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高原茂
メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー・行動心理士の高原茂です。宜しくお願い致します。 「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」 など
プロフィール

2024年05月02日

【宇宙はアプリ?】

【宇宙はアプリ?】

何事も、

『思い込まない、決めつけない事』

が大事です。

ほとんどの人が、

この世は現実だと思っているのではないでしょうか?

現実かもしれない、

現実でないかもしれない。

既成概念・固定観念に囚われず、

頭をグニャグニャに柔らかくして、

視野を広げましょう!

米国の『フォーリン・ポリシー』誌の『世界の頭脳100人』に選出されているオックスフォード大学教授のニック・ボストロム博士は、

『私たちの住む世界は、コンピュータによって創られたバーチャル・リアリティである』

という仮説を提唱しています。

私は、この仮説を全面的に支持しているわけではありませんが、

頭ごなしに否定することもできないと思っています。

この世は、

人智の及ぶところではない偉大な知性である “the Creator” が創り出したバーチャル・リアリティです。

意識のみが宇宙の唯一の実在です。

私たちは、

“the Creator” のアバターであり、

意識を進化・向上させる為に活きています。

生物の進化・人類の進歩・精神文化の進展・物質文明の発展を見れば、

明らかに、

“the Creator” の意思は、

“ 進化と創造” にあります。

私たちは、VRゲームをしているようなものです。

個人的なゲームの目的は、

『自己意識を進化・向上させること』

究極的には、

『悟りを開くこと(統一意識)』

です。

人類全体としてのゲームの目的は、

『地球をユートピアにすること』

則ち、

『世界平和と人類全体の幸福を実現させること』

です。

私たちは微力ではありますが、

ユートピアの実現に寄与しましょう。

“the Creator” の意思の実現に貢献しましょう!

(参考図書)
『この世界は誰が創造したのか シミュレーション仮説入門』
(著者 冨島佑允 河出書房新社)

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「われわれは仮想世界を活きている AI社会のその先の未来を描く『シミュレーション仮説』」
(著者 リズワン・バーグ 監訳 竹内薫 訳者 二木夢子 徳間書店)

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2024年05月01日

【脳はチューナー?】

【脳はチューナー?】

ほとんどの人が、

脳にメモリー機能やCPU機能があると思っているのではないでしょうか?

実は、

脳は、単なるチューナーでしかありません。

メモリー機能やCPU機能は、

脳ではなくて、

ゼロポイント・フィールドの中にあります。

これについて、

遺伝子工学で世界をリードしてきた元筑波大学名誉教授の村上和雄博士(1936〜2021)は、

『スーパーブレイン ――脳に使われるな 脳を使いこなせ 最高の人生をあきらめない心のパワー』 (著者 ディーパック・チョプラ ルドルフ・E・タンジ 監訳=村上和雄 訳=大西英里子 保育社)

の中で訳者まえがきとして、

次のように述べています。(3頁)

「 全身の細胞は脳からの指令を受けるため、

脳が身体を動かすリーダーのように見えていた。

しかし、決してそうではなかった。

脳を動かしているのは、

自分の心であり、意識である。

脳はいわば、

テレビやラジオの受信機のようなものであり、

心や意識が、

すべての現実を創りだす真の創造者であると本書は説いている。」

意識は脳にはありません。

これについて、

ディーパック・チョプラ博士は、著書 

『ゆだねるということ(上)』 (訳者 住友 進 サンマーク文庫) 

の中でこう述べています。 
(93頁〜95頁)

「 昨晩、何を食べたか思い出せますか?

味はどうでしたか?

そのとき周囲でどんな会話が聞こえてきましたか?

今、このような質問をする前、

その情報はどこにありましたか?

