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2017年05月24日

シックデイとは?

今日は食事の話から少し離れてみましょう。

今日はシックデイとは?というテーマでお話しします。
シックデイとは糖尿病患者が発熱や下痢、嘔吐が出現することによって
血糖コントロールが著しく困難に陥った状態のことです。
高度の脱水、電解質の損失を伴うことが多く、
対応を誤ると急速に病状が悪くなり昏睡を起こすこともあります。
注意しなければならないのは、食欲不振によって食事摂取量が低下しても、
血糖値は高めのことが多く、また低血糖にも注意が必要なこと。

まず、シックデイの場合はできるだけ主治医に連絡をして指示を受けてください。
<医療機関の受診が必要な場合>
1.嘔吐や下痢が激しく、1日以上続き、食事摂取が不可能な場合
2.高血糖350r/dL以上と尿中ケトン体陽性が1日以上続く時
3.38℃以上の高熱が2日以上続き、改善傾向がみられない時
4.腹痛が強い時
5.胸痛や呼吸困難、意識混濁がみられる時
6.脱水症状が激しい、あるいは著しい体重減少がみられる時
7.インスリン注射量や経口血糖降下薬の服用量が自分で判断できない時

<シックデイルール>
1.安静と保温に努め、早めに主治医または医療機関に連絡する。
2.水やお茶などで水分摂取を心掛け、脱水を防ぐ。
3.食欲がなくても、お粥、果物、うどん、ジュースなどで炭水化物を補給する。
4.インスリン治療瘤の患者では自己の判断でインスリンを中止しない。
  1)食事摂取できなくてもインスリンを中止しない、
  2)血糖自己測定(SMBG)を行いながら、増減の目安を参考にインスリン量を調整する。
5.経口血糖降下薬、GLP-1受容体作動薬は種類や食事摂取量に応じて減量・中止する。
6.入院治療が必要な時は、休日でも電話連絡をしてから受診する。
7.医療機関では、原疾患の治療と捕液による水分・栄養補給を行う。

不安な場合は、とりあえず病院に電話連絡を入れて相談してから受診すると良いと思います。
シックデイは対応が遅れると重篤になる可能性があります。
実際に自分で食事量に合わせてインスリン量を調整するのは危険も伴いますから、
医療従事者に相談するのが一番かと思います。
脱水にだけは気を付けてしっかり水分をとるようにしましょう。
目安量は1時間あたり100ml、少なくとも1000〜1500mlを目標にし、
水分かお茶で水分補給してくださいね。




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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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