順不同。
計11篇。
「no-title」
伝えたい気持ちが多すぎて
伝えた言葉じゃ半分も伝わらないけど
隣で僕を聞いていて
隣でばかだなぁって笑っていて
「no-title」
捨てられた気がして
自分が壊した世界から
また
君の声が聞こえるんだ
「no-title」
愛おしさとは
君に侵蝕されること
早く
僕の心を侵して蝕んで
僕だけに
君を犯させないで
「no-title」
君への気持ちを
ありがとうの言葉に乗せたいけれど
それだけじゃ足りなくて
だけれど
長々綴るのはしっくりこなくて
だから
ありがとうって言葉で
ごまかすんだ
「no-title」
零れ出す
ワイングラスに星を詰めて
零れそうな想いを注いで
ねぇ、
君の中に溶けてしまいたいよ
「no-title」
君は正義を振りかざして
本当は
ただ僕を壊したいだけなのだ
どこにも
正義なんてないね
正義なんてないのに、気付かないね
「no-title」
手を伸ばす、
君を縊りたくて
手を離す、
君の息を、また、感じたくて
「no-title」
君の世界を奪った僕を壊したところで
君の歪んだ世界は戻ってきやしないのに
君は
僕を壊してしまいたくて堪らないんだ
「no-title」
雨音
君が濡れる
その唇に触れて
息を
奪ってしまいたいんだ
「no-title」
なにもできることなんてなくて
けれど
もどかしいとすらおもえなくて
ただ
きょむをむさぼっていきをしている
「no-title」
君の声が心に染みるのに
どうして
僕はそれに応える言葉を紡げないのだろう
嗚呼、只、
愛しい
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