たしかに夕食はとりました。

しかし食事についての情報は、

潜在的な情報としてしか存在していません。

外科医があなたの脳を調べたとしても、

夕食に関する情報の痕跡はまったく見つからないでしょう。

記憶を思い起こすまで、

その情報が存在していた場所が魂の領域なのです。

夕食を意識的に思い出そうとした瞬間、

電気的活動が起き、

化学物質が放出され、

脳が活動している合図が出てきます。

しかし、

思い出そうとする前、

記憶は脳のなかにはありません。

思い出そうとすることで初めて、

仮想領域にあった記憶が、

現実の記憶に転換されるのです。

想像についても同じことが言えます。

表に現れるまで、

思考は精神的・物質的な領域のいずれにも存在していません。

(中略)

意思、想像、洞察、直感、霊感、意味、目的、創造性、理解はすべて、

実は脳とは関係ないのです。

脳を通して活動は調整されますが、

意思や想像は時空間を超越した

『すべて』 

である領域の特質なのです。」

意識は、

『純粋意識の場』 

則ち、

ゼロ・ポイント・フィールド

にあります。

脳は単なる受信機(通信機器)のようなものです。

意識は脳にはありません。

既成概念・固定観念に囚われず、

思考を柔軟にして視野を広げましょう!

(結論)
『意識は脳ではなくて、ゼロ・ポイント・フィールドにある』

(参考図書)
『スーパーブレイン――脳に使われるな 脳を使いこなせ 最高の人生をあきらめない心のパワー』
(著者 ディーパック・チョプラ&ルドルフ・E・タンジ 監訳 村上和雄 訳者 大西英里子 保育社)

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(推薦図書)
『ゆだねるということ(上)』
原題 “The Spontaneous Fulfillment of Desire”
(著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク文庫)

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    https://amzn.to/4bd42Nm

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2024年04月30日

【人生の謎を解く鍵とは?】

【人生の謎を解く鍵とは?】

人生は謎に包まれています。

生きる意味とは?

人生の目的とは?

人間とは何か?

宇宙とは何か?

世の中の仕組みとは?

など。

謎を解く鍵は、

科学でも心理学でも自己啓発書でもありません。

形而上学(metaphysics)です。

ありていに言えば、スピリチュアリティです。

これについて、

ディーパック・チョプラ博士は、著書

『迷ったときは運命を信じなさい』(訳者 住友進 サンマーク出版)

の中で、こう述べています。

「現代社会やいわゆる西洋文明では、

大衆心理学に頼って自分の思考や感情を巧みに処理する方法を考え出そうとします。

自己啓発書は、もっと満足できる人間関係を築き上げるためのコントロール術を提案しています。

しかし、

どれもみなノウハウにすぎません。」(169頁)

「人生を自分の内面と外面とで発生する一連の出来事としてとらえることもできますが、

同時にこれらの出来事が相互に影響を及ぼしあい、

スピリチュアルなものと関連していると考えることもできます。

こう考えると人生は、

この世で特別に自分に与えられた才能を、

大勢の人のために役立てるチャンスの場だと見なせるようになるでしょう。

それが

『なぜ、わたしはここにいるのか?』

という質問に対するひとつの答えとなります。」(166頁)

「もうひとつのパワーは内面から生まれ、

物質ではなくスピリチュアリティに根ざしています。

この真実のパワーはけっして失われることはなく、

肉体が消滅したあとも永遠に生き続けているのです。

あなたの個性は、

本来の自己に耳を傾けることからつくられ、

あなたのパワーはスピリットという内面の基準から生まれてきます。

モノ、状況、地位、金銭などの外面的基準は関係なくなります。

そうなると、あなたの個性は明確になり、

外部の要因には影響を受けなくなります。」(183頁〜184頁)

人生の謎を解く鍵は、

スピリチュアリティです。

チョプラ哲学を学びましょう。

なぜなら、

チョプラ博士は、

ウェルビーイング(身体的・精神的・社会的に良好な状態)分野の第一人者であり、世界的スピリチュアル・マスターだからです。

(推薦図書)
『迷ったときは運命を信じなさい』
原題 “The Spontaneous Fulfillment of Desire”
(著書 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進サンマーク出版)

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クリントン元米大統領、ゴルバチョフ元ソ連大統領から賞賛され、タイム誌による「20世紀の英雄と象徴100人」にも選出されたスピリチュアル・リーダーが明かす、宇宙の英知を活用する方法

