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2015年06月10日
590. 大杉漣A 徳島ヴォルティス 「 巷の噺」
サッカーが好きでアマチュアチームに所属しているそうです。
「サッカーをしているときは仕事の話は一切しないですからね」と大杉さん。
「勝村(政信)さんとかのチームですか?」と鶴瓶さん。
「いや、勝村さんのチームは強いんですよ」と大杉さん。「おそらく東京都のリーグに入っても、いいとこいくんじゃないかと言う位強いですよ」「Jリーグの方とか、結構な方がいるんですよね」
大杉さんのチームは、40代から60代の、サッカーが好きな人だけが集まっているそうです。
「それでももう24年やってますからね」
サッカー場は少ないので、思うように試合ができないのが悩みだとか。
東京オリンピックやメキシコオリンピックで活躍した釜本さんや杉山さんに憧れて、サッカーに興味を持った世代です。
「サッカー見ると熱くなるんですよ」と大杉さん。故郷の徳島には「徳島ヴォルティス」がありますが。
「オフになると、大塚のスタジアムまで見にいくんです、鳴門の。行ったときにね、声が出てしまうんですよ。『何しとんねん!コラー!』もう、イラつくわけよ、負けてばっかりだから。それも愛情ですよ」
サッカー仲間は大杉さんが大声を出すのを止めるそうです。「声、通りますからね」(笑)「本心なんですよ、難しいんです、サジ加減が」
「死ね!は1番の愛情表現ですからね、大阪人の」と鶴瓶さん。過激になってきましたね。
「徳島ヴォルティス、今17位ですよ!J2で」と大杉さん。「この間、J1やったんです、1年」
「どうすんの?上がってこられへんやん?」と鶴瓶さん。
「上がってほしいですよ、できる限り僕も…」と大杉さん。
「上がってきますの?」
「今の状態だと、ちょっと難しいですね」
「何が足らんのん?」と鶴瓶さん。
「…人が良いんですかね!」と大杉さん。(笑)「勝負に人の良さ、出さないでほしいんですけど」
ひいきチームが思うように勝ってくれないいらだたしさ、私(よしろう)もよく分かります。私のひいきチームもJリーグ発足当時は本当に弱くて、Jリーグのお荷物と呼ばれたものです。弱いチームなのに、どういうわけか競技場に行くと勝ってくれて、それで応援を続けてきたわけですが。
それが去年は3冠…。隔世の感があります。徳島ヴォルティスも大杉さんたちの声援で強くなりますように!
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2015年06月09日
589. 米倉斉加年 お気に入りの天せいろ 「サラメシ」
60歳を過ぎて東京・世田谷に居を構えた米倉さん。自宅近くに米倉さんの大好きなそば屋がありました。米倉さんはもっぱら出前派だったそうですが。
「そば処 福室庵」
「天せいろが大好きだというので、もうまず8割がた、8割以上かもしれないですけれど、ほとんど天せいろですよね」と店主の福室克己さん。
そばは2種類をブレンド。香りと喉越しにこだわっているのだとか。天ぷらは季節の野菜に海老、キスが定番。
月に幾度となく出前。バイクの音を待ちわびた米倉さん。リビングののテーブルで、家族や仲間と賑やかに味わうのが好きだったとか…。
俳優・演出家・作家・画家と、米倉斉加年さんの旺盛な創作活動を支えたのは、家族や仲間たちとの交流と、このおそばだったのかも知れませんね。
この蕎麦屋さんのHPはこちらです。http://www.fukumuroan.com/
588. 安藤美姫A 横浜・みなとみらい・オススメ店・フクロウカフェ 「にじいろジーン」
ぐっさんとの待ち合わせは神奈川県・横浜市・みなとみらい。
「どうして横浜なんですか?」とぐっさん。
「よくみなとみらいに来る、ということもあるんですが、ちょっと新しい所も行ってみたいなと思いまして」と安藤さん。「海のほうにはけっこう行くんですけど、このMARK IS っていう新しいビル、2年前くらいに出来た所には、まだ行ったことがなくて」「美味しいものがあるって嗅ぎつけまして」(笑)
みなとみらい・気になるお店
「MARK IS みなとみらい」地下の食品街には横浜の名店を初め、魅力的な店が並んでいます。
「濱うさぎ」横浜発祥の創作和菓子の店。
「杏仁豆腐大好きです!」と叫ぶ安藤さん。「いちご白玉も…」「どうしますか?」とぐっさんに尋ねる安藤さん。「杏仁豆腐にはうるさいんですよ」と安藤さん。本当にうるさい(失礼)安藤さんです。
安藤さんはサラッとした杏仁豆腐より濃厚な食感の杏仁豆腐がお好みだそうで…。
