2014年01月14日
373. とんねるず タモリさんに進路相談・「いいとも」のレギュラーに 「笑っていいとも!」
この日は「笑っていいとも!」の8000回記念ということで、オープニング曲がゴスペラーズのアカペラ。そして「テレフォンショッキング」がとんねるずという、スペシャルな感じで…。
とんねるずの2人が揃って出るのは、29年ぶり2回目らしいです。
「8000回、おめでとうございます」と2人。
2人は「笑っていいとも!」の前の番組「笑ってる場合ですよ!」でコントをしたとのこと。
「『アナウンサーと矢沢永吉』という題で…」と木梨さん。(笑)
「うっすらと覚えてるな…」とタモリさん。
ここで石橋さんが語り始めます。
「19歳…今から33年くらい前に『お笑いスター誕生』という番組に、タモリさんが審査員、ぼくたちは高校卒業したくらいで、それで2人で出たときに、素人が高校の部室でやってるようなことをテレビでやって、米丸師匠とか京唄子さん、鳳啓助さんとか…、ほとんどの皆さんに分かってもらえなかったんですが、タモリさんだけが『お前ら、何やってるか分からんけど、おもしろい…』」(笑)「この一言で…」
「それまで京唄子さんにコテンパンに怒られて…『起承転結が無い!』」と木梨さん。
「それは無い!」とタモリさん。「無いんだよ!」
「『何やってるのかは分からないけど、お前らはいい』って言ってくれたのが、今から33年前の、5月くらい…」と石橋さん。
「何やってるのか分からないから、直しようがない」とタモリさん。(笑)
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久しぶりの「パフォーマンス」
石橋さんは、今回出演するにあたって、スタッフからタモリさんの、かつてのパフォーマンスを記録したレコードをもらって聴いたそうです。
「タモリさんは、毎日司会ですけど、『演じる人』でしたから」と木梨さん。「今日はタモリ8000回スペシャルということで…」
有名な「4カ国麻雀」のリクエストがとんねるずから出ましたが、
「あれはできないね」とタモリさん。「練習しないとできない」(笑)「相当ダメになってる…。昔はうまかったよ…おれは!」(笑)
それでは、と、「生まれたての子馬をやって」と木梨さん。「何しに来たの?」とタモリさん。
なかなかやってくれないタモリさんに、とんねるずがかつてのネタを披露。「11PMのオープニング」。そして新沼謙治の顔真似。
ついに、タモリさんも応えます。バタンと倒れて、手足を振わせて、子馬の誕生を描いて見せました。(拍手)
「ハエとハイエナの違いを見せてくれませんか?」と木梨さん。
「ハエは形態模写だけど、ハイエナは違う」とタモリさん。「ハイエナは、こういう気持ちで歩いてるんじゃないか、という…」
そして、所在無げにうろつくハイエナを演じます。(拍手)ああ、ほんとに懐かしい!
「ハエもやるか」とタモリさん。ハエを演じるタモリさんの後ろで、その真似をする2人。
落ち着くと、「何しに来たの?」とタモリさん。(笑)「8000回だからって、何でもやるわけじゃない」
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タモリさんに進路を相談?
「あの時、審査員をやっていたタモリさんは、まだ33とか4くらい…」と石橋さん。
「この世界に30で入ったでしょ?」とタモリさん。「3年か4年のキャリアで、もう審査員やってた」(笑)「出てくる人、全部先輩…それを審査、ひどい話ですよ」(笑)
「ぼくらはタモリさんが面白いと言ってくれたので、『それじゃ、やるか』って…」と石橋さん。
「まだ決めてなかったの?」
「決めてなかった」と2人。
その後、2人はニッポン放送へ行って、タモリさんに聞いてみようとしたそうです。
「『おれらはタモリさんに気に入られたんだ』ってカン違いして」と木梨さん。(笑)
「田辺エージェンシーに入れてもらえるんだ…」と石橋さん。(笑)
「その前に『お笑いスタ誕』で帰るとき、『ぼくたち、お笑いでやっていけるでしょうか?』と言ってなかった?」
「言いました」と2人。
「それで『オールナイトに来るか?』という話で…」とタモリさん。
そして、2人はニッポン放送の廊下で、タモリさんの放送を聴きながら、番組が終わるのをひたすら待ったそうです。
「オールナイトが終わった3時、『じゃあ、お疲れ!』と、タモリさん、帰って…」(笑)
「懐かしいね!長い付き合いだね」とタモリさん。
オールナイトニッポンのあと、タモリさんが「厳しい世界だからやめといたら」と言ったら2人は止めていたのでしょうか、それとも…。
どちらにせよ、タモリさんが2人の背中を押したのは事実のようです。
この日の「テレフォンショッキング」はこの後もえんえん続き、2人が「『いいとも!』もあと2か月ちょっと、ぼくたちをレギュラーにしてください!」と懇願。「何でもしますから!」
「おれにその権限はない」と言いながら、「2か月ちょっとだからいいか」とタモリさんが了承。
このやり取りに、中居さんや設楽さんなどが堪らず乱入。渾然とした中で終わりました。
いやあ、やはり生番組って、ドキドキしますね。ある程度は打ち合わせがあるんでしょうけど、それを壊したいのが、とんねるずであり、タモリさんなわけで…。
「いいとも!」の持っていた原初的なエネルギーを彷彿とさせた8000回記念でした。
なに?これくらいのエネルギーが無ければ8000回は続かない?確かに!ある種、無茶苦茶だったから続いたという…。
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