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2024年11月01日

身体の進化

すごく久しぶりの投稿。
会社の社内外のイベントがあり、日帰りや宿泊の出張が続いた。おそらくこれから出張はないだろうが。
代休とかもあり、昨日まで3連休で出勤。一気に気温が下がるようになったとデスクに来て実感。今、足元のヒーターを出して点けた。
出張終えて土日、月曜に日帰り出張終えて3連休。特に身体の不調なく過ごせた。

一昨日の水曜日に久しぶりにゴルフに行った。おそらく約1年ぶりだろう。
不安もあるので先週打ちっぱなしに行った。ちゃんと振れるまでやろうと120球を買ったが、途中で右親指に豆ができて破れ20球ほどを隣のおじさんに渡した。
打ちっぱなし後は2日間腕やら肩の筋肉痛が心地よかった。筋肉痛を歓迎する人は自分くらいだろう。
マシン筋トレでは使わない筋肉が動いているのだ、うれしいことだ。

そして水曜日のゴルフ。このブログで受傷後のゴルフについてたくさん書いているが、ゴルフで大事な左腕の動きをカバーした話が多かったと思う。
日常的な動きではないスポーツのような身体を動かす指令は受傷前の記憶のままだ。受傷によりその通りに動かないことを感じて動きを修正する。
左腕にチカラが入らず右手で打っていたこともある。実はそのほうが確実に正確に距離が出ていたのだが。
その受傷前のスイングの命令で身体を動かすが、今回はあまり違和感を感じない。右腕を強く振るとか何か特別なことをすることがなく、左腕がほぼ可動した。
ただスイングのスピードは戻っていないが。

水曜日のゴルフ、メンタル面でチョロやミスはあったが、フィジカル面では何の問題も感じなかった。
スイングだけでなく歩きも全く問題がなかった。
いつもは最初のハーフの終わりくらいから下半身がかなり疲れていた。脚がもたないというイメージだろうか。今回は全くそれがなかった。
どこが頑張ったかといえば左の大腿四頭筋だと感じた。後半に軽く張りを感じたがその程度だった。右脚も痺れが強くなったりする事はなかった。
このような感覚は受傷後初めてだった。

ゴルフ後、やはり脚は軽快に動く。足首が動いたからというのは間違いないだろう。
それに加えて今回感じたことは大腿四頭筋の役割。股関節を動かし膝の高さを維持する。
左側は麻痺側で、同じ筋トレをやっても左側だけ筋肉が付きにくかった。それが左脚への鍼「奇跡の1本」https://fanblogs.jp/shigenon/archive/740/0?1730428232
で筋肉が付き始め、今では左右の脚の筋肉量は差がない。
左腕については、腕橈骨筋群の筋肉が太くなったと感じたのは夏ごろ。それと左の三角筋が膨らんだと感じたのはつい最近。

何よりも驚いたのがゴルフ後に全くの筋肉痛などの疲労を感じなかったこと。
一緒に回った同級生2人は帰る車中で痛い痛いと言っていた。2日経った今日、両腕に心地よい筋肉を使った感を感じるだけだ。

ルーティンであまり何も考えずにやっている筋トレが成果に繋がったのだろうか。
筋トレで動かす筋肉は太い筋肉だけだ。その太い筋肉に連動して周辺の筋肉も動くが、それは限られた筋肉だ。マシンを1セット動かした後は太極拳のように腕を色んな方向に伸ばしながら手首も動かす。
左の腕橈骨筋や三角筋が大きくなったのは、パワーブレードのおかげかなとも感じている。細かな振動で筋肉を動かす。やっている最中に細かな筋肉が動いている感覚がある。
ゴルフというスポーツのために筋トレをやっているわけではないが、久しぶりのゴルフによって身体の進化を感じることができた。

今日を終えれば4連休。来週の水曜に出勤したら4連休。7日の深夜バスで東京へ。
休みばかりなのだが、休みは休みで家の用事などをこなしている。
今日は魚の美味しい居酒屋。身体の調子が良い時はその状態を楽しもう。
posted by shigenon at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年10月21日

