2013年06月17日
191. 恵 俊彰 自宅で出産・厳しかった父親・子育て 「はなまるマーケット」
昨年12月に3男「暖真(はるま)」君が生まれた恵さんが、その誕生の経緯を語ります。本当に驚きました!
「今朝のおめざ」は
「歌舞伎座せんべい」(筒 950円) 南部せんべいの巖手屋(岩手県二戸市)
歌舞伎座の3色の色をイメージして作られたせんべいです。
「すごくおいしくて、お気に入りだったんです」「『ひるおび』でも紹介しました」「(3色のうち)特にりんごが美味しい」
「和風アップルパイですね」と薬丸さんがいうと、「さすがですねえ」と恵さん。「お使いください」「使います」
2人とも司会者だけあって、軽妙なやり取りが見事です。
自宅出産に付き添ったのは…
昨年12月に恵さんは4人の子持ちとなりました。
長男俊太くん(16歳)、次男楓徒(ふうと)くん(8歳)、長女愛結(あゆ)ちゃん(5歳)、そして昨年12月に生まれた三男の暖真(はるま)くんです。
その暖真くんの誕生がなかなかのドラマだったようで…。
その日は予定日のほぼ10日前。予約していた検診に8歳の楓徒くんと5歳の愛結ちゃんを連れて奥様は病院に行きました。
検診後、2人のお稽古ごとに行きましたが、どうもお腹の様子がおかしい。とりあえず自宅に戻ることにして帰宅。2階のお手洗いに行く途中に破水します。
ママは携帯電話を楓徒くんに渡して119番に電話をするように頼みますが、なかなか電話がつながりません。
ママが電話することにすると、「ぼく近所の人を呼んでくる」と外へ。
2階に残されたのは産気づいたママと、5歳の愛結ちゃん。でもさすが女の子、愛結ちゃんはちっとも怖がらず、出産したママに毛布を渡したそうです。
戻ってきた楓徒くん、2階に上がりたいけれど、赤ん坊の泣き声など、ただならぬ気配に、「ママ、行きたいけどこわい、ごめんね!」。
そこに救急車が到着し、楓徒くんは救急隊員を家へ案内します。「2階にいます」
へその緒がつながっている状態でママは救急車に乗り、病院へ。2人のお子さんも同乗します。
この一大事の最中、恵さんは何も知らず仕事でテレビ局にいました。そして携帯に着信が。
「産んじゃったの。ごめんなさい」恵さん、「?!」
「何なんだ?何が起きたんだ!?…コマーシャルはさみます?」と薬丸さんに確認する恵さん。いいなあ。
「いえ、2分おしてます。マキで」と薬丸さん。こちらも当意即妙。
「病院に間に合わなくて、家で産んだの…今は病院にいる」
奥さんと電話でのやり取りのあと、番組の打ち合わせに戻った恵さんですが、ほとんど馬耳東風だったとか。
病院に駆けつけて
仕事を終えて病院に駆け付けた恵さんに、「おそいよ、大変だったんだよ」と2人のお子さんが、口々に体験談を語ったそうです。
「8歳と5歳が、どうも上から目線で…」そりゃあ自分たちで乗り切ったんですからね。
「『こんなことになってたのに、おれは何も知らなかった』と自分を責めてしまって」
この時点でまだ、何も知らない家族がいます。部活で家にいなかった長男です。
恵さんは携帯で長男に事情を説明。そして頼みごとをします。
「お兄ちゃんしかいない。えらいことになってると思う。お兄ちゃん、自宅にもどって掃除してくれ。そして何か感じてくれ」
ことの重大さを知った長男は帰宅し、掃除をしたそうです。「廊下とか、大変になっているのを見て、分かったんじゃないかと…」
この時に長男に事情を説明し、助けてほしいということと、ここから学んでほしいという思いを伝えた恵さんは立派ではないでしょうか。
さて、落ち着いた後、8歳と5歳の兄妹は、家にいなかったお父さんとお兄さんを、改めて上から目線で見るようになったとか。「立場が逆転して」
どこの家でも赤ちゃんはアイドルですが、恵家では下の2人がことのほか、暖真くんを可愛がっているようです。
「自分たちが(生まれるときに)立ち合っているので違うんですよね」
糸への感謝
九州(鹿児島)に住む恵さんのご両親のお気に入りは長女の愛結ちゃんだそうです。
名前に秘密があります。
恵さんのお父さんは大島紬を作っています。
恵家の跡取り息子だった恵さんは、ご両親の思いに反し、芸能の世界に進みます。
「ぼくは仕事を継がなかったので大島紬の恵家は終わってしまう…『感謝の気持ちを表さなきゃなあ』と思って(名前の)字に糸へんを付けて…」
「メチャメチャ厳しい両親だったのにデレデレですよ」
厳しかったお父さんが激変したのが恵さんには驚きだったようです。
お父さんの真実
職人気質であまり喋らず威厳のあったお父さんの、他の1面も恵さんは知りました。
それはお父さんが膝を痛め、東京で手術を受けることになったときのこと。お父さんの生活の場は九州ということで、東京での入院生活にお父さんは寂しさを感じていたそうです。
「自分が行かないと」という思いで、恵さんがお父さんの病室にお見舞いに行くと人がいます。
「うちの息子、テレビに出てる。サインしなさい」と恵さんはお父さんに言われるままにその人にサインしました。
次の日に病室を訪れると、4人の人がいたそうです。
「そのうち、病室が満員に…けっこう楽しくやってる」
そして恵さんが感じたのは、「親子で暮らしていた時は会話がなかったが、本当は喋り好きなのかなあ」ということでした。「跡取り息子を厳しく鍛えないと」という思いがお父さんの中に強くあって、厳しいお父さんというイメージを自ら作り上げていたのかもしれませんね。
子育て本
子どもであった自分が結婚し、4人の子持ちになった今、恵さんは心境を本にまとめました。
「親父の役目 四人目が生まれて思うこと」マガジンハウス
この本を書くきっかけは、楓徒くんの学校の同じクラスの保護者の方にマガジンハウスの人がいて、「書いてみませんか?」と持ち掛けられてことだったとか。
同窓会
毎年高校時代の仲間と1年に2,3回同窓会を開くそうです。
「『今回はなまるに出るんで、何か写真送ってよ』って言ったらすごく送ってきました。
48歳の恵さんが16歳に戻る瞬間だそうです。
それにしても16歳を筆頭に子どもが4人…まだまだ頑張らないといけない恵さんです。
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