私たちは、何のために生まれてきたのでしょうか?
『胎内記憶』研究の第一人者である池川明医学博士は、著書
『ママ、いのちをありがとう。心温まる奇跡の物語25』(二見書房)
の中で、
『生まれてくる理由』について、こう述べています。
「生まれる前の記憶をもつ子どもたちは、
意志をもってこの世にやってきた、
と語ることが多いです。
『大好きだから、ママを選んだよ』
『人の役に立つために、生まれてきた』
『地球をよくするために、ここに来た』
赤ちゃんのたましいは、
お母さんに、
ご家族に、
そしてこの星に、
たくさんのプレゼントをたずさえて、
おなかに宿るようです。
子どもたちがお母さんを選んだ理由も、
この世に来た理由もそれぞれですが、
『たましいはこの人生を始める前から存在していて、天と地を行ったり来たりしている』
という世界観は共通しています。
妊娠とは、
雲の上とこの世の通路を開いて、
たましいを呼びこむことなのでしょう。
たましいが体に入る時期はそれぞれ違い、
お産ぎりぎりまで体に出たり入ったりしている子もいれば、
妊娠の早い時期におなかにおさまって落ちつく子もいます。
あるお子さんは、
『おなかに入ってしばらくは外に出られるけど、いったん眠ると、もう雲の上に戻れなくなる』
と言っていました。」(151頁〜152頁)
「生まれる前を覚えている子たちによると、
雲の上では早くこの世の体をもちたくて、
行列をつくって並び、
いまかいまかと待っている子もいるそうです。
生まれてくる理由について、
子どもたちはいろいろなことを語っていますが、究極的には
『この世を体験したいから』
ということでしょう。
雲の上は穏やかで、
争いも空腹もないけれど、
退屈だそうです。
この世の冒険のあと、
雲の上に還ってゆっくり休んだたましいは、
試練も葛藤もあるこの世を、
また体験したくなるようです。
この世の観点からすると、
なぜ厄介なことをわざわざ望むのかと思いますが、
そういった体験は、
たましいの成長に役立つのではないでしょうか。
雲の上で、たましいは純粋な光です。
肉体をまとい、
生まれる前のことを忘れてこの世のゲームに没頭するうちに、
たましいは曇り、
悲しみやつらさを経験します。
そしてふたたび純粋な光を思い出すプロセスで、
ちょうどガラスに息を吹きかけて曇らせてから磨くように、
たましいは輝きを増すのです。
つらいと感じる体験ができるのも、
この世に生まれたからこそ。
だとしたら、
生まれてきたことは、
なんとすばらしいことでしょう。
生まれたいという希望がかなえられ、
産んでくれたお母さんがいたために、
私たちは人生の体験をすることができるのです。」(163頁〜164頁)
人生とは、エゴ[我(が)]を削り取る旅路のようなものです。
我欲・我心、私利私欲を削り取り、
真我(ハイヤーセルフ)を発現させる営みです。
私たちは、
『宇宙の進化と創造に喜んで参加する』
為に生まれました。
地球をユートピアにするべく、
共に精進しましょう。
(推薦図書)
『ママ、いのちをありがとう。心温まる奇跡の物語25』
(著者 池川明 二見書房)
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