2013年05月09日
152. 福田彩乃 派遣・リーマンショック・アミューズのオーディション・関根勤 「サワコの朝」
綾瀬はるか、天海祐希、長澤まさみなどの女優から鶏、馬などの生き物までをカバーします。
記憶の中で今もきらめく曲
「記憶の中で今もきらめく曲」は
「WINDING ROAD」 絢香×コブクロ 。
「どうしてこの曲を?」
福田さん、この曲を聴きながら、芸能界に入るために上京してきたそうです。この曲の「歌詞に自分の未来を重ねて」いたのです。
「曲がりくねった道の先に 待っている幾つもの小さな光」で始まりますが、福田さんにとっての「曲がりくねった道」とは何だったのでしょうか?
派遣そしてリーマンショック
福田さんは高卒後、近所のスーパーの精肉店でアルバイトを始めます。1年後エステティシャンに。その後、派遣OLとして、大手自動車メーカーで働きます。
そして2008年、リーマンショックが世界中を襲います。日本の、福田さんの働いていた会社も大きな影響を受けました。
「リストラされた人が周りにいたんですが…」「たぶん自分は大丈夫だろうって思ってて」「でも『あと1カ月です』って言われて」
「どうでしたか?」
「泣きましたね…。『無理です、仕事無くなったら無理です』って」
職を失った後、ハローワークに行きましたが、
「ハローワークがバーゲンみたいだった…すごい人で」職を失った人が大量に生まれたのですね。本当に大変な出来事でした。
オーディションに合格
パソコンでも仕事を探せる時代。福田さんは友人と一緒にパソコンで仕事を探しているときに、偶然今の所属事務所(アミューズ)のオーディションを見つけたのです。
「『やってみたら』って友だちが言ってくれて…」
「芸能界って怖くなかったですか?」
「怖いよりも一刻も早く仕事したい」「成人しているのに仕事がないのは恥ずかしい」「『芸能界に就職できたら』って」「『早く働かないと』と思って…」
オーディションでは柳原可奈子や友近のキャサリンの真似などをします。そして3万人の中から選ばれます。福田さん、見事芸能界に「就職」できたのです。「小さな光」が見えました。
「親の反対は?」
「母が同じ事務所の福山さんの大ファンで…」なるほど。
チケット販売の旅
上京したものの、すぐに希望の仕事につけるほど甘くありません。
与えられた仕事は同じ事務所の岸谷五朗さんの監督作品「キラー・ヴァージンロード」のチケットを47都道府県、行脚しながら売ることでした。
「どういうふうに売ったの?」
スーパーや駐車場など、人の集まっている場所に行って「ものまねがおもしろかったらチケットを買ってください」とやったそうです。
1枚売れば300円のキックバックでした。
「それで旅費や宿泊代にして…」「『電波少年』みたいですね」とサワコさん。
「結局772枚売りました」「地元が1番多く売れました」「勤めていた自動車メーカーの前でも売りました。知ってる人がたくさんいて…」
そりゃ、この人は成功します。これだけ根性があって、この美貌ですから…。
「あれがあったからいろいろ乗り越えられたと…」
女優さんの物まねがしたい
「物まねをする対象は?」
「こだわっているのは女優さんをやりたいなと」
「なんで女優さん?」
「女優さんが好きなんです」「子どものころからドラマっ子でずっと見てて…こんな女性になれたらいいなという妄想があって」
竹内結子や綾瀬はるか、長澤まさみなど、憧れの女優さんです。
「長澤まさみさん、怒らない?」「怒られたことはないです…会ってないですけど」
関根勤からの激励
勇気づけられたのは関根勤さんだったそうです。
「数回しかテレビに出てない時に、『君、滝川クリステルの真似なんかするんだね、いいよね、おもしろいね、そのまま走り続けて』って言われて」「うれしかったです。このやり方で間違ってないんだって思って」
将来の夢は結婚、そして子どもを5人くらい産むことだそうです。サワコさんにそんなことを言っていいのかな、とふと思ったのですが、笑顔でかわすサワコさんでした。超越してますね。
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