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2019年11月19日

ニューロリハビリテーションA

思い出した。退院間近か退院してすぐの頃、「頸髄損傷 回復」とか「頸髄損傷 痛み」とか色んなキーワードで検索していた。出てくるページの殆どを見たか。「頸髄損傷 痛み」で検索していたと思う。出てくるのは神経ブロック注射が良く出てきた。
それも考えた。でも一時的に痛みを取っても仕方ないと思っていた。今思い返すと、それほど痛みが気になっていたのだろう。もちろん痺れもだが。

その時、あるPDFで「ニューロリハビリテーション」という言葉を見つけていた。ただ、そのレポートには色んな箇所に電気刺激を与えるとか書いてあったと思う。確か脳に電極を埋め込むとか。あぁ、これは無いなと思ってスルーしていたのだ。
ちゃんとニューロリハビリテーションを理解するせずに自分には関係のないコトバだとスルーしていた。

その後、何度か見かけたが気にしていなかった。ただ、電気刺激が麻痺に何らかの良い効果を与えるのではないかと思って低周波治療器を買ったのだった。
実際には低周波ではなく筋肉の深部まで届く中周波が良いようだと、ある人のブログで知った。
それで随分たってからだが、きっかけがありEMSを買った。(一度も使っていないが)

そんなことを昨晩思い出した。自分でニューロリハビリテーションを実践できていて良かった。
ニューロリハビリテーションは主に脳疾患による障害に活用されているようだ。脳疾患者も神経障害者も出る症状は似たようなものだ。
脳→中枢神経→末梢神経で筋肉を動かす。筋肉を動かして末梢神経を刺激→中枢神経→脳というリハビリ。
脳疾患の種類にもよるだろう、一時的な疾患で脳疾患を取り除いたらこのリハビリで機能は回復すると想像する。

でも中枢神経自体に障害がある人にはどうなのだろう。かろうじて脳まで繋がっている細い線(中枢神経)で身体を動かす莫大な情報を脳に伝えなければいけないのだろうか。
幸い脳は元気だ。中枢神経は修復しない。(らしい)
今、やるべきことは動き辛い箇所を動かすことと、脳がバカにならないよう脳トレか。

今日から歩き方を変えた。左脚に荷重を加えている。坐骨神経痛の原因も恐らく右脚の踏ん張りが強すぎて負担がかかったのだろう。
左脚がちゃんと可動するよう脳に命令を与え続けないと。それと筋肉。
昨夜、風呂の湯を張ってゆっくり入ったが、その時にケツから足先までを触って思った。ケツからハムストリングスまでの筋肉の厚みが左右全く違う。

次回からの筋トレは両足に加え、左脚だけ1セット増やそうと考えている。
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posted by shigenon at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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