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2018年12月31日
今までありがとうございました。
このブログは、本日12月31日をもちまして閉鎖することとしました。
今までブログを読んでいただいていた方、ありがとうございました。
このブログは、糖尿病という得体のしれない病気と闘っている方が多かったと思います。
私も病院管理栄養士として多くの糖尿病の患者さんと関わる中で、
そんな患者さんの気持ちを直に感じて来ました。
そんな経験を子育てで休業中の私が何かしらの形で役に立てるようにと始めたのがこのブログです。
しかし、ブログは情報の一方通行であることが多く、常に「読者はどんな内容を求めているのかな?」
と自問自答していることが多かったのも事実です。
そんな迷いの中続けていたブログでしたので、
一度リセットしてみるのが良いのではないかという結論に至りました。
糖尿病は一生治ることのない病気です。
しかし、「合併症予防のために」血糖値をコントロールすることは可能です。
そのための基盤となるのが食事療法。
その方法は何度かに分けてお話してきました。
しかし、食事療法というのは文面で説明するのは難しく、実際に食べてみることが一番。
病院の食事を食べる機会というのは糖尿病の教育入院でもしない限りないでしょうから、
やはりそこで役立つのが「宅配食」です。
このブログでも何度かご紹介して来ました。
食事療法に行き詰った方は、ぜひ試してみてください。
変な言い方ですが、宅配食を続ける必要はありません。
バランス、量、味付けの仕方、献立のポイントなどを良くみながら召し上がってみてください。
そして、今後のご自宅での調理に生かしてください。
多忙な時などに宅配食を数食ストックしておいてもいいですね。
こんな形でブログを閉じるのは、このブログを読んでいて頂いていた方に失礼で、心苦しい限りです。
申し訳ありません。
今後もご質問などは、気付いた際に回答していきたいと思っておりますので、
何かお困りのことがありましたらコメントください。
このブログが皆さまが糖尿病と上手く付き合うための一助となりますよう祈っております。
ブログを読んでいただいていた方、ありがとうございました。
ブログ管理者 erina
今までブログを読んでいただいていた方、ありがとうございました。
このブログは、糖尿病という得体のしれない病気と闘っている方が多かったと思います。
私も病院管理栄養士として多くの糖尿病の患者さんと関わる中で、
そんな患者さんの気持ちを直に感じて来ました。
そんな経験を子育てで休業中の私が何かしらの形で役に立てるようにと始めたのがこのブログです。
しかし、ブログは情報の一方通行であることが多く、常に「読者はどんな内容を求めているのかな?」
と自問自答していることが多かったのも事実です。
そんな迷いの中続けていたブログでしたので、
一度リセットしてみるのが良いのではないかという結論に至りました。
糖尿病は一生治ることのない病気です。
しかし、「合併症予防のために」血糖値をコントロールすることは可能です。
そのための基盤となるのが食事療法。
その方法は何度かに分けてお話してきました。
しかし、食事療法というのは文面で説明するのは難しく、実際に食べてみることが一番。
病院の食事を食べる機会というのは糖尿病の教育入院でもしない限りないでしょうから、
やはりそこで役立つのが「宅配食」です。
このブログでも何度かご紹介して来ました。
食事療法に行き詰った方は、ぜひ試してみてください。
変な言い方ですが、宅配食を続ける必要はありません。
バランス、量、味付けの仕方、献立のポイントなどを良くみながら召し上がってみてください。
そして、今後のご自宅での調理に生かしてください。
多忙な時などに宅配食を数食ストックしておいてもいいですね。
こんな形でブログを閉じるのは、このブログを読んでいて頂いていた方に失礼で、心苦しい限りです。
申し訳ありません。
今後もご質問などは、気付いた際に回答していきたいと思っておりますので、