「杏仁豆腐」(320円 税込)安藤さんは迷った末、これに。「濃厚でした」
「黒蜜わらび餅」(259円)ぐっさんが選びました。
「わらび餅、大好きなんです」とぐっさん。
「(私も)大好きです」安藤さん。
「安藤さんの20倍好きなんです」ぐっさん。目が真剣です。子供やがな、ほんまに…。
「酢重正之商店」お味噌の専門店です。
「赤みそが好きなんで」と安藤さん。「名古屋(出身)なので味噌はけっこう」
「鮭のゆず味噌漬け」(1個290円 税込) 味噌を使ったおむすび。イートインスペースで味わう2人。
「美味しい」とぐっさん。「握り具合が!」と安藤さん。美味しい!を連発する安藤さん。
「五嘉茶 OGADA」韓国で人気のカフェ。美容と健康をテーマに料理やドリンクを提供しているお店だそうです。
「ちょっと太り気味なんで」と安藤さん。「めちゃめちゃデブデブ言われるんで」
「麗茶(りょちゃ)」を薦める店員さん。
ぐっさんが飲んだのは「呼茶(ほちゃ)」梨と生姜のお茶です。
「解茶(へちゃ)」安藤さんが飲んだお茶。なつめのお茶だとか。どちらも一杯540円。(税込)
「薬膳の感じですね」とぐっさん。
現在はプロスケーターとして活躍する安藤さん。5年間アメリカで練習していたので日本では練習場所に苦労するのだとか。
横浜中華街・行きつけのお店
次に向かったのは横浜中華街。行きつけのお店があるそうです。
「謝甜記(しゃてんき)貳号店(にごうてん)」中国粥の専門店。
テレビでこの店のことを知った安藤さん。もともとお粥が好きだったのですが、このお店の粥を食べて「衝撃を受けた」そうです。「いくらでも食べれる、みたいな」
「野菜粥」(740円 税込) 「メッチャ美味しいですよ」と安藤さんが嬉しそうに。
「ああもう天国!」と安藤さん。「まだ食べてませんやん」とぐっさん。「全国に広めたい」と安藤さん。
「梅みそ付き鶏の唐揚げ」(4本900円) 安藤さんのもう一つのおススメ。
安藤さんは2013年4月に長女を出産。仕事と子育てを両立させています。
「もし娘が『(スケート)やりたいって言ったら幸せです」と安藤さん。「娘にとって(自分が)輝いて見えたのかなって思えるので…」
鶏が好きで・フクロウカフェ
「鳥が好きで」と手を翼のように上下する安藤さん。
「フクロウに会える店 ふわふわ」(1時間 1,500円 ワンドリンク付き 税込)
店内には約20羽のフクロウがいるそうです。フクロウに触り、そして頭に乗せる安藤さん。とても嬉しそうで…。「幸せですね」
ぐっさんもフクロウを頭に乗せますが、「このまま僕、空に連れていかれないですね」と神妙な表情。
フクロウを頭に乗せて本当に嬉しそうな安藤さんと微妙な感じのぐっさんでした。
フクロウカフェのブログはこちらです。http://ameblo.jp/fuwafuwafukurou/
2015年06月08日
587. 野村萬斎A ロックバンド・黒澤明との出会い・狂言の伝統 「サワコの朝」
狂言師の家に生まれ、4人兄弟の唯一の男子。姉と妹に挟まれ、家を継ぐ重圧を感じながら幼少期を過ごしました。
「稽古が終わらないです」と野村さん。「出来るようになるまで稽古が終わらない」
「嫌いになりませんか?」と阿川さん。
「泣いているどころではない」「とにかく必死になってやらないと終わらない」「辞めた!やりたくない!って逃げだしゃいいんでしょうけど、そうすると、『多分親子の関係は切られるんだろうな』っていうプレッシャーは感じてましたですね」
帰宅してお父さんの靴があると「奈落の底に落とされたような…」。
野村さん自身は、狂言よりもバンドやバスケットに惹かれていたそうです。ただ、それほどギターが上手いわけでもなく、背も高くはない…。
黒澤明との出会い
マイケルジャクソンに憧れた17歳の時に、野村さんは「三番叟」という舞踊曲を舞い、「これはマイケルに対抗できる唯一の僕らのダンスではないか」と感じたそうです。「これはカッコいい」
その「三番叟」の写真が黒澤明監督の目に留まり、映画「乱」への出演が決まります。黒澤監督からは「狂言の表現を使って演じてください」という指示。
「今まで自分がプログラミングされていたことが表現に繋がるんだ、ということが…。回路が繋がるというか…」
自分が嫌がりながらも受けてきた修業の成果を、黒澤明は求めていたのです。
また祖父の演技が世界的に評価されていることも知り、「世界に通じるんだ、と」
狂言の本質はモノマネ
お能も狂言も本質はモノマネにある、と野村さん。
