今年の1月から4月までの間に、2社応募しようとしたができなかった。
その理由は、同じ会社の同じ職種の求人票での求人条件が厳しくなったためだ。
2社とも昨年の求人までは年齢制限無し、64歳以下などだったが、
2回目に出た求人は「キャリア形成に必要と言う理由で40歳以下と35歳以下と条件が厳しくなり
応募ができなくなったためだ。
昨年4月高年齢者雇用安定法が施行されて、70歳までの雇用努力義務が企業に課せられたが
コロナ感染症がなかなか収束しない中で飲食、旅行、旅客、旅館などの業種と
大手企業のリストラで雇用情勢が厳しくなった関係で、人が余り
企業は就職難の若い人を取り込もうとしていることがうかがえる。
まったく熟練の人間には冷たいのが企業の常であると思う。
そういえば、先日は理化学研究所で研究者600人のリストラの記事を目にした。
日本は石油や鉄鉱石など鉱物資源に恵まれないが、世界でも経済大国に類する。
それを支えているのは工業技術、医療技術、化学、バイオなどの理系の技術である。
高度で専門的な知識や技術を必要とする仕事では、一般に長い経験が必要になる。
問題対処や顧客ニーズに答えるためには長い経験と苦労の連続の中で生み出された問題解決の
知恵、人間力が必要だと思う。
トラブル予測、トラブル対処など若者では対処できない問題を解決できる能力が乏しいと思うが
少子化の中で企業が生き残るためには会社を継承する若者がほしいのは当たり前だろう。
しかし、経験と苦労で体得した顧客対応能力、問題解決能力を持った中高年にも企業は目を向けるべきだと思う。
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