしいやろ!』って…」ときよしさん。「そのころさんまは安かったですから…。吉本のさんまは高いですけど」(笑)
2人の漫才を舞台に出していいものか、重役たちを前にしてのオーディションで2人は見事合格。快進撃が始まったのです。北海道行きを覚悟しての背水の陣でした。
「そういうのは家内のほうが太っ腹…」ときよしさん。勝利の女神は「ダメなら北海道!」と迫ったヘレンさん?
ファンを大切に
歩いているときや食事をしているときに、サインを求められたとき、きよしさんは、その方のご住所を書いてもらうそうです。
「あとからきちんと色紙に書いて、日本のどこにでも送らせていただきます」ときよしさん。
「休みの日はずっと色紙を書いています」とヘレンさん。
こういうところもきよしさんの息長い人気の秘密なんでしょうね。
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健康法は「三角倒立」
きよしさんがずっと続けている健康法に「逆立ち健康法」があります。
頭をつけての逆立ちを1回15秒から20秒、これを何回か繰り返すそうです。
「第2の心臓であるふくらはぎの血液を下げるんです…」「これをやると気持ちがいいんです」
そしてときおりヘレンさんのマッサージも受けて…。ヘレンさんはエステティシャンの資格を持ち、かつてはエステのお店も開業していました。
結婚生活46年で、芸能生活50年…本当にすごいですね。あやかりたいものです。これからもご活躍を…。
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