2015年05月12日
576. 大泉洋B バラエティー・TEAM NACS・稽古好き 「あさイチ」
大泉さんを一躍有名にしたのは北海道テレビのバラエティー番組「水曜どうでしょう」ですが、その名物ディレクター、藤村忠寿さんが大泉さんのことを語ります。
「顔の表情、表情が細かいんですよ…。怒りとか泣きではなく、ちょっと怒りたいんだけど怒れない顔とか、笑いたいんだけど笑えない顔とか…。微妙な境目が非常にうまいんです。」
そして、大泉洋・二枚目説については
「あいつ、二枚目をやりたいんです、昔から。自分の顔、鏡でずっと見てるの好きなんです。…モジャ毛のくせにさぁ、天性に備わったものが二枚目じゃない…。ま、せこい人間なんで…。」(笑)「セクシーさ、ゼロでしょう?結婚したい男ナンバーワンとか言ってるでしょう?仲間内では1番結婚したくないのが大泉ですからね…。」(笑)「やっぱりちょっとね、せこいんです、あいつ。男としては、友達としてはナンバーワンですよ、大泉は…。みんな言ってますよ」でも、「せこいんです、あいつ」
短いコメントの中に「せこい」を3回も入れましたね。
藤村さんの語る大泉さんの「せこさ」とは、ロケ中の食事にやたらケチをつけることだそうです。「もっとうまい店に行きたかった」とか。
しかし、大泉さんによると藤村ディレクターはロケに入ると「食べないでもやっていける人」。一方大泉さんは「絶対に食べたい人」。
「僕はけっこう厳しいことさせられてるから、ちゃんと食べさせてほしい。一食一食、ちゃんとおいしいものを食べさせてほしいという人なんですよ」
ロケ先が分かっているのだから、どこの店が美味しいのか調べておいてほしいのだそうです。
なるほど…。これは相容れない。
しかし、藤村ディレクター、「ディレクターの指示を待つのではなく、自分で考えて、面白くする奴だ。笑いの才能は天性のもので、1年目ぐらいから『こいつは日本一面白い!』と思うよになった」とも。絶賛ですよね。
一方、大泉さんも、藤村ディレクターの、バラエティーへの洞察を深く信頼。
「北海道が作った番組で、面白いバラエティーというのは、まず無かったです」
その中で、じわじわと北海道発のユニークなバラエティーを作り上げた手腕は非常にリスペクトしているのだとか。
TEAM NACS
TEAM NACSは、大泉さんの大学時代の仲間で構成されたグループ。メンバーそれぞれが売れていますが、定期的にTEAM NACS としても活動しています。
「昔は、5人で、学生仲間として、旅とかしたりしましたけど、今は無理ですね、そういうことは。よくも悪くも、仕事仲間ですよね…」と大泉さん。
「でも、ずっとやっていくというのはありますか?」と井ノ原さん。
「…ありますね。はっきり言って、とんでもない喧嘩もありましたし、ほんとに口もきけない状態になったこともありました。でも、時がそれを修復するし、お互いが認めているんですね、この人たちは。僕も含めて。あの、大学の4年間で、こんな連中に出会ったという奇跡は、ものすごくみんな大事にしてるし。舞台を打ったときのこの人たちのおもしろさ、フリートークをしたときの、この人たちのおもしろさ…、ずっとやっていきたいのはこの人たちなんですよ…。何があっても続けていく。続けていくためにはどうやっていったらいいのかな、という感じですよ…」
1人の大泉洋としての顔と、TEAM NACS の大泉洋としての顔と、いろんな顔を見せていきたいという大泉さん。深く頷く井ノ原さん…。
緻密な演技
映画の最新作「駆込み女と駆出し男」で大泉さんと共演したキムラ緑子さんは、その魅力を「人を楽しませてしまう声と顔」だと。
「男性的な魅力は?」と尋ねると、「お友だちがいいです」(笑)
そして大泉さんの演技に対する姿勢を語ります。
「私も稽古は好きなほうですが、短いシーンを2時間も稽古して、さすがに『いい加減にしろよ!』と思いました。」(笑)「大泉さんの芝居ってそこでパッと起こったようにおもいますが、実は緻密な計算があるんだな、と思いました」
お芝居は「練り上げて」、バラエティーは「アドリブで」と、方針をはっきり決めている大泉さん。
納得のいくまで演技のプランを固めたいそうです。
先の事は考えず、目の前の壁を越えていくことだけを考えてきたという大泉さん。計画を立てるのは面倒だが、目の前の仕事はきちんとやりたい、それがまた次の仕事につながっていく、という思いで取り組んでいるのだとか。
これからもご活躍を。
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3649399
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。