歩く好不調

身体の状態は今のところ特に不具合はない。もちろん受傷の不具合がある身体だが、特に悪化していないという意味で。
右足の下腿三頭筋の起点がずっと痛かった。筋がねじれているのか骨に癒着しているのか。
フットローラーでゴリゴリするも効果なし。
お灸はどうだろうと考えた。
受傷後何度かやったが自分自身はお灸の効果をあまり感じたことがない。でもAセンセイと色んな症状について話していると、「お灸をすればいい」という言葉がよく聞かれる。
家にあったお灸をやってみる。
少し痛みは和らいだのだろうか、やはり感じ取ることはできない。自分で鍼を打つことができないのだからお灸を続けるしかないか。

先週からジムに行く頻度が多い。いつもと同じ筋トレの繰り返しだが、レッグプレスの足を置く角度を変えてみた。
脚の太い筋肉は十分に付いている。たまにうまく動かせない感覚を覚えるのは筋肉の働きではなく、指令がうまく伝わらない神経の問題であることは間違いない。指令の伝わりが弱くて動かす筋肉のパワーが出ないと仮定した場合、今太くなっている筋肉以外の周辺の筋肉を鍛えておくことでそこが少しでも働いてサポートできるのではないだろうか。
レッグプレスの足の位置を変えることで多少のキツさを感じる。これはこれまで動かしていなかった筋肉が反応していると考えてよいのだろう。

不思議なもので歩く感覚・・・上手に歩ける、歩けない・・・つまりそれは意識せずとも歩けるということだが、一日の環境の中で違う。
朝、バス停までの歩きは良くない。歩くことに大きく意識を向けないといけない。バスを降りて駅構内までの歩きは更に悪い。階段の上りも辛い。
電車を降りて乗り換えの階段。これは悪くない。電車を降りて会社の入り口までの短い距離もそれほど悪くない。
昼間の会社内でもそれほど悪くない。就業後の歩きは前に書いたようにスイスイ歩ける。その後呑みに行った帰りも歩くということを気にすることなく歩ける。

これを東京に居たときにあてはめると。
部屋から地下鉄入り口までは良くなかった。地下鉄通路までの階段を下りて改札までの通路、これについては過去に毎日書いていた。この通路で歩き方を意識して修正していた。
地下鉄に乗って会社の駅。地下鉄を降りるとなぜかスイスイ歩けた。
会社について何度かタバコを吸いにかなりの距離を歩く。そのタバコロードではいつも歩き方を考えながら歩いていた。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/1085/0?1729478993
就業後にスタスタ歩いて呑みにいけることは当時からだった。

歩くことの調子の好不調については自分でも解明できていない。
いくら筋肉を鍛えても神経に左右される。呑みに行く前に良くなるから脳からの命令の強さもあるのだろうか。
ただ階段を降りるという動作をした後は良いような気がする。これは足首か。しばらく行っていないが、アンジュレーションのある芝を歩いたゴルフ後はスイスイ歩けた。
足首をナナメにして立つストレッチボードを買った。ジムでも使っているが家にもあればよいかと思った。
今のところ効果は感じられていない。ストレッチだけでなくゴルフのように足の動きが必要なのかとは感じている。
posted by shigenon at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年10月11日

整える

今週は打ち合わせのため日帰り出張で火曜日に出勤したから代わりに水曜日を休んだ。週中の2連休はのんびりできる。ジムに行くだけの普段と変わらない過ごし方だったが。

鍼では部分の治療もそうだが、身体を本来の状態に戻すことを考えてくれている。よくセンセイが言う、「悪いところだけ触っても根本的にはよくならない」。その通りなのだろう。
美容鍼も顔だけに打つのでなく、身体全体を見てやらないとと。

鍼治療の効果も残念ながら日が経つと薄れてくる。その薄れるというのも、整った身体が日常の生活で歪んでくるからか。正しく歪まない動きを常に行うことなどできないし、立っているだけで骨は軋み関節は詰まってくる。
だからストレッチなのだろう。症状にあった正しいストレッチ。でも何をどうしたらいいのか。せいぜい肩甲骨を広げるとか症状がはっきりしたことに対してやるくらいか。
上腕三頭筋を緩めるとか大円筋をストレッチするとかは一般には思いつかないしやらない。

