2015年03月23日
566. 山田邦子@ 乳がん・女子校のスター 「サワコの朝」
「唯一でしょうかね。日本で天下を取った女芸人としての、いまだかつてない記録を保持している方でございます。」とアガワさん。
「いやー、嬉しいです」と山田邦子さん。2007年、2人が共演した医療番組で山田さんの乳がんが発覚。
「こんなに元気になりましたけど」と山田さん。
「よかったですね」とアガワさん。
そして「大丈夫ですか?」と山田さん。「大丈夫です」とアガワさん。「おかしいですね?乳がんは美人がなるんです」と山田さん。
1960年生まれ54歳。東京都出身。大学在学中に素人のオーディション番組で注目を浴び、芸能界デビュー。
21歳で伝説のお笑い番組「オレたちひょうきん族」に出演。ブレイクします。
27歳から「好きなタレント・ランキング」に8年連続第一位。「最も成功した女性芸人」と言われました。
医療番組でがんが発覚
46歳の時、乳がんが分かったのはビートたけしさんの番組の中ででした。
「『あれ?しこりあるな』と思ったけど、今言ったところで…」番組中ですからね。
番組が終わった後、病院に行き、乳がんが見つかりました。それも3カ所。
「たけしさんに生き延びさせてもらったんだな、と思って」と山田さん。「出たおかげでしたよ…」「手術やって、放射線やって、終わり…。」
「再発は?」
「もう8年経ったので」と山田さん。
今はがんの経験を伝えるために全国で講演を行っています。「ほとんど、スタンダップコメディーですけどね」(笑)「乳がんの患者さん、お友達、全国にたくさんできたの。」
「美人ばかりなの、ほんとに。」と山田さん。「日本人の14人に1人ですよ。だから、あんまりがっくりしててもね…。14人に1人だから。前向きに、どんどん進んでいきましょう」
「乳がんを見つけるには検診しかない」と山田さん。
そして笑うことの大切さを力説。「笑ったり、大きな声で歌ったりする人っていうのは、がんをパンとはねのけちゃう」「がんはショボーンとしてる人が大好きですから」
「そういう話し方、講演がもう出来上がってる」とアガワさん。
ご主人は動揺するタイプなので、報告するのに気を使ったとか。
「どんどん痩せちゃって…」と山田さん。「先にこの人、死ぬのかな…」(笑)「男の人の方が、優しい人、多いですね…、女やっぱり、どーんとしてるんで」
病を得て発見したことも多かったそうです。
「『毎日病院に行くんだから』と、友人に電車やバスに乗る事を勧められました。そして窓から眺める風景…。楽しいですね。『ここにお煎餅屋さんがあったんだ』とか…」
人に優しくなったそうです。
「『頑張んなよ』とか、よく言ってたんですけど、『頑張れる範囲で、人間て頑張ってたんだな』って…」
仕事で冴えない人を見ると「頑張ってないからだ」と思っていたそうです。
女子校のスーパースター
10歳のときに、「妖怪に呼び止められて、何かようかい」というギャグを考え、言ったところ、バカ受けしたそうです。
女子校に進学し、先生の物真似やピンクレディーの物真似をして、女子校のスーパースターになりました.
中・高合わせて2,400人の前で受けていたので、小ホールでのライブは「ちょろいなと思いました」(笑)
素人参加のイベントにどんどん参加。少しずつ芸能界に近づいていきます。
続きは次回に。
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