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2024年04月29日

【私たちの本質とは?】

【私たちの本質とは?】

私たちは、

時々スピリチュアルな経験をする人間ではなくて、

時々人間の経験をするスピリチュアルな存在です。

これが、正当な自己認識です。

これについて、

チャネリングの歴史的名著

『セスは語る 魂が永遠であるということ』(著者 ジェーン・ロバーツ 訳者紫上はとる ナチュラルスピリット)

に、こう書いてあります。

「読者の方々は、

自分は物質から成る被造物であり、

肉体に拘束され、

骨や肉や皮膚という牢獄に監禁されていると思っておられるかもしれません。

もしも自己という存在が肉体像に依存すると信じている場合、

肉体が消滅する恐れをいやでも味わうことになります。

肉体とその形状は、

永遠にそのままではないからです。

若かりし頃の容姿がいかほどでも、

老齢にあって同等の活力なり魅力なりを保ち続けることは何人たりとも不可能です。

若さや美しさ、

あるいは知性や業績などをみずからの存在価値とするならば、

そうした属性がとこしえでなく、

やがては失われることを知るようになり、

絶えずそれはあなたがたを苦しめることになるでしょう。

しかし、

どうか安心してください。

本当はそうではないのです。

わたしはあなたがたにそのことを告げるために、

この書をしたためています。

もともとあなたがたは、

わたしがそうでないのと同様に、

物質的存在ではありません。

そしてわたし自身もこれまでに、

枚挙に尻込みするほと夥しい数の肉体を脱いだり着たりしてきました。

実在しない人格存在が、

書物を著すことはありません。

わたしは肉体像には少しも依拠しておらず、

あなたがたもまた同様なのです。

意識は形あるものを創造します。

しかしその逆は成り立ちません。

人格存在のすべては、

物質に依存してはいません。

あなたがたは日常の雑事に振りまわされているため、

みずからの本来の能力が、

実は普段意識しているものより、

はるかに卓越したものであることに気づかないのです。

そればかりか、

そのことを知る内なる部分が、

自分自身のなかに存在していることさえ知らずにいます。

あなたがた自身もまた一人ひとり、

今とは別の存在として多くの転生を重ねてきました。

他の生で得た蘊蓄は、

たとえあなたがたの意識にのぼることはなくとも、

いま現在のあなたがたの内に存在しています。

わたしはこの書を通して、

読者の方々の内なる自己である、

研ぎ澄まされた直感の宝庫たる部分を解放し、

各人にこの上なく役立つであろう無比の洞察力を、

意識の最前面に押し上げるお手伝いができることを願っています。」(38頁〜39頁)

私たちの本質は、

肉体ではなくて、

魂(スピリット)です。

これについて、

中村天風師は、著書 

『運命を拓く 天風瞑想録』
(講談社文庫) 

の中で、こう述べています。
(50頁〜52頁)

