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2020年10月02日

「好きを忘れてしまえないなら」

「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2017年12月15日投稿。











「no-title」

君が愛した世界が壊れていくなら
僕がそれを粉々にするから
君は新しい場所で笑っていて
僕を嫌いになった後で
きっと、君は笑っているよ




「no-title」

外は雪
君と半分こ
一緒に過ごした時間が愛おしすぎて
君が別の世界に囚われているのが苦しかった
外は雪
君の心を溶かしたかっただけなのに
流れたのは
雨じゃなくて涙だったね
さようなら



「no-title」

ぐちゃぐちゃぐちゃぐちゃ
君が毒を吐いたって
僕はそれに口付けて舐めてしまいたかった
だけど
僕の毒は行き場がなくなって
口付けと一緒に君の中に入っていって
もう、
心も身体もぐっちゃぐちゃだ
ごめんね




「no-title」

好きだったのに
愛に届く前に
君が僕のいない世界に壊れていくから
僕は
その前に君を壊してしまいたかったんだ
どうして
僕はいつも愛から道を外れてしまうんだろうね
好きだったって、もう、
伝えられない場所にいる君が
どうか
世界に毒を吐かずに笑っていられますように




「no-title」

真っ黒な世界
君が手を引いてくれた真っ白な雪の中
僕は抱きしめることもできなくて
君が愛した他の全てを
壊してしまえば僕のところにきてくれるんじゃないかって
気が付いたらまた
真っ黒な世界

それでも、
僕は、
君が好きだったことを忘れてしまえないから
そのまま世界にさようならを言うよ






「信じてもらえなくても、それは愛だった」

「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2017年11月08日投稿。




一人でも楽しい
世界は楽しい
でも
君が笑っていれば
もっともっと楽しい

そんな単純なこと

ねぇ、
君の笑顔の真ん前に
僕が一瞬、入り込んでもいいですか






タグ:2017

「君が誰かの手を取るから、僕はワルツが踊れない」

「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2017年07月20日投稿。




くるくるふわふわぐるんぐるん
僕から離れたその場所で
くるくるふわふわぐるんぐるん
踊る君が眩しくて
くるくるふわふわぐるんぐるん
嗚呼、
いつだってそこが、
僕の世界の中心なんだ
例えそれが、僕から離れた場所であっても











誰かを好きになるって不思議ですね。
その人越しに世界が回っているように思えるほどその人に囚われてしまっているのに、その世界に入り込みたいだなんて、その世界の中心に自分もいてしまいたいだなんて。
傲慢ですね。











跳ねる、跳ねる、軽々と
跳ねる、跳ねる、くるくると
貴方のくれたステップで
くるくるふわりっ、踊っていれば
いろんな人の手を取れる
くるくるふわりっ、踊っていれば
私は世界の軸になる

本当は
たった一人の腕の中で跳ねていたいのにね、
ばっかみたい
タグ:2017

「ヘリウム風船」

「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2017年06月12日投稿。




「no-title」

君の手をすり抜けて
大きな空に旅をしよう
大きな空から君を見下ろして
僕がひらひら手を振っても
君は気付きはしないんだ
きっとガスが抜けてどこかに落ちる頃には
もう、
僕のことなんて忘れてくれてるよ
ねぇ、




「no-title」

どんなに風船を独り占めしても
どんなにたくさん持っていても
重力に勝てやしないんだ

あぁ、
どうして僕は
立ち上がり方を忘れたんだ




「no-title」

ふわふわ世界を見下ろせたなら
自分がちっぽけだって、
思い出せるのにね




「no-title」

僕は、
風船の紐を手放したかったんだ
可愛いものが自分に似合わない気がして
ぱっと、
手を放してしまいたかったんだ
空に消えていったそれは
きっと
ただただ自由だよ










ヘリウム風船
タグ:2017

「赤ワイン」

「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2017年06月11日投稿。




ぽたぽた落ちて
それは少しずつだったけど
ワイングラスから零れはじめて
気が付いたもうぐっしょり濡れて
グラスも上手く掴めなくて
がしゃん!
落としてしまったそれは
自分が気付けなかった涙に見えた

「割れたグラスは戻らない」






タグ:2017

「僕の歪な心臓を、握り潰して呉れないか」

「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2017年06月06日投稿。




「no-title」

きらきら輝いて
眩しくて
大好きだった世界には
僕は
不釣り合いで
背伸びしながらそこに居座ってみたけど
一回転んだら
何度立ち上がってもまた転んで
そこに居たいのに
そんなきらきらした世界に
僕は
きっと必要なんてなくて
ねぇ、
誰か歪な心臓を、握り潰してくれないかい?