水曜日は漠然とジムで筋トレ。いつものルーティン、マシンとストレッチ、フットローラーとパワーブレード。
帰ると3時半。疲れているのと心地よさで1時間ほど寝てしまう。ソファに横になるのだが、痺れがかなり緩和してしている。何が効いているのか判らないが、太い筋肉を動かして適当ではあるがいつもやっているストレッチとの組み合わせは悪くないのだろう。
脚も腕も心地よい疲労感がある。
それを2日間繰り返した。今は良い状態の部類だろう。

今日は魚の居酒屋を一人予約だ。先週の居酒屋の元店長が独立して出した店。
人当たりが良く人気の店長、オープン2日目に行ったが大盛況だった。明日から3連休、特に予定がないので同じようにジムで過ごすだろう。
posted by shigenon at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年10月04日

筋肉の調整

鍼で左肩の痛みがどう改善されたかはジムでショルダープレスをやってみないと判らず、木曜日が心待ちだった。
いつもの荷重25kgを上げる。三角筋の後ろの痛みは感じない。上腕二頭筋が少し引っ張られている感覚があるが、ほとんど痛みは消えていた。
足裏や下腿については少し感覚が良くなったくらいだった。
いつものルーティンの筋トレマシンをこなす。マシン後はパワーブレードをするが、いつもより振動が伝わりやすく感じる。振動部が足の裏で、荷重にかけ方によってモモ前や後ろに振動が伝わるのだが、それがいつもより強く伝わる。脚の中の疎通が良くなったのだろうかと漠然と思う。

鍼が終わって治療院を出る時は駆け足でも出来そうな状態になる。それは長くは続かないが。
行く時と全く違った歩きの感覚。全く不自由さを感じないのだ。これは今通っているAセンセイの前の治療院からそうだった。
鍼の効果はどうかと言われると、この状態になるだけでも明らかに効果が出ているのだ。理屈で考えるとどうなのだろう。やはり血行が良くなるからというのは間違いない。
それに加え、Aセンセイと知り合ってから思うことは筋の働きの調整があるのだろう。それまでは鍼で筋肉を動かすということは思いもしなかった。もちろんどのように筋肉を動かすのが良いのかということが判っていないとできないことだ。
筋肉を動かすということは逆子が戻るという治療を考えると、鍼の世界では当たり前のことなのだろうか。

その筋肉の動きの調整で左肩も痛みを感じずに動かすようにできるのだろう。
パワーブレードに乗って疎通が良くなったと感じるのは、単に血行が良くなったということではなく筋肉の動きそのものが鍼前と違うからかもしれない。
自分は鍼後の気持ち良さを安静にしてジッとしているという考えは持っていない。
鍼の後は刺激を入れようと考える。鍼を打ってもらって置いているときも、その刺激が強く入るように打ってもらった箇所を動かしている。
鍼を抜いたあとも、確実にその箇所には狙った刺激が入っているのだ。それが消えるまでジッとするよりは動かすことによってその刺激が長く、出来れば永遠に続かないかという欲どおしさがある。

今回の鍼は土曜日。土曜日にはベロベロになるまで呑んだもののしっかり歩いた。呑んで歩いても運動の歩いた状態とは違うかもしれないが。
今日、脚の感覚はすごく良い。いつもは喫煙所に行く階段を上ると右脚が重いのだが、比較的歩く感じる。昨日レッグプレスで刺激を入れたからか。
筋肉を調整するというのは、折れ曲がる板にゴムが張り合わさっていて動きを良くするために片方のゴムを柔らかくするイメージなのだろうか。
骨の周りには筋肉があってその筋肉を筋膜が覆っている。筋膜は全身に繋がっている。筋肉への刺激、筋膜への刺激で身体は調整できるのだろうか。

障害のあるなしに関わらず、日常生活で身体は歪む。正しい動きだけをしている人なんていないのだ。
そのためのリセット治療家に負うのだけでなく自分でも少しはできるようにしないといけないだろう。自分の考える自分でできるリセットは、筋トレで荷重のかかった後の筋肉を気持ちの良い方向に動かすことだ。

