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2019年11月21日

しっかり伸ばす

今週は不思議なほど調子がいい。片足スクワットを始めたからか。
でもそれだけではない。手の痺れも軽い。
ニューロリハビリの本来の意味を知って脳が喜んだのかもしれないのではと思ったりする。脳の可塑性の特殊な例か。

「動かない所を動け!動け!って撫でるのがいいですよ」リハ病院に入院中のOTさんが言ったコトバだ。この子はまだ新人だった。でも一生懸命僕に向き合ってくれた。前に書いた「青い棒」を作ってくれたOTさんだ。
自分では対処できないと思ったか、OJTの仕組みがあるのだろう、先輩の、しかもリハビリ室の中でトップの技量を持つ人を僕の時間に当てて一緒にリハビリをしてくれた。

動かない所を動け・で撫でる?ふん!と思ったが、部屋に戻って撫でていた。人間の持つ力を思い始めたのはこのOTさんのコトバだったかもしれない。
「腕橈骨筋はすごい数の筋肉の名前があるんですよ」と教えてくれた。
そのおかげだ。今、まだ動き辛い左手だが、指を反らしたり曲げたりして動く腕橈骨筋の筋肉を見て、そこに負荷がかかる動きをしている。たくさんある筋肉の中でどれがこの指を動かすのに必要な筋肉なのかを見る。自分で指圧もする。それでだいぶ改善されたと思う。

左の三角筋に長い間筋肉がつかなかった。左右同じ筋トレだが、麻痺側は筋肉が付きにくいのか。それとも、知らず知らずに使える右手でマシンを動かしているのか。両方の要因はあるだろう。
退院してリハ通院していた時に、入院中からも継続して見てもらっていたPTさんに筋トレの話をした時に「しっかり伸ばすことと曲げること」と言われた。
今はだいぶ左には筋肉がついた。

そうなのだ、麻痺側はしっかり伸ばせていなかった。
それを今週から始めた片足スクワットで実感した。左の中殿筋を鍛えたかった。左右の歩行のバランス力を高めるため。たぶん間違っていないと思うが。
片足で曲げる・伸ばす。この時にケツを触っていると、しっかり伸ばさないとケツが固くならない。
しっかり曲げる・しっかり伸ばす、それもゆっくり。たまによろけるが、何も持たずに20回はできる。
1日100回を目標にしよう。

坐骨神経痛による右脚の痺れも今週はそれほど酷くない。でも右ケツを押せば痛みはある。やはり何か物理的刺激を与えて、それから鍼がいいように思う。入院中のT君が持ってきた握力をつけるゴムボールがある。それをケツの下に当ててみよう。

今週は出張もなくヒマなのだ。社内で急ぎやることもない。思いついた企画を深掘りするだけだ。脳を使わないと。
左が麻痺側という事は右脳か。いや、脳に障害はない。首の中枢神経にキズがあるのだ、これはどう考えたらいいのだろう。右脳の反応を通す中枢神経の部分が損傷しているのだろうか。

東京でも名のある脳神経病院に入院し、今も薬だけもらいに3か月に1回行っている。しかも担当は院長だ。今度、ニューロリハビリについて聞いてみようか。いや、診察は30秒なのだ、無駄なことを言ってお互い気分を害したくないな。
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posted by shigenon at 08:41| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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