私は東京で8年、仙台で15年、仕事をしながら暮らした経験がある。
親の介護の必要性から実家に戻って田舎暮しをする中で頭脳労働の仕事を探そうとすると難しい。
なぜなら、頭脳労働の会社や職業の需要が少なく数が極端に少ない。
これでは、地元の高校で成績優秀だったり、大卒者の仕事先は田舎ではほぼない。
あるとしたら、市役所職員や公務員などごく一部である。
都会では専門的でハイスキルが求められるが、田舎では肉体労働が求められ
更に給与が安く、家族ワンマン経営の会社が多いから就職が難しいことが多々あると思う。
それは努力を重ね見識を広めた自分が悪いのではない。
だが、地元でも介護、福祉、医療などの仕事は専門的なスキルと資格が必要であるが狭いにニーズでしかない。
地元企業では家族経営が多く、いくら高学歴でも親族のワンマン経営には勝てない。
このような状況で肉体労働や単純労働の仕事は多い。
頭脳労働である女性の事務員さんの場合、総額月給12から14万円くらいととても安いわりに
お茶くみから、総務、掃除、経理事務、本業の補助的な仕事など多岐にわたる。
東京で仕事をした経験の私からすれば、月給20万円以上ではないのか。
それも、いろんな仕事雑用が田舎の会社は多すぎる。
一方で男性の場合、田舎のニーズの仕事はトラック運転手や建設現場職人
現場作業員、現場監督など多様な肉体労働者の求人が多い、
最近は介護や福祉の求人が多いが、福祉関係の経験と資格が必要なことがほとんどだ。
田舎は未だに頭脳労働の求人は少ない。
例えば、田舎出身で成績優秀で東京の有名大学に入り、卒業しても
地元企業ではそのようなハイスキルを必要とする職場が極端に少ない。
もし、入社できてもワンマン経営の個性の強い社長の会社や
家族経営で会社独自の常識は世間の非常識のような会社も存在し
給与も安く、大学で勉強した学問を生かせる職場もなく
何のために大学まで卒業したのかという自問自答に答えが見つけられ素将来の希望もない。
よって、若者は大手企業や有名な東京本社の会社に入社することが多い。
それは若者だけにとどまらず、年齢を経てもハイスキル過ぎる人は地元に戻っても就職に大変苦労する。
能力が無くて苦労するのではなく、周りのロースキルの会社に馴染もうとすると
今までの自分の高度な専門スキル、苦労と勉強を重ねて得た物が役に立たないと
自分の人生は何だったのかと自分に問うと納得がいかない。
よって、私はその解決策として県庁所在地の市へ新幹線や高速道路を利用して通勤する手段を考えた。
通勤費の定期代は半分程度自己負担だが、都市部へ出れば自分に合った求人
会社からも私の豊富な業務経験と専門スキル、資格が必要され、採用の意向であることが多い。
それと、コロナ状況での在宅勤務形態の厚生労働省の調査結果として、
地方での在宅勤務は増加してない。
在宅勤務やテレワークが2割ほどの企業の増えたのは首都圏であった。
よって、自分の実家がある地方や、自然豊かな地方での在宅勤務を許容し広める施策を
国は大手企業あげて行うことで、若手のや頭脳労働者の地方移住が多少でも進み
地方創生に貢献できると考える。
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