さあお待ちかねの金曜日。大した仕事をしているわけでなく、しかも週3日なのに金曜日は待ち遠しい。来週は火曜日に出張にいくため、月火と出て水木と休み。
今日は魚の居酒屋。ほんと1週間は早い。
posted by shigenon at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年09月30日

ラクに慣れるな

木曜の夜行バスで東京へ。夜行バスはバスによって快適さが違う。微妙なリクライニングの角度、車内の揺れ。車輪の上だと揺れが大きい。
慣れたかどうかでいえば慣れない。呑んで乗るが大抵は1時間くらいで目が覚める。熟睡はなかなかできないが浅い睡眠を3.4時間はできるか。
到着すると時間を潰して10時にジムへ。これまでも鍼治療を受ける前に筋トレをしていたので同じ状態に。ジムを終えると毎週火曜日に行っていた洋食屋へ。ランチを食べて生ビール1杯。
ママさんと喋って時間を過ごし鍼へ。

ここ最近は足裏の痺れが強いような感覚があった。ただそれはいつものほぼ決まった箇所への鍼で解消するのは判っていた。その箇所が鍼を欲しがっているのだ。足裏にも鍼を打ってもらう。
下腿に打ってもらうと甲に響く。イメージは線香花火の火花のような感じ。
他に不具合を感じている箇所を聞かれ、ずいぶん回復はしているが左腕を上に伸ばすと痛いことを言う。荷重をかけて手を上に上げると痛みを感じていた。
三角筋の裏に痛みがあり、伸ばすと上腕三頭筋や上腕二頭筋が引っ張られるような感覚がある。

五十肩になったことはないが、五十肩とはこんな感じなのかと思っていた。よく手が上がらないとか聞く。まあそんな深刻には思っていなかった。少なくとも3、4年前は荷重をかけて左腕を上に上げることは難しかった。ショルダープレスをやるようになって肩の動きが変わったのだ。
https://fanblogs.jp/shigenon/archive/1080/0?1727670046
前は動かしていないから固まっていた。でも今回は動かしているのに痛みがあるから理屈が違うのだろう。
Aセンセイが腕や肩にどんどん打ってくれる。
座って左の背中から肩・腕にかけて打ってもらう。そのまま置いていると筋が締め付けられるような痛みを感じた。鍼を打ってもらってそういう感覚になったことはなかった。
一通り打ってもらうと肩が軽くなった。まだジムでショルダープレスをしていないから何とも言えないが。

金曜日は新卒入社の時の同期と呑み会。東京を離れる時に数十年ぶりに会って呑んだ友達だ。それ以来何度か会うようになった。
土曜日は昼からSNSグループの人との呑み会。何度かコメントのやり取りはあるが会うのは初めての2人。話ははずみ、13時から20時過ぎまで呑んだ。
一人でも時間は過ごせるだろう、でも人と触れ合いたい人間なのだ。人と会うこと・話すことは間違いなく自分を豊かにしてくれる。一人でいると、これまで持っていたものをすり減らしていくだけのように思ったりもする。
日曜日は10時前の新幹線で帰った。帰ってその日の夕食の準備をしなければいけなかった。居ない間、金曜日までは買いそろえ、土曜日は姉に頼んでいた。

9月は4連休が続いた。週3日のラクな勤務がもっとラクだった。
今週はキチンと週3日。1日働けば休みなのだが気持ちはしんどい。人間はラクに慣れるとそうなるのだ。やらないとやるのが億劫になることはたくさんある。人と会うということもそうだろう。
posted by shigenon at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年09月25日

動く

久しぶりに京都へ。一番最近行ったのはいつだろうと思い返すと5年ほど前だろうか。それは仕事だった。遊びで京都へ行ったこととなれば、学生時代になるのではないだろうか。もう40年前。
大阪にいる時は、近いのでいつでも行けるということと、わざわざ混んでる街に行こうと思わなかった。
もちろん昔より今の方が混んでいる。インバウンドによる日本人気は相変わらずだ。
大手ビールメーカーのクラフトビールの飲食店、有名な卵サンドの喫茶店などを訪れた。食べるか呑むかなのだ、自分の好きなことは。