「お能と狂言は一卵性双生児みたいなものですけれども、狂言はモノマネの対象が日常的・一般な方なんですけれども、お能は、どちらかというと、平家物語とか源氏物語、ロングセラーの(笑)、みんなが知っている人が出てくるものに典拠を求めてる…」
確かに狂言は「この辺りの者でござる」から始まります。あれは一般人を真似していると。
3歳から始まる狂言師の修業、最初に演じるのは猿の役だとか。
様々な型が身につくまで何度も練習する。たとえば「泣く」を練習するとなると「朝から晩までひたすら泣き続ける」(笑)
同じ道を歩む息子
NHKの朝ドラ「あぐり」で有名になったのは31歳のとき。NHKとは縁があって、現在は「にほんごであそぼ」という番組で長男の裕基くんと共演しています。
裕基くんは小学校の低学年のころ、萬斎さんに「どうして狂言をやらなくちゃいけないの?」と率直に聞いてきたそうです。「僕も分からない」と答えた萬斎さん。(笑)「僕はそれにずっと悩んでいたので…」
自分の中に埋め込まれた狂言師としてのチップを他と違うものとして証明するためには狂言師として生きていくしかない、という野村さん。
「自分がチップを息子に埋め込むことになったとき、自分にとってはショックでしたね、息子に本当にやらせていいのかどうか、自分も苦しんだので…」ただ「(息子が)自分でやろうという気にならなければ難しいんじゃないですかね、芸が許さないですから…」
型を叩きこむことはできる、ただそこから先は自分の意志、ということでしょうか…。
最新の舞台「敦ー山月記・名人伝ー」ではお父さんの万作さんも出演。演出も行う萬斎さんがお父さんに演技を指示します。
世襲制の芸能がなぜ、現在も命脈を保っていられるのか、私は素朴な疑問をもっていたのですが、受け継がれたDNAと長年に渡る稽古、そして覚醒してからの情熱、ということでしょうか…。
2015年06月07日
586. 鈴木京香 父の愛・辛かった朝ドラヒロイン 「徹子の部屋」
「お父様はどういう方だったの?」と徹子さん。この質問の前には、お父さんが結婚前にお母さんに送ったラブレターの話があったのですが。
「父は…」と言って微笑む鈴木さん。「ふざける人でした」過去形なのはすでに他界されているからです。
「子供たちの前でも、大人同士の集まりでも中心になって、楽しいことを喋る人でした。目立ちたがり屋」(笑)
PTAの役員なども大喜びで務めていたそうです。行事の際の挨拶では「オジさんのギャグをいっぱい盛り込んで…」「その当時は本当に恥ずかしかった…」
「でも、あなたがモデルになるときにはとっても反対なさったんですって」と徹子さん。
「母は認めてくれてたんですけど、父は最後までOKと言わなかったんですよね」と鈴木さん。「目立つことが好きな、楽しい父なのに、なぜ私はいけないのかと思いましたけれど…。心配だったんでしょう」
そのお父さんが変わったのは、NHKの朝のテレビ小説への出演が決まってからだそうです。「君の名は」鈴木さんがヒロインを務めました。
NHKの番組関係者が宮城の実家に挨拶に来たとき、一番張り切って応対したのがお父さんだったのだとか。
「それを機会に私も安心して仕事の話を家族の前でするようになりましたし、父も私が帰郷するときには、色紙をたくさん持って、待ってくれるように…」
大変だった朝ドラヒロイン
そうして始まった朝ドラですが、予想にも増して大変だったそうです。1年に渡る出演でした。
「皆さん、きちんとお仕事のことを考えている方ばっかりだし、お上手だし、私一人だけなんだかボンヤリしてたので…」
2月から始まった撮影で、落ち込みが始まったのは4月。
「落ち込みまして、あと何カ月あるんだろう?指折り数えて…」「頑張らないといけない、と思うんですけれど、翌日またセットの隅で指折り数えて…」「もう、田舎に帰って就職することになるかな、と思ったことはありました」
辛い日々の中で気付いたことがあったそうです。「みんなが自分に教えてくれている」ということと、「自分もみんなのように仕事ができるようになりたい」ということ。「出来ないというのは情けないと、冬になった頃に思って」
「よく頑張って…」と黒柳さん。
「今となってみれば、かけがいのない時間だった、と」と鈴木さん。
7人の子どものお母さん役
映画「おかあさんの木」では、戦地に息子たちを送ったお母さん役を演じました。教科書にも載っている児童文学の映画化です。
「とても悲しいお話ではありますけど、子どものことを思う母親の強い愛情を感じてももらえますし、本当に切ないですけれど、忘れてはいけないことだなあ、と」
鈴木京香さんもお母さんを演じる年代になりました。女優の道を確かな足取りで歩んで来られたのですね。