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2018年12月26日

T型糖尿病の運動療法を実施する際の注意点

運動の種類・実施方法はT型糖尿病でもU型糖尿病と同じです。
T型糖尿病で空腹時血糖値が250r/dL以上あったり、尿のケトン体が陽性である場合、
強い運動を行うと、運動中または運動後に血糖値がより高くなる危険があります。
このような時は運動をしてはいけません。
30分以上のウォーキングやジョギングなどの運動を行う前には、
血糖値測定とできれは尿ケトン体のチェックもあわせて行いましょう。
上腕部や大腿部にインスリン注射をすると、運動により運スリンの吸収がよくなり、
低血糖になる危険がありますので、運動するときにはインスリンは腹壁に注射します。
運動をすると血流をよくあんり、エネルギーが多く消費されるので、低血糖に注意する必要があります。
低血糖を避けるためには、次のことに注意しましょう。

@インスリン量の調節:運動前のインスリン量を運動量に応じて、いつもの2/3〜3/4に減らす。
A補食の摂取:運動量が多い時や運動時間が長い場合には、運動前あるいは運動中、運動後に補食を摂る。
 低血糖の防止には、クッキー、牛乳、チーズなどが役立つ。
B運動のタイミング:運動をする場合は、空腹時でなく食後1〜3時間の間とする。

運動中に低血糖が起こった場合には、すぐにブドウ糖や砂糖水や糖分を含む清涼飲料水を飲みましょう。
しかし、人工甘味料で甘くした清涼飲料には糖分が含まれていないので、低葛藤の回復には役立ちません。
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食品会社で4年間勤務後、管理栄養士として総合病院で6年間勤務。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削っています。
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