「no-title」

正解以外は
不正解な世界
そんな世界を作っていたのは
自分自身だったのに
あぁ、
自分の作った世界で
不正解ばかりに押し潰されそうだ

そのまま潰れて消えてしまえればいいのに、ねぇ、




「no-title」

ごみ箱にぽいっ、
大好きだった誰かにとって要らない僕なら
ぽいっと棄ててしまえばいい
だからぽいっ、と、
僕は僕を棄ててしまいたいんだけど
どうしてだろう
君の笑顔が離れなくて
僕は僕を
棄ててしまえないままだ




「no-title」

好きだとか言う曖昧な言葉じゃ伝わらないなら
僕の心臓を君にあげるから
君はずっと
生き続けてほしいんだ
僕が消えた後に残るのは
きっと
とても綺麗な世界だけだよ











昔から、この、こんなに美しすぎる世界の中に、どうして自分なんかが存在しているのか、ほとほと疑問だったんですけど。
どうやら世界には、正解と不正解だけじゃなくて、正解ではないけど不正解とも言い切れない答えと言うのが存在していて、その、曖昧な部分に、人というものは、生かされているんだなぁ、と、最近やっと何となく、そう思えるようになってきました。
正解と不正解。
必要と不必要。
成功と失敗。
この真ん中になんとなく存在する曖昧な空間。
少し前までは、この真ん中なんてなくて、正解でなければ全て不正解で、世の中には要るものと要らないものという分類しかなくて、成功したと思えないことは全て失敗だと思っていて。
不正解の中に混じる正解に近い部分や、逆に、正解のように思えてちょっと違う部分や、そういうものがあるらしいということを、頑張って理解しようとしているところです。
足引きずってても花が咲いてたら嬉しくなるし、太陽の光も月の光も星の瞬きも綺麗だし、建物の間を吹く風は心地好くて、そんなきらきらした世界に、足引きずってる自分は、不必要な気がしてくるんです。
要る要らないで、物事はかれないのに、足を引きずっていると、両極端にしか物事を見られないようになってしまう。
そんな気がします。











「no-title」

生きてていい理由が世界に見当たらなくても
生きてしまっている限りは
もう少しだけ
生きててもいい気がするんだ
だから、
生き続けて、ごめんね











どうして自分以外の人には、どこか幸せに生きていてほしいなんて思ってしまうのに、自分は、生きていいのかどうかも分からないまま、生き続けてしまうんだろうね。
って、いつも、自分に思うけど、これはもう答えなんてないんだと思います。
生き続けてしまう理由は死ぬのは怖いしやり残したことたくさんあるし死にたくないからなんですけど。
たぶん、他人の幸せに食い込みたいんだと思います。自分が何かしたことが、誰かが一瞬でも楽しむきっかけになればいいって。
でもなんかそれって、本当にそれが上手くいってるか実感がないと、あぁ自分って、居なくてもいいんだろうなぁ、って、思うわけです。
僕は寂しがりで独りじゃ生きていけない気がするけど、だからと言って、例えば好きな人にとって僕って必要なのかと問い掛けると、答えが分かんなくなるんです。
今までは、答えが分かんないから、じゃあ必要ないんだろうと、思ってしまってたんですけど。
今もまだ、眩しい世界に自分なんて要らないような気がしてならないんですけど。
でもまぁ、ゆっくり、自分も世界に居てもいいかなって、思えるようになりたいです。
上手く言えないですけど。
でした。

2020年10月01日

「ありがとうを言うには遅くても」

「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2017年05月27日投稿。




優しさに手を伸ばす勇気もなかったのに
あなたの優しさに溺れてしまいたかった






タグ:2017

「空」

「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2017年05月27日投稿。











空に溶ける

青い空
赤い空
黒い空

いろんな色

あたしがどんな空に溶けても
光のない空はなくて

ああ、
あたしの中にあなたという光が浮かんでるね
タグ:2017

「独りぼっちの言葉遊び」

「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2017年01月28日投稿。




あぁ、
いつのまにか
もう、
君の声が聞こえない











こんにちわ。
お久しぶりに短い詩の詰め合わせです。
文字書きしたいのに、時間が足りません。時間が、というか、バイトの人手が、足りません(爆死)
人手が足りなくて終わったら疲れ果てて書きたいもの書けないまま寝て気が付いたらバイト行く時間とか、悲しすぎる。
それはどうでもいいんです。全然関係ないんです。
もういない誰かにそこにいてほしいだけの、いろんな詩の、詰め合わせ。











「no-title」

心が炭化してしまう前に
君の心臓を食べてしまいたいんだ
心が炭化してしまう前に
君の血液を飲んでしまいたいんだ
もう、
焼けた味しか、
残ってやしないけどさ




「no-title」

劣情を
愛と呼べるほど烏滸がましく
なってしまえれば
触れたい唇に触れられるだろうか




「no-title」

君がいない世界で
息をするのも馬鹿馬鹿しいから
ねぇ、
君が終わるその間際に
僕の息も奪ってくれないか




「no-title」

眠ってしまうその前に
世界で一番愛してほしい
心の臓ごと貫いてくれなんて言えないから
せめて
その腕の中で
零れた息を感じさせてほしい
なぁ、
頼むから
もう一度消えてしまうまでは
世界で一番、愛してくれないか




「no-title」

あなたが消えてしまったら
次はきっと
笑ってしまうでしょう
あぁ、
それでも抱かれている間は
あなたが夢幻でないと
思ってしまうのを止められないんです
なんて、
嗤ってしまう、な、






no-title

「無意味な言葉が僕の翼になる」、「君を愛せる世界のすみっこで」より。











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