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2017年11月29日

杖と電車とオナラ

脚の調子が良い。左足が踵から上がって、ちゃんと蹴り上げている。右脚は痺れているのでただ動いているだけなのだが、元々動いていた側なので坐骨神経痛で痺れが増幅されても歩くにはちゃんとした動きをする。

前へ動く動きは良い。横への動きを見たら、左脚は横への荷重には耐えにくい。
右に曲がるときも、左脚は円を描くように着地する。

電車での通勤は杖を持っている。確実に座れる電車で約15分、乗り換えでは座れないが次の駅で多く降りるので座れることも多い。有難いことに、立っていたら後ろからチョンチョンと肩を叩いて譲ってくれる人もいる。どうしても座りたいモードを出している訳ではないが、満員で吊り革のないポジションになったら辛い。横揺れに耐えられないのでよろめいてしまう。

スペースがあれば力強く杖で支えられるが、空間がないと杖もあまり役に立たない。吊り革は思いっきり握っている。というのも、手の痺れで感覚が無いので、どれくらいの持つ力・体が振られない適切な力で握れているのかがわからないから。
杖なしでよろめいて、女性にでも触れば大変だ。杖が無いと全く普通に見えるので、故意に触ったと思われるかも。

ヘタな地下鉄の運転手がいる。駅手前での減速がヘタくそで、思いもしない時に揺れることがある。
どんな状況でも耐えられるようにしているが、座っていても降りる駅に近づくと降りる準備で(時間がかかって迷惑をかけるので)立ち上がる。その時に揺れると危ない。極力、降りる時はすぐに吊り輪をもつのだが、目の前に人が立っていたら難しい時もある。

通勤以外は近所しか歩かないので杖はいらない。でも最高で歩いて500mくらいか。これは市街地。
酒を飲んでも徒歩2分のY、タクシーで10分位のUとかKとかバー。
ゴルフ場ではけっこう歩く。自分が打った球だから仕方ない。転んでも芝生という安心感がある。でも、クラブを杖のように使っていることもあるが。

オフィス内・ビル内は杖を使わない。タバコは17階から地下へ降りて通路を喫煙ルームまで歩く。
病院内でもそうだったが、平らな通路は自分の歩ける状態をチェックできる。
モデルのように歩いてみる。足の運びを意識する、腹筋や腸腰筋も力が入る。誰も四肢不自由者だと思わないだろって気持ちで優雅に歩く。

ただ、歩いていて力が入るとオナラが出そうになる。エレベーターでしっかり立っている時もだ。
エレベーターでは避けたいね。杖に力が入り過ぎ、電車では何回か出てしまったが・オナラが。

横揺れ対策、脚を横に荷重をかけるマシンを今週からやってみるか。
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posted by shigenon at 08:54| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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