電車は座れなく立っていたが、うまくシートにもたれかけることができた。
右のお尻をシートにグリグリ押し付ける。もちろん人が見ても判らないように。坐骨神経痛を刺激したくなる、特にお尻の部分。
その後は借りていた電動自転車で市内を移動。すると右脚の痺れが強くなってきた。
痺れの原因は判らない時もあれば判る時もある。今回はお尻グリグリだ。調子に乗ってけっこうな時間
グリグリしていた。グリグリすると足先まで刺激があって気持ちいいのだ。
でも同じ足先まで刺激が伝わるのだが、鍼による刺激とは違うようだ。鈍い痺れが続く。

まあ動けなくなることはない。
震えとかだと実際に震えているわけだが、痺れは脳が感じているだけのことだ。そう思うことにしている。痺れていないと思って躊躇なく普通に動かす。そうしているうちに強い痺れも気にはならなくなる。これまでにないような強い痺れだと別だが、そういう状態にはなっていない。
その後、痺れの強さが緩和されたかどうかも覚えていない。気にしなければ通り過ぎる。

月曜日が祝日だと4連休だ。
火曜日にジムが開いていれば嬉しいが休館日。やはり筋トレをしてストレッチをすると身体が整う感じがする。家でもできないことはないのだろうがなかなかできないものだ。
今週は今日だけ出勤。明日の夜からバスで東京へ。6週間ぶりの鍼、ちょうど右脚が鍼を欲しがっている。
金曜日は前の会社の同期と呑み、土曜日はSNSの友達と呑む。沖縄・京都・東京と毎週動いている。良いことだ。動くことを止めるとケツが重いタイプなのだ。
動ける時に動いて楽しめる時に楽しまないと。老い先が長いわけでもないのだ。
posted by shigenon at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年09月20日

症状固定

簡単に症状固定と言われる。それは6ヶ月の保険診療が終わるからそのコトバを使う医師がいるのだろう。間違いない。
ただその言葉で患者はどれだけショックを受けるか。もう治る見込みがないというコトバをキレイにしたのが症状固定だ。
自分もそうだった。かなりのショックを受けた。諦めの悪い自分はそれを受け入れなかった。
急性期から回復期の6か月、それで症状固定は正しいのか。自分はそう思っていない。

リハビリの保険内治療は6か月と国が定めている。6か月経つと「障害」らしい。そのあとは通院で短い時間のリハビリになる。(全員が対象になるかどうかは不明)それ以外は介護認定を受けて介護施設でどうぞということらしい。
保険医療である以上、期限が付けられるのは仕方ないことだろう。
6か月までが「回復期」と定義づけられている。確かに意欲的でない人にダラダラとリハビリをやっても効果などないだろう。実際にそんな人を目の当たりにしたから言うのだが。
症状によっては半年で回復の見込みがないと確実に判断される症状もあるのだろうが。

自分の6か月はどうだったか。
2014年12月24日からだから2015年6月24日までの間になる。退院したのが4月の上旬だった。左半身は動くようになっていたが力は入らなかった。モノを掴むということも左手は使っていなかった。
短い距離は歩けたが、いかんせん体力と筋肉がなかった。
痺れや痛みを症状というのなら症状は変わっていないかもしれない。広義の機能回復ということでいうなら、自分の感覚では受傷3か月目くらいから進んでいったという感覚だ。リハビリ時間以外に階段を歩いたり自転車マシンに乗ったり。日に日に良くなるといった実感はないにしろ、月単位で見ると大きく回復していった。
退院した時の機能と1年後の機能なんて大きな差がある。このブログを書き始めたのが2017年5月。それから7年経った今はどうか。症状固定なんていうコトバは自分にはあてはまらない。

そうは言うもののこの1年ではどうだろう。
それほど機能の進化はないように感じる。新たなことをやっていないからなのだろうか。いや、そうではない。今の状態でちゃんと過ごせているからなのだ。不自由なのだがその不自由さが我慢できないほどの不自由さでないということ。それに甘んじている。
次のステップが思いつかないのだ。例えば1時間歩き続けられる身体を作るとか。
ひとつひとつの機能だけの話ではないのだ。体力と気力、これこそが結果的に全体的な機能を向上させるのだろう。
posted by shigenon at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年09月18日

