アフィリエイト広告を利用しています

2019年04月27日

「強欲者の、I love you.」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月03日投稿。











「no-title」

初めての恋は忘れられない
でも今
世界最大の恋をした




「no-title」

誰かを好きになる
ただ傍にいてほしいとか
それだけが
とっても難しいと知っている
たった一度の拒絶が
微笑むことすら忘れさせるなら
あぁ
それなら想いが伝わらなくていい
夢を愛し続けるから




「no-title」

恋をする
片想い
それが叶ったわけでもないのに
人は砂糖を吐く
友達のそれは甘々しくて
聞いてるだけで
何でだろううきうきする
なのに
自分がそういう状態に陥ると
そんな自分に嫌気がさして
なのに
砂糖が止まってくれなくて
愛し方も分からない
愛していいかも分からない
それなのに
君を語る言葉しか見つからないんだ




「no-title」

言い訳は、二分
場合によっては数秒
楽な生き方
でも
言い訳してると思った時点で
後悔してる
気付いてるんだ




「no-title」

精一杯
頑張って
君に近付く
努力した
それなのに君は
答えをくれない
僕はずっと
待ちぼうけ
そのうち
愛したことさえ
忘れそうだよ




「no-title」

例えば今君が絶望の淵にいたとして
僕がそこから救い出してあげられるか
答えはいいえで
僕はその術を知らないから
残念ながらと肩を竦めるだろう
じゃあ何ができるって?
答えは簡単さ
僕だけができる最高の愛情表現
沈んであげるよ
君と一緒に
悲しみの奥底まで




「no-title」

好き
たった二文字が言葉に出来ない僕は
この声で、身体で、表情で、
君への気持ちを表していくよ
そして想いを唄にするんだ
渇れるまで歌い続けて
そう、
君のいない場所で







「終わりが来るまで気付かない」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月03日投稿。











そこは息苦しくて
たまに呼吸が出来るのか疑いたくなるほどで
逃げ出したくて
でも義務ということにして飛び込んで
それでも今
そこは温もりに溢れていたと覚る
もっと早くそれに気付けたら
違った愛し方もできただろうに
自分が開かなかったから
そこに入る心が見つからなかっただけなのに
いつも自分のせいじゃないとか
どうして温もりに溺れてしまえなかったんだ
拒絶されるのが怖い
そう言って
拒絶していたのは自分の方で
バカだったなぁ
だからかな
初めて打ち解けられたと感じた時
ここも一つの居場所だったと気付いて
この場所を壊したくないと
足掻いてみる
今更
止められるわけもないのに
それなら次は
精一杯の愛を伝えよう
何だかんだ楽しかった
それだけでいい
それを精一杯伝えてみよう
自分なりの
やり方で
タグ:2010

2019年04月24日

「生命(いのち)の終わりに紡ぐ物語」 序

僕は踊る 君の魂(こころ)を鎮めるため
君は唄う 僕の塊(からだ)を葬るため
音に合わせて肉塊はのたうち
舞踊に合わせて霊魂は嗤う
二つの生が終わるなら、一つの生で共に逝こう
一つの生で共に生きよう
音が微かに聞こえるけれど、肉塊の舞踊は静まり返り
やがて微かな音も消え、そこには、もう、
何も残りはしない―――

これが、世界の序での物語


 ねぇ、司祭様、もう一度あの詩を唄って下さい。
「俺は司祭ではないよ」
 真白い繻子で全身を覆った女が応える。
「でも、街の皆が司祭様と呼んでいたわ」
 どこか異国の娘だろう、浅黒い肌に艶のある黒耀石の髪。
 いつかの昔、愛した女に似ている……。もっとも、彼女の肌は真珠のように白く、白く、触れると壊れてしまいそうなほど繊細だったが。
「街の者が俺を司祭と呼ぶのは、俺が異形の者だからだ」
 ふっと、自嘲気味に笑む。繻子から僅かに見える目が、すっと細くなった。
 異形の者……、自らに対する戒めの言葉……。
「司祭様は異形なんかじゃないよ?」
 少女が不思議そうに首を傾げる。
「俺のこの繻子の下に隠された物を見ても、」
 お前は俺を同じ人間と呼ぶだろうか。
「司祭、様?」
 戸惑った様な少女の顔。
 そろそろ引き際かもしれんな。
 そっと、少女の肩に手を回す。
「もう陽が落ちる。お帰り。詩なら明日、何度でも唄ってやるから」
 くるりと少女の身体を回し、そっと背中を押してやる。自然、少女の軽い身体は前へと移動して……。
 小さく息を吐いて前を見ると、戸惑ったままの顔で何度もこちらを振り返る少女の姿があった。だが、それに一瞥をくれたかと思うと、繻子に身を包んだ女は、くるりときびすを返して建物の合間に消えていった。