何かお困りのことがありましたらコメントください。
このブログが皆さまが糖尿病と上手く付き合うための一助となりますよう祈っております。
ブログを読んでいただいていた方、ありがとうございました。
ブログ管理者 erina
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2018年12月30日
どんな時にインスリン療法が必要か。
@血糖コントロールが不良な時
食事療法や運動療法や一時的に乱れて内服薬が効かなくなった場合や、
当初効いていた内服薬が長期間飲んでいる内に徐々に効かなくなり、
飲む長を増やしても血糖のコントロールが不良の時には食事療法と運動療法を見直した上で
インスリンを使用します。
Aケトアシドーシスがある時
感染症や強いストレスのあった時には高血糖状態が続くことになり、
その結果として意識障害を伴う糖尿病ケトアシドーシスという重篤な状態になることがあります。
糖尿病ケトアシドーシスになった時、またはそのような状態であることが予想される時には、
内服薬では治療できないのでインスリンを使用します。
もともと内服薬でコントロールできていた2型糖尿病では、
インスリンによってケトアシドーシスや高血糖が改善すれば、内服薬に戻ることもできます。
B病気になった時や手術を受ける時
毛等のコントロールが良い時での、肺炎などの急性の感染症にかかったり、
大きな怪我をしたり、開腹手術など大きな手術を受ける場合や副腎皮質ステロイド薬など
高血糖をきたす薬を飲まなければならない場合などには、
一時的にインスリン注射を必要とすることがあります。
C妊娠している時
妊娠を希望している場合や妊娠している時には、内服薬が胎児に及ぼす影響を考えて、
インスリン注射により血糖をコントロールします。
血糖のコントロールが不良の場合、胎児に奇形が生じたり、流産する危険性が大きいため、
良好な血糖のコントロール状態で妊娠することが大切です。
妊娠を希望する時は主治医に出来るだけ早く相談しましょう。
D腎臓や肝臓の働きが悪い時
腎臓の働きが極端に悪くなった時には、内服薬の作用時間が長くなるなどの影響が出るため、
多くの場合インスリン注射に変更します。
肝臓の働きが著しく悪くなった場合にも、内服薬の作用時間が変化する可能性や
薬自体が肝臓に悪い影響を与える危険性があるのでインスリン注射に変更します。
内服薬に対してアレルギー体質の方で、服薬が困難な場合もインスリン注射を行います。
食事療法や運動療法や一時的に乱れて内服薬が効かなくなった場合や、
当初効いていた内服薬が長期間飲んでいる内に徐々に効かなくなり、
飲む長を増やしても血糖のコントロールが不良の時には食事療法と運動療法を見直した上で
インスリンを使用します。
Aケトアシドーシスがある時
感染症や強いストレスのあった時には高血糖状態が続くことになり、
その結果として意識障害を伴う糖尿病ケトアシドーシスという重篤な状態になることがあります。
糖尿病ケトアシドーシスになった時、またはそのような状態であることが予想される時には、
内服薬では治療できないのでインスリンを使用します。
もともと内服薬でコントロールできていた2型糖尿病では、
インスリンによってケトアシドーシスや高血糖が改善すれば、内服薬に戻ることもできます。
B病気になった時や手術を受ける時
毛等のコントロールが良い時での、肺炎などの急性の感染症にかかったり、
大きな怪我をしたり、開腹手術など大きな手術を受ける場合や副腎皮質ステロイド薬など
高血糖をきたす薬を飲まなければならない場合などには、
一時的にインスリン注射を必要とすることがあります。
C妊娠している時
妊娠を希望している場合や妊娠している時には、内服薬が胎児に及ぼす影響を考えて、
インスリン注射により血糖をコントロールします。
血糖のコントロールが不良の場合、胎児に奇形が生じたり、流産する危険性が大きいため、
良好な血糖のコントロール状態で妊娠することが大切です。
妊娠を希望する時は主治医に出来るだけ早く相談しましょう。
D腎臓や肝臓の働きが悪い時