沖縄の旅

心配していた台風はあまり影響なかったようだ。無事飛行機も定刻通りに出発。
久しぶりの飛行機、出発20分前には保安検査を終わらせるとかを忘れてギリギリだった。沖縄に行くのはいつ以来だろう、確か首里城に行った記憶がある。そうだ、新婚旅行。もう19年前になる。
待ち合わせの到着出口の水槽前、遅れてAさんとAさんの連れ合いが登場。二人とも変わらず元気そうだ。
Aさんのミニクーパーに乗ってとりあえずはAさんの住む北谷の部屋へ。海の近くのマンション、部屋の住人の多くは基地に従事している外人だ。

部屋でビールを呑んでゆっくりしてから近所にある人気の沖縄料理屋に向かう。もともとテビチ、ソーキ、ラフテーといった沖縄の豚料理が大好きだ。
楽しく吞んで食べて。この日はこの後もAさんの部屋に戻って呑んだ。
翌日は車で観光。残波岬、真栄田岬、道の駅を廻った。沖縄そば、ブルーシールアイスクリームも食べた。
何よりも暑かった。車を降りるたびに汗が流れ出る。もう少しカラッとしているのかと思っていたが、台風の影響だったのか雨が降ったりやんだりで湿気もあった。
全ておまかせの旅。そもそも旅の目的がAさんに会いにいくだけだったのだ。沖縄の観光地と言われても思いつかないし、海辺でのんびりするくらいしか思いつかない。

2日目の夜はアメリカンビレッジで過ごした。
海の見えるベンチでイオンで買ったビールで。まるで日本ではないような雰囲気。
アメリカンビレッジをぐるぐる回って、最後もベンチに座ってペットボトルに入れてきた泡盛を。Aさんはこのような過ごし方をよくやっているようだ。
自分としても充分沖縄料理は食べたのでそれで良かった。気づけば22時を超えていた、けっこう歩いたので脚も疲れたのでホテルに戻った。
ホテルはAさんの住むマンションの近くだ。

3日目は9時半に迎えに来てくれた。11時20分の飛行機で帰る。
名残りといえばポーク玉子おにぎりを食べなかったくらいか。空港に着いて店に行くも、行列で諦めた。
身体の調子は特に良くもなく悪くもなく。ただホテルから海までの散歩を薦められていたのだが、歩く気がしなかった。今もそうだが、右脚の痺れが少し強い。旅という脳が喜ぶ行動だったからそれほど気にはならなかったのだろうが、脚は疲れていたようだ。

来年も行こうと思った。
Aさんとは20年の付き合いだ、よく呑んで話をしたりゴルフに行ったり。2012年のホールインワンも一緒に回っていた。
ガンになり、それを克服した後に脳梗塞。今でも簡単なモノの名前が出てこない。それ以外は健康だ。
気兼ねせず一緒に時間を過ごしたいと思う友人は大切だ。
posted by shigenon at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年09月13日

凍結肩

左腕が上げにくくなってもう2か月くらいか。普段の生活ではなんともないのだが、筋トレマシンのショルダープレスをやると三角筋に痛みが走る。充分に上げきれない。
三角筋もそうだが上腕三頭筋もうまく働いていないような感覚があった。
それが昨日はそれほどの痛みを感じなかった。まだまだ治ったとは言えないが良い傾向だ。

五十肩っていう病名はないと聞いたことがある。もちろん名前自体でそれは分かっていることだが。
調べてみると「肩関節周囲炎」と「癒着性肩関節包炎(凍結肩)」が原因であることが多いようだ。この2つ、その名前だけで症状は想像がつく。
ただ炎症という状態がよく理解できない。炎症といえば歯茎が腫れるといったイメージしかわかない。腫れた部位というのは簡単に薬で鎮静できそうに思うのだが、炎症にも色んな種類があるのだろう。
凍結肩はイメージしやすい、固まってしまっているという理解で良いのだろう。

