頸髄損傷・・なんか不自由だね

病院はこれまでの最速の30秒弱の診察だった。「変わりないですか」“日によって変わります”「そうですか」で終わり。いつもの薬を処方してもらう。

会社に戻って仕事を終わらせ居酒屋Yへ。3時間ほど飲む。ここで過ごすのは3時間がいっぱいいっぱいなのだろう。自分で作る焼酎の水割りが「もう十分」という適切な酒量と時間が3時間かも。
でも河岸を変えればまた気分も変わる。せっかくの金曜、バーまでタクシーで行こうかとも思ったが止めた。大体、今週は飲み過ぎている。

土曜はジムと鍼。いつものようにストレッチをしながら、今日の鍼で打ってもらいたいところを探す。
今週は脚の調子が良かった。前にも書いたが、大腿部と下腿部と足首がこれまでは痺れが強くて一体化していた状態が、それぞれのパートが動いている感覚があった。
これは先週、前から押せば痺れが強くなる右脛の外側に鍼を打ってもらったからか。また、その部分には自分で置き針も貼った。
あと、手の甲がヒリヒリ・・・つまり皮膚の異常感覚が出たことも伝えないと。

鍼のセンセイに全て伝えた。手のひらからではなく、手の甲から鍼を打ってもらった。右脚の脛回り、内転筋と四頭筋の間など、押せばピリピリする所に鍼をお願いする。
実際、こちらが言う場所に鍼を打ってもらうのが良いかどうかは解らない。その場所を押すとどこがどうなるという説明をして判断してもらう。
「ここに打つんだったら、骨のすぐ横に打たないと」とか解説をしてくれる。何度か失敗して骨に当たって抜くこともある。センセイも完璧ではない。「骨に当てて滑らせて筋肉に刺します」ということをセンセイはよく言う。あまり想像したくない。

最初は表、この時に頭にも鍼を打つ。これが時々痛い時がある。時々左右のアゴにも打つ。美容鍼で打つ場所だ。うつ伏せになると肩から背中にかなりの鍼を打ってくれる。センセイは鍼を掴んでそのまま打つので早い。後は横向きでお尻と再び背中。横向きの方が背中の状態が解りやすいらしい。
最後は座って首。これはけっこう深く打っているようだ。確か「座った状態が一番深く打てますから」と前にセンセイは言っていた。この時だけは深く鍼が体内に入っていることを想像し、少し怖い。

日曜は向島の居酒屋のゴルフコンペ。土曜の鍼後は来週行く湯西川温泉の切符を買いに行ったが、飲みに行かずに真っ直ぐ帰って家で“さぼてん”の弁当を食べながら焼酎を飲んだ。
蒲田で買った映画DVDを見ながら。

日曜のゴルフは千葉のワイルドダックカントリー。初めてだ。
ゴルフ場に着いてビールでも飲もうとレストランに行くとN君がいる。入院中にスマホを持てるよう、大きなボードに車載用のシリコンシートを貼り付けてくれた彼だ。T君の元でも仕事をしているので良く会っている。20日は一緒にゴルフをした。その彼が違うコンペで来ていた。そのコンペは僕も参加したことがある。なかなか知り合いにゴルフ場で会うことは珍しい。ハンデをあげて握った。

ゴルフは良かった。前回からだがドライバーが良い。前半、Wパーもあったが立ち直れた。
午後も最後２ホールで＋７になったが、なんとか100は切れた。
カートは乗り入れOKだった。これが大きい。でも歩かないのも何のためのリハビリゴルフか解らないので後半は少し歩いた。最後の2ホールは疲れが出たか。
足首をなるべく動かす様に歩いた。フラットなゴルフ場なのでそれほど疲れない。
前日の鍼は効果があったと思う。右の足首がよく動く。最近は歩くときに足首の役割を忘れていた。

表彰式は向島でする。一度家に戻って店に行くと「おめでとう」と言われる。
優勝だ。ここのコンペはハンデ戦。毎年更新されるが僕は25もハンデがある。気分よく飲めた。

今日、全身が筋肉痛だ。良いことだ、全身を使ったのだろう。翌日身体が痛くなるのも若者のようで嬉しい。一応、杖を持ったが必要ないかも。まあ転ばぬ先の杖だ。
皮膚異常のヒリヒリはまだ出ていない。ただ半ズボンだったので膝と腕が日焼けでヒリヒリする。

筋トレ→鍼→運動、これが今週、どういう状態になるか楽しみだ。