腎臓の働きが極端に悪くなった時には、内服薬の作用時間が長くなるなどの影響が出るため、
多くの場合インスリン注射に変更します。
肝臓の働きが著しく悪くなった場合にも、内服薬の作用時間が変化する可能性や
薬自体が肝臓に悪い影響を与える危険性があるのでインスリン注射に変更します。
内服薬に対してアレルギー体質の方で、服薬が困難な場合もインスリン注射を行います。
2018年12月29日
血糖値の自己測定
「血糖自己測定器(簡易血糖測定器)」は、本人で血糖値を測るための測定機器です。
専用の穿刺器具を用いて指先から少量の血液をとり、
これを血糖自己測定器のセンサーに吸引させて、血糖値を測ります。
指先以外にも手のひらや前腕から採血するタイプの測定器もあります。
手のひらや前腕は指先より痛みが少なく、また調理師や理・美容師など水を多く使う職業の方には便利です。
ただし、前腕での採血は、指先の場合より30〜40分程前の数値が出るので、
低血糖を疑って測定する場合や低血糖の自覚症状のない(無自覚性低血糖)方は指先から穿刺しましょう。
血糖自己測定器は室温(15〜25℃)で用いるように設計してあり、
低い室温では血糖値が不正確に表示されるので、測定器やセンサーを室温に戻して使用することが重要です。
また、血液量が少ない場合は、低めに表示されることもあります。
たくさんの種類の血糖自己測定器が販売されています。
どの血糖自己測定器を選ぶかは主治医とよく相談しましょう。
専用の穿刺器具を用いて指先から少量の血液をとり、
これを血糖自己測定器のセンサーに吸引させて、血糖値を測ります。
指先以外にも手のひらや前腕から採血するタイプの測定器もあります。
手のひらや前腕は指先より痛みが少なく、また調理師や理・美容師など水を多く使う職業の方には便利です。
ただし、前腕での採血は、指先の場合より30〜40分程前の数値が出るので、
低血糖を疑って測定する場合や低血糖の自覚症状のない(無自覚性低血糖)方は指先から穿刺しましょう。
血糖自己測定器は室温(15〜25℃)で用いるように設計してあり、
低い室温では血糖値が不正確に表示されるので、測定器やセンサーを室温に戻して使用することが重要です。
また、血液量が少ない場合は、低めに表示されることもあります。
たくさんの種類の血糖自己測定器が販売されています。
どの血糖自己測定器を選ぶかは主治医とよく相談しましょう。
2018年12月28日
どんなインスリン療法を行うのか。
病状に併せて、以下の方法から適した治療を選びます。
・1日1〜2回のインスリン注射
2型糖尿病の方の多くはインスリンを分泌する能力がある程度保たれています。
このような状態であれば、中間型や混合型のインスリン製剤を1日1〜2回注射することで、
多くの場合は血糖のコントロールが可能となります。
より持続性のある持続型溶解インスリンを1日1回注射する方法もあります。
・1日3回のインスリン注射
食事に合わせて1日3回注射するインスリン療法を行います。
超速効型や速効型または混合型インスリンから糖尿病の症状に適したインスリンを用います。
・1日4回以上のインスリン注射
2型糖尿病であってもインスリンの分泌が著しく減少している場合には、
1型糖尿病と同様に1日4回(または5回)注射する強化インスリン療法が必よな場合もあります。
中間型や持続型溶解のインスリンを1日1〜2回注射し、
さらに食事に合わせて1日3回速効型や超速効型インスリンを注射します。
・1日1〜2回のインスリン注射
2型糖尿病の方の多くはインスリンを分泌する能力がある程度保たれています。
このような状態であれば、中間型や混合型のインスリン製剤を1日1〜2回注射することで、
多くの場合は血糖のコントロールが可能となります。
より持続性のある持続型溶解インスリンを1日1回注射する方法もあります。
・1日3回のインスリン注射
食事に合わせて1日3回注射するインスリン療法を行います。
超速効型や速効型または混合型インスリンから糖尿病の症状に適したインスリンを用います。
・1日4回以上のインスリン注射