入院中に全く動かない状態が2か月、動いても力が入れられない状態だった左腕。
お風呂に入って右に手を伸ばして身体を洗うにも右肩に手が届かなかった。右手で肘を持って左腕を伸ばしていた。左肩がうまくうごかなかったのだ。全く動かないわけではないが、何かの助けがないと力が入らなかった。
これは左の脚も同じだった。座った状態で膝から下を動かすのに両手で抱えていた。
左肩は何年も過ぎてから回復した。鍼のAセンセイにそのことを話すと、左肩を思いっきり伸ばして肩に鍼を打った。えっ、それは無茶やないと思った。

修復のイメージをするならその通りなのだろう。硬い関節を伸ばしてそこに鍼を打つ。
そんな簡単な仕組み?とも思った。でもそれでずいぶん左腕が右に動くようになった。凍結肩というコトバに今日触れてそれを思い出した。
素人は動きの悪い箇所や痛むところを下手に触ったり動かしたりするべきではないのだろう。やはり動かすべき方向にちゃんと動かすということが分かった人でこそできることなのだろう。

15日から沖縄。台風が発生して沖縄直撃という。
昨日から何度も気象図をみている。なんとかスピードが早くなって15日には中心が沖縄を通り過ぎているから飛行機は飛ぶ可能性が高いがまだ判らない。
沖縄に移住しているAさんと会うのが楽しみだ。
posted by shigenon at 15:24| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2024年09月09日

老化

サボるということは人が持っている本能なのだろうか。いや、疲れたら休もうとするとかが本能だ、サボるのは違う働きなのだろうか。
部屋の机の上、色んなものが散乱している。また片づければいいやと思ってのことだが、その場でやらないことを先延ばしししている。これがサボるといった行動だろう。
気分が乗らないからその行動をしないということか。であれば脳の働きなのだろうが、疲れているから身体を休めなければいけないという身体を守るための脳の命令と、気分が乗らないから後回しという脳の命令の差が難しい。

木曜日から中2日空けて日曜日にジム。最近いつもそうなのだが、筋トレ後に疲労が激しい。帰ると16時前になるが、そのままソファで眠ってしまう。身体が休息を求めている。
それと筋肉痛。特に荷重を増やしてはいない、いつもの荷重。それが中2日で心地よいを超えた筋肉痛を感じる時がある。
これまで…少なくとも東京でのジムは週2日だったが筋肉痛を毎回感じるということは無かった。
最近になって筋肉痛を感じるということは、筋肉が中2日で劣化しているのだろうか。
筋トレは筋肉を傷つけ修復する過程で「破壊と再生」を繰り返し、筋組織を太く強くしていく。同じ荷重なのにたった2日で新たな筋肉というのも考えにくい。筋肉痛になるということは筋肉の衰えが早くなったのだろうか。
一般的には何もしないと2週間から3週間で筋肉は急激に落ちるらしい。たかが2日で筋肉は落ちないとは思うのだが。

ただ心配なのが、自分はふつうの身体ではないということ。
いくら筋トレをしても筋肉が付かなかった部分を見ている。神経が働いていないからその部分の筋肉が太くなる働きをしなかった。何年か経ってようやく働きだした部分もある。
これまで神経の働きで筋肉の付く付かないを見ているのだ、急に神経の働きが悪くなって筋肉が落ちるのが早くなったということも考えられるのだ。

もう一つ頭に浮かぶのが「老化」。
疲れやすいとか筋肉の疲労を感じるとか。そういえば階段を上ることがしんどくなってきたのも事実。全体的なパフォーマンスは加齢によって落ちることは間違いない。
フィジカルな面だけではない。最初に書いたサボり癖。これは気力の問題。気力も老化とともに萎えてくるのは間違いないのだろう。
考えたくないことだ。でもそうなのだろう。

サミュエル・ウルマンの「青春」を思い出す。
「若さとは人生の或る期間をいうのではなく、心の持ち方をいう」
放っておいても肉体は歳を取る。心の持ち方を変えれば脳・肉体も老化を防げるような気がする。いや、脳の働きで必ず防げると思う。
posted by shigenon at 14:01| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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