「 現代の人間は、

肉体が自分であると思っている人が多いのではないか。

しかし人間というものは、

その正体をつきつめていくと、

何も見えない、

また感じない、

霊魂という気である。

その霊魂が、

現象界に命を活動させるために、

その活動を表現する道具として肉体と心が与えられている。

いわば画家のもつ絵筆、

大工の持つ鉋と同じようなものが、

命に対する肉体であり心である。

これを正しく理解し、

正しく応用した人のみ、

その命に、

限りない強さと、

喜びと、

安心と、

平和とが与えられる。

しかしこのありがたい事実が我々の生命の中にあるのに、

多くの人は、

命というとすぐ肉体を考えるために、

そこで大変な間違いを犯してしまうことになる。

そもそも生きているという不思議な命の力は、

肉体にあるのではなく、

霊魂という気の中に霊妙な働きを行なう力があり、

それはあたかも回っている扇風機にそれを回す力があるのではなく、

電気がこれを回しているのと同様である。

この例でも人間の命の力を正しく理解できるはずだが、

人間だけは、

肉体それ自身に活きる力があるように思うところに大変な間違いがある。

肉体が生きているのは、

霊魂という気の力が肉体を活かしている、

というのが本当の悟りであるにもかかわらず、

この本当の悟りを正しく自分の心に持って活きている人が極めて少ないために、

ともすれば、

わずかの不健康な状態が肉体に生じてもすぐ心配する。

それというのも、

霊魂という気から送りこまれる微妙な力が量多くありさえすれば、

不健康な状態は直ちに健康状態に回復するという原理を知らないからである。

考え方が全然違うために、

もっともっと尊く活きられる人生を、

尊く活きていない人が多い。

おそらく、

ほとんどの人がそうであったろうと思う。

したがって人間はまず第一に、

『人間の生命に与えられた活きる力というものは、

肉体に在るのではなく、

霊魂という気の中にある』

ということを、

正しく、

はっきりと理解する必要がある。

これが最も正当な自己認証である。」

以上の引用で、

私たちの本質が肉体ではないことを御理解頂ければ幸いに存じます。

(結論)
『私たちの本質は肉体ではなくて、魂(スピリット)である』

(推薦図書)
『セスは語る 魂が永遠であるということ』
(著者 ジェーン・ロバーツ 記録 ロバート・F ・バッツ 訳者 紫上はとる ナチュラルスピリット)

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『運命を拓く 天風瞑想録』
(著者 中村天風 講談社文庫)

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2024年04月28日

【経済的豊かさ】

【経済的豊かさ】

経済的豊かさは、

結果であって、

目的ではありません。

お金は後からついてきます。

心を豊かにすることが先決です。

累計納税額日本一の斎藤一人さんは、

著書 

『斎藤一人 人生が全部うまくいく話』(三笠書房) 

の中で、

お金について、こう述べています。
(131頁〜132頁)

「『お金とはなんですか?』っていうと、つねにこれは神様からのご褒美だと思っているんです。

一生懸命働いて、お金が入ってくるっていうことは、世の中のお役にいくらかは立ったんだと、商人なら考えます。

自分がどれぐらいお役に立っているか、っていうことのバロメーターなんです。

だから、これは非常に大切なものだと思っています。」

さらに一人さんはお金について、著書 

「大富豪が教える『お金に好かれる5つの法則』」
(サンマーク文庫)

の中で次のように述べています。 (125頁〜126頁)

「『お金持ちになりたい』 

っていう人はまず、

『私がほんとうにしたいことって、なんだろう?』 

ということを真剣に考えてみてください。

それで、そのことってほんとうに

『お金がないとできないことなのか』 

どうかを考えてみてほしいのです。

確かにお金があればいろんなものが買えるけれど、

私たちは高価なバッグや時計を買うためだけに生まれてきたわけじゃありませんし、

高級車を乗り回したり、

いい家に住んだりすることだけが人生の成功じゃないんだよね。

私は贅沢がしたくて 

『お金持ちになりたい』 

と思ったことは一度もありません。

仕事が好きで、

人が好きで、

自分の知っていることとできることを出し惜しみせずにやってきた結果が、

“今” 

なんです。

よくよく考えた結果、

『お金持ちになりたい』 

と思ったのならいいけど、

『お金持ちになれば幸せになれる』 

とか 

『問題も全部解決する』 

とか、

“金がすべて” 

みたいに思っていると失敗するよ。」

さすがは賢者の誉れ高い斎藤一人さん、

本質を掴み、

核心を衝いています。

株式投資やデリバティブ・トレードが悪いとは申しません。

しかし、

あなたが、もし、マネーゲームに興じるならば、

『世の中に、あぶく銭など存在しない』

ということを知るために、

高い授業料を払うことになるでしょう。

人生で大切なことは、

『天性を活かし、天職に就き、天命を全うすること』

です。

天命とは、

『世の為人の為天の為に尽力すること』

です。

(参考図書)
『斎藤一人 人生が全部うまくいく話』
(著者 斎藤一人 三笠書房 知的生きかた文庫)

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「大富豪が教える『お金に好かれる5つの法則』」
(著者 斎藤一人 サンマーク文庫)

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【叱責から育成へ】

【叱責から育成へ】

指導的立場にある人が、

新人に注意するときは、

叱責する口調ではなくて、

育成する口調で伝えることが大切です。

なぜなら、

叱責すれば、

新人が萎縮したり、

感情を害したりするからです。

指導的立場にある人は、

偉ぶるのではなくて、

どこまでも謙虚になりましょう!

