2020年01月18日投稿。
それは僕を支配した
どろどろどす黒いキモチの破片が
どろどろどす黒いイノチから溢れ出して
光の中に隠れている
本当の何かを探し当てて
本当の何かを包み込んであげたくて
その感情に名前がほしい
その感情に名前がほしい
本当はその感情に気付いているのだけど
けれど、安易に呼んでもしまえなくて
だから僕は
安易な言葉で君を傷付けながら
どす黒いキモチを君に突き刺していく
その感情に、名前をください
願わくば、君の、その声で
さまにゃんこです。僕はその名前を知っています。
けれど、本当にそうと言い切れるほど、強くないから。
難しいね、誰かを守ってあげたいなんて。おこがましいね。
「no-title」
ひねくれもののあいらぶゆう
いつも君を壊すことばかり考えて
壊す言葉借り吐き出して
本当のキモチを隠したまんま
今日も嘘のダイキライを並べていく
本当は、
ただ抱きしめていたいだけなのに、ねぇ、
「no-title」
抱きしめたい
この腕の中に
抱きしめてずっと離さずに
二人溶けて曖昧になりたい
それなのに
君はいつも輝いて
眩しくて
嗚呼、
触れているのにこの境界線を越えてしまえないんだ
「no-title」
君の言葉を借りられるなら
僕も
好きと言えるようになるのかな
僕も、
君の言葉を借りて、
君になってしまえたら
そう思うのに
どうしても境を壊してしまえないんだ
「no-title」
守ってあげたかった
ばくばく弾けそうな心臓を
ぎゅっと握りしめて
君が怖がる全てのものから
君が怖がるたった一つのものから
守ってあげたかった
そんな君を壊すのは
どうして
どうしていつも僕の方なんだろう
どうして
どうしていつも僕の方なんだろう
それなのに
どうして君は
まだ
そこで笑っていてくれるの?
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