2型糖尿病であってもインスリンの分泌が著しく減少している場合には、
1型糖尿病と同様に1日4回(または5回)注射する強化インスリン療法が必よな場合もあります。
中間型や持続型溶解のインスリンを1日1〜2回注射し、
さらに食事に合わせて1日3回速効型や超速効型インスリンを注射します。
2018年12月27日
T型糖尿病の運動によるエネルギー消費量の目安
今日は、T型糖尿病の運動によるエネルギー消費量の目安についてお話します。
運動の強度 1単位あたりの時間 運動内容
非常に軽い 30分間くらい続けて1単位 散歩、乗り物(電車、バス立位)、炊事、家事(選択、掃除)、
買物、体操(軽い)
軽い 20分間くらい続けて1単位 歩行(70m/分)、入浴、階段(おりる)、ラジオ体操、
自転車(平地)、ゴルフ
中等度 10分間くらい続けて1単位 ジョギング(軽い)、階段(のぼる)、自転車(坂道)、
歩くスキー、スケート、バレーボール、登山、テニス(練習)
強い 5分間くらい続けて1単位 マラソン、縄跳び、バスケットボール、ラグビー、
水泳(平泳ぎ)、剣道
運動の強度 1単位あたりの時間 運動内容
非常に軽い 30分間くらい続けて1単位 散歩、乗り物(電車、バス立位)、炊事、家事(選択、掃除)、
買物、体操(軽い)
軽い 20分間くらい続けて1単位 歩行(70m/分)、入浴、階段(おりる)、ラジオ体操、
自転車(平地)、ゴルフ
中等度 10分間くらい続けて1単位 ジョギング(軽い)、階段(のぼる)、自転車(坂道)、
歩くスキー、スケート、バレーボール、登山、テニス(練習)
強い 5分間くらい続けて1単位 マラソン、縄跳び、バスケットボール、ラグビー、
水泳(平泳ぎ)、剣道
2018年12月26日
T型糖尿病の運動療法を実施する際の注意点
運動の種類・実施方法はT型糖尿病でもU型糖尿病と同じです。
T型糖尿病で空腹時血糖値が250r/dL以上あったり、尿のケトン体が陽性である場合、
強い運動を行うと、運動中または運動後に血糖値がより高くなる危険があります。
このような時は運動をしてはいけません。
30分以上のウォーキングやジョギングなどの運動を行う前には、
血糖値測定とできれは尿ケトン体のチェックもあわせて行いましょう。
上腕部や大腿部にインスリン注射をすると、運動により運スリンの吸収がよくなり、
低血糖になる危険がありますので、運動するときにはインスリンは腹壁に注射します。
運動をすると血流をよくあんり、エネルギーが多く消費されるので、低血糖に注意する必要があります。
低血糖を避けるためには、次のことに注意しましょう。
@インスリン量の調節:運動前のインスリン量を運動量に応じて、いつもの2/3〜3/4に減らす。
A補食の摂取:運動量が多い時や運動時間が長い場合には、運動前あるいは運動中、運動後に補食を摂る。
低血糖の防止には、クッキー、牛乳、チーズなどが役立つ。
B運動のタイミング:運動をする場合は、空腹時でなく食後1〜3時間の間とする。
運動中に低血糖が起こった場合には、すぐにブドウ糖や砂糖水や糖分を含む清涼飲料水を飲みましょう。
しかし、人工甘味料で甘くした清涼飲料には糖分が含まれていないので、低葛藤の回復には役立ちません。
T型糖尿病で空腹時血糖値が250r/dL以上あったり、尿のケトン体が陽性である場合、
強い運動を行うと、運動中または運動後に血糖値がより高くなる危険があります。
このような時は運動をしてはいけません。
30分以上のウォーキングやジョギングなどの運動を行う前には、
血糖値測定とできれは尿ケトン体のチェックもあわせて行いましょう。
上腕部や大腿部にインスリン注射をすると、運動により運スリンの吸収がよくなり、
低血糖になる危険がありますので、運動するときにはインスリンは腹壁に注射します。
運動をすると血流をよくあんり、エネルギーが多く消費されるので、低血糖に注意する必要があります。
低血糖を避けるためには、次のことに注意しましょう。
@インスリン量の調節:運動前のインスリン量を運動量に応じて、いつもの2/3〜3/4に減らす。