 ばさりっ、全身を覆う繻子を豪快に脱ぎ捨てる。露わになったふくよかな両の乳房、くびれた腰、スラリと伸びる脚……。全て病的なほど白い皮膚に覆われたその身体は、まごうことなく、女。
 ばさばさっと首を振ると、艶やかな闇色の髪が舞う。肩を少し過ぎたぐらいのそれは、彼女の、いや、リアの、露わになった背を軽くくすぐった。
 よくよく見ると、彼女の乳房の片方、ちょうど心の臓の辺り、真っ赤な刻印が、まるで焼きゴテを当てたかのように刻まれている。何を印しているかは分からない。ただ、遥か昔に捨てさられた文字だということは解った。
 リアは深呼吸をし、肺に空気を送り込む。一日中繻子で口元を覆っていては、まともに酸素を吸えたものではない右の頬、真っ赤に浮き出た血管のような刻印。
 リアはゆっくりと頬をさする。今もまだ、その刻印がそこに在るのを確かめるかのように。
「いつまで経っても女という生き物は理解できん」
 彼女は独り漏らす。まるでそこに、他の誰かがいるかのように。
徐 々に部屋の光が消えていく。リアはそのままの姿で机に歩み寄り、蝋燭に火を灯した。そして近くにあった花瓶に突っ込むと、ふらふら、ベッドまで歩き、倒れるように横になった。
「俺は、疲れたよ」
 誰にともなくごちる。独りっきりの部屋の中では、言葉は宙を舞って消えるだけ……。
 リアは、再び右の頬をさすった。そこにまるで愛しい存在がいるかのように、その手つきは、愛撫に似ていた。
 明日、朝一番に教会へ行こう。
 リアは思う。
 明日起きて、教会に行って、別れの挨拶をして、暫くは、
「この街を離れよう」
 思い入れの多いこの街ではあるが、最近特に異国からの移住者が多い。そんな部外者が増えてしまったこの街で暮らしていくことは、もはや不可能にすら思えた。
 生まれ故郷? そんなものではない。生まれた場所は遥か遠くの小さな村だ。
 ただ、ここは……、
 愛する者と逃げのびた地だから……。
 逆に言えば、愛する者と潰えた地でもあるのだが。
 ふんっと、自嘲気味に鼻を鳴らす。
「暫くは、な」
 石造りの簡素な家の中、寒々しい雰囲気にリアは身震いする。しかし何も身に纏わぬまま、丸まって、彼女はそっと目を閉じるのだった。
 外で鳥が鳴いていた。
 月のキレイな、夜だった……。

 (続く)

20100301






タグ:2010
posted by samanyanko at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ帳

発掘品

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月01日投稿。
投稿日以前の古いメモより。











「no-title」

あれも要らない、これも要らない
私が取捨選択した世界は、何も残らなかった
なら、他人が取捨選択した世界は?
答えは簡単
私が、残らないだけ




「no-title」

地中の中でそんな長いこと生きていたから
外の世界が眩し過ぎて
すぐに逝ってしまうんだろうね
外界からすぐに逝ってしまうもんだから
出会って、ヤって、生んで終わり
そんなもんなんだろう
そんなもんなんだろうって、決めつけて
ほらさ、
そのたった一週間に
あいつなりの哲学とか、あるのかもよ




