2018年04月03日
外食のメニューの選び方2
今日は、昨日に引き続き、外食のメニュー選びについてお話します。
例は、昨日と同じサイゼリヤです。
今回は、サイゼリヤの人気メニュー「ハンバーグステーキ」をメインと決めてみましょう。
付け合わせは、目玉焼き、ポテトです。
@ 栄養成分表示を確認しましょう。
ファミレスの良いところはしっかり栄養成分表示を載せてくれているところですね。
「ハンバーグステーキ」は514kcal 塩分2.3gです。
たんぱく質や脂質の表示はありません。
A 指示エネルギーや指示塩分を確認しましょう。
ご自身の指示エネルギーは理解していますか?
例えば、1600kcal(20単位)の指示の方の場合、一食当たり500kcal〜600kcal程度ということになりますね。
「ハンバーグステーキ」は514kcalですから、適量のエネルギーということになります。
塩分量は高血圧や腎疾患を合併している方が6g/日未満、
そうでない方は男性なら8g/日未満、女性なら7g/日未満と指示を受けている方が多いと思います。
一食当たり2〜3gを目安にするといいと思います。
B バランスを考える
Aの通り、エネルギーは適切ということになりました。
では、このまま「ハンバーグステーキ」のみで良いでしょうか。
バランスが良くないですよね。
バランスを整える基本は、「主食・主菜・副菜」を揃えることです。
ハンバーグは、玉ねぎなどが入っているのでしょうが、付け合わせもポテトと目玉焼きなので、
野菜は120g/食が目安ですからやはり野菜が少な目です。
キャベツのアンチョビソテーをプラスするとします。
また、主食もないので、プラスする必要があります。
サイゼリアでは、ごはんのサイズはノーマルの他にラージとスモールがあります。
ハンバーグステーキだけで十分エネルギーがありますので、
ご飯はスモールサイズを選びます。
ノーマルサイズしかエネルギー表示がありませんが、
ノーマルサイズのエネルギーからごはんは180gということが分かりますので、
スモールサイズは120gと仮定します。
まとめます。
「ハンバーグステーキ」と「ごはん」と「キャベツのアンチョビソテー」を注文した場合
〇ハンバーグステーキ 514kcal 塩分2.3g
〇ごはん(120gと仮定) 202kcal 塩分0.0g
〇キャベツとアンチョビのソテー 80kcal 塩分1.5g
合計 796kcal 塩分3.8g
エネルギーも塩分もオーバーですね。
では、ソテーは要らないのでは?と思うかもしれませんが、ソテーはつけてください。
エネルギーに関しては、一日の食事でコントロールしましょう。
朝食と夕食を軽めにするか、主食のご飯を1/4程度残して調整するのがベストです。
塩分をコントロールする食べ方については、次に示します。
C食べ方を工夫する
Bまででメニューの選び方は分かりました。
では、食べ方についてです。
Bの通り、このメニュー選びでは塩分が多くなることが分かりました。
どのようにしたら塩分を減らせると思いますか?
ソテーに関しては、和えてあるので塩分を減らすことが難しそうですね。
ハンバーグについてはどうでしょう。
ハンバーグはソースが別皿なので、かけずに食べるかかける量を減らすことによって塩分を減らせます。
ぜひ試してみてください。
外食は血糖値が上がりやすいので、
単純だけれど、自宅より更にゆっくり食べるように意識かけることも重要ですね。
ゆっくり食べることで、食後の血糖値上昇を抑えてくれる働きがありますよ。
次回は、サイゼリヤの別のメニューでお話しようと思います。
例は、昨日と同じサイゼリヤです。
今回は、サイゼリヤの人気メニュー「ハンバーグステーキ」をメインと決めてみましょう。
付け合わせは、目玉焼き、ポテトです。
@ 栄養成分表示を確認しましょう。
ファミレスの良いところはしっかり栄養成分表示を載せてくれているところですね。
「ハンバーグステーキ」は514kcal 塩分2.3gです。
たんぱく質や脂質の表示はありません。
A 指示エネルギーや指示塩分を確認しましょう。
ご自身の指示エネルギーは理解していますか?
例えば、1600kcal(20単位)の指示の方の場合、一食当たり500kcal〜600kcal程度ということになりますね。
「ハンバーグステーキ」は514kcalですから、適量のエネルギーということになります。
塩分量は高血圧や腎疾患を合併している方が6g/日未満、
そうでない方は男性なら8g/日未満、女性なら7g/日未満と指示を受けている方が多いと思います。
一食当たり2〜3gを目安にするといいと思います。
B バランスを考える
Aの通り、エネルギーは適切ということになりました。
では、このまま「ハンバーグステーキ」のみで良いでしょうか。
バランスが良くないですよね。
バランスを整える基本は、「主食・主菜・副菜」を揃えることです。
ハンバーグは、玉ねぎなどが入っているのでしょうが、付け合わせもポテトと目玉焼きなので、
野菜は120g/食が目安ですからやはり野菜が少な目です。
キャベツのアンチョビソテーをプラスするとします。
また、主食もないので、プラスする必要があります。
サイゼリアでは、ごはんのサイズはノーマルの他にラージとスモールがあります。
ハンバーグステーキだけで十分エネルギーがありますので、
ご飯はスモールサイズを選びます。
ノーマルサイズしかエネルギー表示がありませんが、
ノーマルサイズのエネルギーからごはんは180gということが分かりますので、
スモールサイズは120gと仮定します。
まとめます。
「ハンバーグステーキ」と「ごはん」と「キャベツのアンチョビソテー」を注文した場合
〇ハンバーグステーキ 514kcal 塩分2.3g
〇ごはん(120gと仮定) 202kcal 塩分0.0g
〇キャベツとアンチョビのソテー 80kcal 塩分1.5g
合計 796kcal 塩分3.8g
エネルギーも塩分もオーバーですね。
では、ソテーは要らないのでは?と思うかもしれませんが、ソテーはつけてください。
エネルギーに関しては、一日の食事でコントロールしましょう。
朝食と夕食を軽めにするか、主食のご飯を1/4程度残して調整するのがベストです。
塩分をコントロールする食べ方については、次に示します。
C食べ方を工夫する
Bまででメニューの選び方は分かりました。
では、食べ方についてです。
Bの通り、このメニュー選びでは塩分が多くなることが分かりました。
どのようにしたら塩分を減らせると思いますか?
ソテーに関しては、和えてあるので塩分を減らすことが難しそうですね。
ハンバーグについてはどうでしょう。
ハンバーグはソースが別皿なので、かけずに食べるかかける量を減らすことによって塩分を減らせます。
ぜひ試してみてください。
外食は血糖値が上がりやすいので、
単純だけれど、自宅より更にゆっくり食べるように意識かけることも重要ですね。
ゆっくり食べることで、食後の血糖値上昇を抑えてくれる働きがありますよ。
次回は、サイゼリヤの別のメニューでお話しようと思います。
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