A補食の摂取:運動量が多い時や運動時間が長い場合には、運動前あるいは運動中、運動後に補食を摂る。
低血糖の防止には、クッキー、牛乳、チーズなどが役立つ。
B運動のタイミング:運動をする場合は、空腹時でなく食後1〜3時間の間とする。
運動中に低血糖が起こった場合には、すぐにブドウ糖や砂糖水や糖分を含む清涼飲料水を飲みましょう。
しかし、人工甘味料で甘くした清涼飲料には糖分が含まれていないので、低葛藤の回復には役立ちません。
2018年12月25日
T型糖尿病の運動療法
運動を継続すれば、インスリンの働きが高まり、
筋肉や肝臓などでブドウ糖やその他の栄養を有効に利用できるようになります。
T型糖尿病はインスリンがまったく作られない状態になるので、
運動によって直接的に血糖のコントロールがよくなるわけではありません。
しかし、運動によってインスリンの働きがよくなれば、注射するインスリンの量が増えず、
肥満の予防にも役立ちます。
また食後の適度の運動は血糖の安定にも有効です。
適度の運動は血液中の中性脂肪を低下させたり、HDL(悪玉)コレステロールを増加させ、
さらに血圧を安定させる効果があり、動脈硬化の予防に役立ちます。
また運動することによってストレスを解消し、安眠が得られます。
インスリン療法や食事療法で日々緊張が続いたり、糖尿病が原因の心配事がある場合には、
運動が瀬宇井克のリズムを整え、ストレスを解消するのに役立ちます。
筋肉や肝臓などでブドウ糖やその他の栄養を有効に利用できるようになります。
T型糖尿病はインスリンがまったく作られない状態になるので、
運動によって直接的に血糖のコントロールがよくなるわけではありません。
しかし、運動によってインスリンの働きがよくなれば、注射するインスリンの量が増えず、
肥満の予防にも役立ちます。
また食後の適度の運動は血糖の安定にも有効です。
適度の運動は血液中の中性脂肪を低下させたり、HDL(悪玉)コレステロールを増加させ、
さらに血圧を安定させる効果があり、動脈硬化の予防に役立ちます。
また運動することによってストレスを解消し、安眠が得られます。
インスリン療法や食事療法で日々緊張が続いたり、糖尿病が原因の心配事がある場合には、
運動が瀬宇井克のリズムを整え、ストレスを解消するのに役立ちます。
2018年12月24日
どんな運動を行うのか
運動の強さが中等度かそれ以下であれば、安推化物と脂肪が筋肉のエネルギー源として利用されます。
運動の強さが増すと次第に炭水化物の利用が多くなり、脂肪の利用率は減ってきます。
中等度の強さとは、成人では脈拍数が1分間に120くらいの運動ですが、60〜70歳の高齢者では1分間に100くらいの脈拍数を目安とします。
感覚的には「ややきつい」と感じる程度の強さで、
「他人とおしゃべりしながら続けられる程度の運動」です。
具体的には、中等度の強さの運動を1回10〜30分、週3〜5日以上行います。
運動の膵類としては、重量挙げや100メートル走のような行きをつめて行う運動(無酸素運動)よりも、
散歩、ジョギング、ラジオ体操、自転車エルゴメーター、
水泳などゆっくりと十分に息を吸い込みながら全身の筋肉を使う有酸素運動が適しています。
高齢者など筋力の低下した人では、軽い筋力トレーニング同時に行うようにしましょう。
忙し憂くて運動をする時間がない人は、バスを1駅手前で降りて歩く、
エレベーターの代わりに会談を使うなど日常生活に運動を組み込むのもポイントです。
歩くことによって使用エネルギー量がわかる機能のついた歩数計は運動量を知るのに役立ちます。
これらを使って1日1万歩以上あるいは1日の食事エネルギーの1/10以上を運動で消費することを
目標としましょう。
運動の強さが増すと次第に炭水化物の利用が多くなり、脂肪の利用率は減ってきます。
中等度の強さとは、成人では脈拍数が1分間に120くらいの運動ですが、60〜70歳の高齢者では1分間に100くらいの脈拍数を目安とします。
感覚的には「ややきつい」と感じる程度の強さで、
「他人とおしゃべりしながら続けられる程度の運動」です。
