平成初めごろ、パソコンが普及していたが、MS-DOSの黒い画面でコマンド入力で仕事をすることが多かった。
ワープロは各メーカーでデータの互換性がなく不便だった。
インターネットが日本で普及し始めたのは平成9年だったと記憶している。
当時プロバイダーとは何ぞやであり、料金は1時間単位の従量制で高かったと記憶している。
私が当時30万円もするウインドウズ95を購入し、ネットを始めたのは平成10年だったと記憶している。
今年が平成31年だからインターネットが日本に上陸し23年前ということになるが、
当初はまだパソコンを使える人が少なかったし、ホームページなどのコンテンツも充実しておらず
パソコン自体が今考えると低スペックで30万円程とかなり高価で、画面がデスクトップで重くスペースをとっていた。
平成12年ごろから数年パソコン教室が繁盛した時期があったが、今は衰退気味だ。
職業訓練などでも活発にパソコンの使用法が教育されたおかげでパソコンが使える人が増えたと思う。
平成16年からブログが登場し、簡単にホームページが作れるようになり、コンテンツが充実していった。
平成20年頃から、youtubeで動画が見れるようになった。
平成21年ごろから、携帯電話でネットができるようになり、
今はパソコンよりもスマートフォンでのネットが主流で若者は携帯電話が多いと感じる。
ところで、ネットが普及したことで衰退した業種が身の回りにもあるように思った。
最近街を見渡すと20年前まであったCDやDVDショップ、ビデオレンタル店は壊滅状態。
実家の市内に5件あった本屋もほぼ壊滅状態で1件のみが細々と経営している状況だ。
新聞屋さんもだいぶ経営が厳しい状況のようだ。
デジタルコンテンツはお金を支払うわなくとも、ネットで動画や画像、音楽を
見たり聴いたりきできるようになった現在それらを店で売る仕事はかなり少なくなったと感じる。
大手レンタルDVD店なども一時期繁盛したが今は下火のようだ。
今は週刊誌や新聞も購入しなくともネットニュースで見れる。
それに仕事に追われると毎日、新聞をゆっくり読む時間もないし、ネットニュースは基本無料である。
お金を支払ってまで、新聞や雑誌、本を購入することも少なくなった。
ひと昔前なら知りたいことは本屋で本を探し購入したり図書館に行く必要があったが、
ネットではあまり専門的でない知識なら簡単に検索して調べることができる。
紙を使用した媒体は紙の原料は木であるから環境意識からも今後も減少してゆくだろう。
したがって、新聞、本、雑誌など紙媒体の産業も衰退傾向だ。
今はネットでゲームが無料ででき、動画や音楽も聴けるため、
昔、娯楽としてあったパチンコをする人口も減ったと感じる。
特に若者はお金をかけてハイリスクでローリターンのパチンコをする人が減ったと感じる。
日常では郵便も少なくなった。特に手紙や年賀状はだいぶ減ったようだ。
最近は情報伝達や感情伝達を電子メールやSNSで行うことが多くなった。
手紙だと相手に届くまで数日かかり、はがき代金、切手代などお金もかかるが電子メールは今すぐ相手に
情報を伝えることができてほとんど無料に近い。
地元の駅前でさえ大手のデパートが次々と倒産し、高級デパートも衰退した業種といえる。
ネットで自分の欲しい商品を画像を見て選び通信販売で購入する方法に変わった。
ネットが普及して逆に忙しくなった仕事を身の回りで見ると通販でも宅配などがあると感じる。
いくら情報通信が便利になっても、物資を送ることは不可能である。
ネットでの通販は拡大傾向だが、日常の食糧や生活必需品、温かい食べ物などは通販では買わないのが普通で、
近くの店舗などに足を運んで直接購入したり、うまい食べ物も店へ出向くことはいくら情報化が進展しても変わらない。
店に欲しい物があるのは、日本の津々浦々で製造されたり、採れた野菜や新鮮な魚介類が店まで運ばれてきているためだ。
世の中ネットや情報化がいくら進展しても寂れない産業はあるものだ。
それは日常生活で必要な電気、ガス、水道、ガソリン、灯油、電話、食料品、薬品、日用雑貨
マイホームの建築や修理の建設業、災害対応や維持管理の建設業、宅配便や物流運送業
医療病院など生活で必ず必要な職種は仕事がなくならないと思う。
これらの仕事はネットやAiが進化しても対処が難しいと思う。
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