『男は辞儀に余れ。女は会釈に余れ』

(参考図書)
『謙虚力 超一流のリーダーになる条件』
(著者 松井住仁 幻冬舎)

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    https://amzn.to/3xXjcs0

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2024年04月27日

【人生に絶望なし】

【人生に絶望なし】

『人生に絶望なし』

この言葉は、

突発性脱疽で両手両足を切断し、

不自由な身でありながら、

興行芸人、作家として、

生涯を懸命に生き抜いた、

中村久子(1897-1968)の名言です。

中村久子の “生い立ち” について、

致知出版社代表取締役社長の藤尾秀昭氏は、著書

『心の響く小さな5つの物語V』(致知出版社)

の中で、こう述べています。

「その少女の足に突然の激痛が走ったのは

三歳の冬である。

病院での診断は突発性脱疽。

肉が焼け骨が腐る難病で、

切断しないと命が危ないという。

診断通りだった。

それから間もなく、

少女の左手が五本の指をつけたまま、

手首からボロっともげ落ちた。

悲嘆の底で両親は手術を決意する。

少女は両腕を肘の関節から、

両足を膝の関節から切り落とされた。

少女は達磨娘と言われるようになった。

少女七歳の時に父が死亡。

そして九歳になった頃、

それまで少女を舐めるように

可愛がっていた母が一変する。

猛烈な訓練を始めるのだ。

手足のない少女に着物を与え、

『ほどいてみよ』

『鋏の使い方を考えよ』

『針に糸を通してみよ』

できないとご飯を食べさせてもらえない。

少女は必死だった。

小刀を口にくわえて鉛筆を削る。

口で字を書く。

歯と唇を動かし肘から先がない腕に

挟んだ針に糸を通す。

その糸を舌でクルッと回し玉結びにする。

文字通りの血が滲む努力。

それができるようになったのは

十二歳の終わり頃だった。

ある時、近所の幼友達に

人形の着物を縫ってやった。

その着物は唾でベトベトだった。

それでも幼友達は大喜びだったが、

その母親は『汚い』と川に放り捨てた。

それを聞いた少女は、

『いつかは濡れていない着物を縫って見せる』

と奮い立った。

少女が濡れていない単衣一枚を

仕立て上げたのは、十五歳の時だった。

この一念が、その後の少女の人生を

拓く基になったのである。

その人の名は中村久子。

口で裁縫をし字を書く芸を売りに

見世物興行界に入って人気を博し、

やがて著作(『心の手足』『私の越えてきた道』など)が

認められ、作家の地位を確立する。

後年、彼女はこう述べている。

『両手両足を切り落とされたこの体こそが、

人間としてどう生きるかを

教えてくれた最高最大の先生であった』

そしてこう断言する。

『人生に絶望なし。

いかなる人生にも決して絶望はない』」(27頁〜37頁)

人生に絶望はありません。

中村久子は、

晩年に行われた講演会で、

こう述べています。

「人の命とはつくづく不思議なもの。

確かなことは自分で生きているのではない。

生かされているのだと言うことです。

どんなところにも必ず生かされていく道がある。

すなわち人生に絶望なし。

いかなる人生にも決して絶望はないのだ。」

一歳9ヶ月のとき熱病にかかり盲聾唖の三重苦に襲われた“奇跡の人”ヘレン・ケラーはサクセスマガジン社のインタビューで次のように語っています。

「 私はいま幸福の絶頂におります。

毎日が充実しています。

私の三重苦の障害は、神様が私に授けてくれた運命です。

この障害のおかげで、私は外部からの妨害や悪い影響などをいっさい受けることなく、積極的に考えて生活することができるのです。

障害は神様からの恩恵であり、私はこの運命に対し、心から感謝しております。」

盲・聾・唖の三重苦の障害にさえも感謝することができたら何にだって感謝できます。

すべてのことに感謝していると、それが良い波動となってさらなる良い状況を引き寄せます。

ヘレン・ケラーは、著書

『楽天主義』(訳者 岡文正 イーハトーヴフロンティア)