具体的には、中等度の強さの運動を1回10〜30分、週3〜5日以上行います。
運動の膵類としては、重量挙げや100メートル走のような行きをつめて行う運動(無酸素運動)よりも、
散歩、ジョギング、ラジオ体操、自転車エルゴメーター、
水泳などゆっくりと十分に息を吸い込みながら全身の筋肉を使う有酸素運動が適しています。
高齢者など筋力の低下した人では、軽い筋力トレーニング同時に行うようにしましょう。
忙し憂くて運動をする時間がない人は、バスを1駅手前で降りて歩く、
エレベーターの代わりに会談を使うなど日常生活に運動を組み込むのもポイントです。
歩くことによって使用エネルギー量がわかる機能のついた歩数計は運動量を知るのに役立ちます。
これらを使って1日1万歩以上あるいは1日の食事エネルギーの1/10以上を運動で消費することを
目標としましょう。
2018年12月23日
糖尿病高齢者の運動療法
今日は、「糖尿病高齢者の運動療法」についてお話します。
・高齢の場合、糖尿病以外にも他の疾患を併発していることが多く、
罹病期間の長い人では糖尿病合併症も進行している場合が多い。
・高齢者では個人差が大きい。
急激な運動は厳禁で、軽い運動から徐々にやや強い運動へと、マイペースで行う。
・脱水に注意して、こまめに水分を摂取する。
・高齢の場合、糖尿病以外にも他の疾患を併発していることが多く、
罹病期間の長い人では糖尿病合併症も進行している場合が多い。
・高齢者では個人差が大きい。
急激な運動は厳禁で、軽い運動から徐々にやや強い運動へと、マイペースで行う。
・脱水に注意して、こまめに水分を摂取する。
2018年12月22日
運動を避ける方がよい場合
@血糖のコントロールが悪い時
血糖のコントロールの状態が悪く、空腹時血糖値が250r/dL以上であったり、
または尿ケトン体が陽性の場合には、運動を行ってはいけません。
A糖尿病の合併症が進行している時
・目の合併症
増殖前網膜症あるいは増殖網膜症のある場合には息をこらえるような運動や
体に衝撃があるような運動を行ってはいけません。
中等症以上の非増殖性網膜症でも、血圧が上がるような強い運動は避けましょう。
・腎臓の合併症
腎症の状態が悪く、血清クレアチニンが男性2.5r/dL以上、女性2.0mg/dL以上であれば、
運動療法としての運動はやめましょう。
軽い蛋白尿だけの場合には、軽い運動だけとし、定期的に蛋白尿の検査を受けるようにしましょう。
・神経の合併症
起立性低血圧などの自律神経障害が進んでいる時、
あるいは足の末梢神経障害や閉塞性動脈硬化症がある時は、主治医と相談してから運動を行いましょう。
B他の病気がある時
心臓や肺の病気あるいは高血圧など他の病気がある場合には、
運動療法を行うにあたって必ず主治医に相談するようにしましょう。
また、膝や足の関節などの整形外科的な病気がある場合も十分にチェックしてから運動することが重要です。
血糖のコントロールの状態が悪く、空腹時血糖値が250r/dL以上であったり、
または尿ケトン体が陽性の場合には、運動を行ってはいけません。
A糖尿病の合併症が進行している時
・目の合併症
増殖前網膜症あるいは増殖網膜症のある場合には息をこらえるような運動や
体に衝撃があるような運動を行ってはいけません。
中等症以上の非増殖性網膜症でも、血圧が上がるような強い運動は避けましょう。
・腎臓の合併症
腎症の状態が悪く、血清クレアチニンが男性2.5r/dL以上、女性2.0mg/dL以上であれば、
運動療法としての運動はやめましょう。
軽い蛋白尿だけの場合には、軽い運動だけとし、定期的に蛋白尿の検査を受けるようにしましょう。
・神経の合併症
起立性低血圧などの自律神経障害が進んでいる時、
あるいは足の末梢神経障害や閉塞性動脈硬化症がある時は、主治医と相談してから運動を行いましょう。
B他の病気がある時
心臓や肺の病気あるいは高血圧など他の病気がある場合には、
運動療法を行うにあたって必ず主治医に相談するようにしましょう。
また、膝や足の関節などの整形外科的な病気がある場合も十分にチェックしてから運動することが重要です。