「no-title」

よくある話
それを私が忘れていただけ
だから、気にすることもない

もともと自分は要らないんだから




「no-title」

居場所?
作るだけ無駄さ
すぐになくなってしまうんだもの
存在価値?
何を言ってるんだい
もともとないものを、どうやって見つけるんだ




「no-title」

気づいた頃には遅いんだ
気づかなければ、まだ、

シアワセだったかもね




「no-title」

ただぼぉっとしてるのが嫌
何か始めてみたいけど
何もしない
だって、本当にやりたいことは別にあるんだもの
まぁ、一人じゃできないけど

一言で言えば、淋しいだけさ




「no-title」

痛い痛い
君の言葉はこうも痛い
けどそれは、
突き刺さったから痛いのか
突き刺さりもしないから痛いのか

どっちもさしてかわらないけど




「no-title」

嘘吐き
世界には嘘吐きだらけだ
待っていたのに
待つだけ無駄だった
誰にも必要とされない私は
誰も必要としてはいけないの?
あぁ、それすらどうでもいい
どうせ、言ったところで世界は変わらない

夏が来るのに、寒いなぁ











最近昔の詩をサルベージする系の作業が楽しくて堪りません。
えぇ、いわゆる現実逃避ですがなにか?(オイ)

「いまと、むかし」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年02月28日投稿。




小さい時に好きだった歌と
久しぶりに出会ったの
大好きな言葉で
大好きな人を歌ってて
でも
もうそれはただの憧れで
そんな世界はないって気づいちゃった
今でもその歌はきっと好きなんだ
でも
憧れだけを歌うには
ちょっと年を取りすぎたかも
ざぁんねん
おどけて言って
逆に切なくなって
私はそっと歌を口ずさんでみるの






タグ:2010

「どうしてこうも」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年02月25日投稿。




また
消えていく
嬉しいことの後には
この手から
ほら
すり抜けて
もう戻ってはこない
馬鹿だなぁ
僕は






タグ:2010

「誰かの夢に覆い被さる」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年02月25日投稿。




突然の知らせ
嬉しくて、踊り出してしまうかと思った
わくわく、わくわく
たぶんそれは恐ろしいこと
本当は手放しで喜べない
だけど
純粋に嬉しい
確かに試練の幕開けだけど
希望を持つのも止められない

幸せな生き方
幸せな人生






タグ:2010

「Devilish voice. -for my pain-」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年02月24日投稿。












「Devilish voice. -for my pain-」

Losing is fearful.
Losing is very very fearful.
Therefore, I ‘m wishing your misfortune.
At any rate,
my song cannot be got if it is called love.

Song for you.
This is very awkward song,
but, I present for you.
I catch you, and I don’t detach you.
You hear my song all the time,
and go to Heaven.
I cannot bear that you disappear from a side!
Feeling buds but nothing remains.




「no-title」

Fururu,fururu,fururu.
Fururu,fururu,fururu.
I feel so good!
Fururu,fururu,fururu,
fururu,fururu,fururu.
Fururu,fururu,fururu,fururu,fururu,fururu.
Very very very very,so,happy!
Fururu,fururu,fururu ,as it is,
If it melts as it is and can keep.
I want to have melted into this air.
It assimilates to your breathing.
Melts so that it may fly.




「no-title」

I forget.
I have forgotten.
Therefore,
I intimated an intention not to know.
I know that a name is in my own feeling.
Since it had broken very simply,
I insisted that it is not needed.
Although I had been yearning after this,
Since it had broken very simply,
it has been destroyed simply.










Japanese

「狂っていく」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年02月21日投稿。




時間、空間、外観価値観
たった少しの情報じゃ
二人が繋がるなんて無理だよね
だから一緒に過ごすんだ
そう決めたのに
時間、空間、内観価値観
少し情報が増える度
二人の溝が深くなって
もう
一緒にいられない

何で?
どうして?

こんなに焦がれているのに






タグ:2010

「愛しい世界」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年02月20日投稿。




僕が愛したものを
好きと言ってくれる人がたくさんいて
それが
例え顔を見て触れ合える誰かじゃなくても
それはすごく幸せで
嬉しくて、嬉しくて、
胸の奥がきゅううぅぅっ、ってなる

だからというわけではないけど
この世界はこんなにも愛おしい






タグ:2010
プロフィール
最新記事
最新コメント
写真ギャラリー
タグクラウド
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
検索
カテゴリーアーカイブ