の中で、こう述べています。

「 不幸せの極みにあるとき、

自分にはすべきことがあるのだと
信じなさい。

誰かの苦悩を
和らげてあげられるかぎり、

人生は無駄とはならない。」 (82頁)

「 悲しみと苦痛はやがて、

『人のために尽くす心』 という
 
美しい花を咲かせる土壌だと考えよう。

心を優しく持ち、

耐え抜くことを学ぼう。

強い心で生きるために。」 (61頁)

たとえ、

病になろうと不運が訪れようと、

神さまが与えてくれた試練だと思い、

感謝してすべてを受容し、

“学ぶこと” が肝心である、

と、私は認識しています。

逆境から学び、成長しましょう!

『人生に絶望なし』

(参考図書)

『心に響く小さな5つの物語V』
(著者 藤尾秀昭 致知出版社)

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『楽天主義』
(著者 ヘレン・ケラー 訳者 岡文正 イーハトーヴフロンティア)

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   https://amzn.to/3y0KAVM

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2024年04月25日

【仕事に就いて】

【仕事に就いて】

世の中に無駄な仕事など一つもない。

すべてが何かの役に立っている。

肉体労働であれ、

知識労働であれ、

すべて貴重な仕事である。

人それぞれ重要な役を担っている。

だから、

何でもいいので、

まず、仕事に就くことが大事。

天性を活かせる職に就くことが一番良いけれど、

それが見つかるまでは、

とにかく、様々な職種にチャレンジしてみるといい。

そのうち、

何かに導かれて、

天職に就けるようになる。

すべては、

なるべくしてなる。

なるようになる。

運を天に任せる。

成り行きに任せる。

『運は天にあり』

“All must be as God will.”

(推薦図書)
「ザ・シフト――成功よりも『意義ある人生』へ向かう4つのステップ」
(著者 ウエイン・W・ダイアー 訳者 島津公美 ダイヤモンド社)

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2024年04月24日

【社会勉強】

【社会勉強】

指導する立場として、

指導される立場として、

あるいは、同僚(仲間)として、

社会勉強する。

客として、

あるいは、接客する立場で、

“学ぶ”。

書く立場で、

読む立場で、

“学ぶ”。

相談する立場で、

あるいは、相談される立場で “学ぶ”。

様々な立場で、

社会勉強をすることが大切です。

なぜなら、

そのすべてが、

魂を成長させる為の “学び” となるからです。

立場を変えて見ることが肝要です。

立場で考えも異なります。

相手の立場になって考えましょう。

お互いの立場を尊重しましょう。

「人は、生涯を貫く一つの問いを持って生まれてきます。

『何のために生きているのか』

人は、

『自分は、豊かな心満ちた人生を送ることができた』

と、最後の日に言えるような人生を生きたいと願います。

しかし人は、時に、

『この苦しみや試練はなぜ自分に与えられるのか』

と悩み、苦しみ、そしてさらに問い続けます。

『どうしたら、人間として成長していけるのか』

人は最後まで成長し続ける存在です。」[鈴木秀子『はじめて読む人のための人間学』(著者 藤尾秀昭 致知出版社)の “まえがき” より引用]

生涯、学習です。

社会勉強をして、

己の魂を進化・向上させましょう!

(推薦図書)
『はじめて読む人のための人間学』
(著者 藤尾秀昭 致知出版社)

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2024年04月23日

【笑顔力】

【笑顔力】

あなたは、

仏頂面やしかめっ面を見るのと、

笑顔を見るのと、

どっちが好きですか?

私は、

笑顔を見るのが大好きです。

世界中の人が、

笑顔で過ごせるようになれば、

地球がユートピアになると信じています。

『いつもニコニコ笑顔で元気、明るく楽しく面白く』

『気分は最高、体調は絶好調、元気ハツラツ、上気元!

(推薦図書)
『仕事も人間関係もうまくいく笑顔力』
(著者 諏訪ゆう子 あさ出版)

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『すべてがうまくいく 上気元の魔法』
(著者 斎藤一人 KKロングセラーズ ロング新書)

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