2014年01月13日
372. 宮根誠司 タモリの追っかけ・博多の人・大阪の人 「笑っていいとも!」
数ある花束の中で、ひときわ大きく目を引くのが幻冬舎社長の見城徹さんからのもの。
「初めまして」と宮根さん。「ぼく、学生時代にタモリさんのライブ、コンサートを見に行ってるんです」「ラジカル・ヒステリー・ツアー…」「ぼく、広島で見たんです。浪人生で、広島に見に行って、タモリさんがテレビではほとんどできない芸をやってらっしゃって…」
「やってました」とタモリさん。
会場でタモリさんは持ちネタの「4カ国親善麻雀」を伝授しようと盛んにレクチャーされてたそうです。
「ぼく、かなり追っかけでしたから…。オールナイトニッポンも聴いてました…」「オールナイトニッポンに耳くそをずっと送ってくるリスナーいませんでした?」
「そんなやついたんすか?」とタモリさん。
宮根さんによると、タモリさんは番組の中で「耳くその実況」をしていたそうなのです。
「あのころムチャクチャやってますからね…ラジオ」とタモリさん。それが面白かったのですが…。
「だからタモリさんがお昼の『いいとも』をやるって聞いて、ぼくら衝撃でしたよ」と宮根さん。
「江頭が『いいとも』を始めるみたいな衝撃なんです」とタモリさん。
「そうなんですよ」と宮根さん。「ひどかったですよ…」「一番危険なお笑いの方…」
「悪書追放運動とかね…」とタモリさん。「『君たち、エロ本とか見てたらダメだ、送ってきなさい』って…」(笑)
博多の人
宮根さんは、博多によく遊びに行くそうです。
「知り合いが多いので…」「疑問があって、大阪の人って、自分も含めて意外と人見知り…」「博多の人って、人見知りの壁を難なく超えてくるでしょ?」
これを聞いて喜ぶタモリさん。
「分かんないですね、博多出身のおれも驚く…」とタモリさん。「中州で飲んで歩いてたら、後ろからはがい締めにするやつがいる。」「『こらっ!』っていう…」
「おれはお前の先輩だ!」って言ってきたそうです。タモリさんが「小、中、高、どの先輩ですか?」と尋ねると、「博多の先輩!」(笑)「意味分かんない…」
宮根さんも、博多で飲んでいると、見知らぬ人から「なんしょう?お前」と話しかけられ、やたらと焼酎を勧められるのだとか。
博多の知人にお金を貸したのに、一向に返さない。でもよく電話をかけてきて、「宮根さん、テレビ見てると、最近疲れてる…」などと…。「その前に金返せ!」
「一つ言えるのは、よそ者が大好きなの」とタモリさん。「よそ者大好き…特に『東京から来た』って言うと、それだけでクラスのスターになれる」
飲みに行ってもすぐに友だちになるのだとか。
「接待に命を賭ける」とタモリさん。「接待に関して人に負けたくない…」
江戸時代より前から外国との付き合いがあるという歴史から、「もてなしの文化がある」とタモリさん。
大阪の人
博多の次は大阪の人が話題に…。
「挨拶が無い」と宮根さん。いきなり「どこ行くん?」と話しかけられ、「銀行ですけど」「何しに?」というやり取りがよく交わされるのだとか。
宮根さんが大阪のおばちゃんにインタビューしたときのこと。テーマは「安倍さんになって、景気は良くなったか、悪くなったか」。
「どっち欲しいん?」とその女性が聞いてきたとか。(笑)2通りの答えを聞いたら、どちらも実感を込めて答えてくれたそうです。
タモリさんが見かけた大阪の女性は、自転車の前と後ろのカゴに思いっきり荷物を積んで、背中にネギを差して運んでいたそうで…。(笑)
いやあ、後半は話し上手な2人が交わす比較文化論といった趣で、聞きごたえがありました。
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