投稿した作品をこちらでまとめさせていただきました。
リアルタイム投稿作品は追々削除させていただきます。
24篇+10篇(計34篇)
「no-title」2024年07月14日投稿。
振り返ればやり残したことしかないだろう
ああすればこうすれば
いつも同じことを繰り返して
それでも
今は今会いたい人に会いに行くんだ
何をやり残したとしても
会いたい人には
今
会いに行くしかないんだ
「no-title」2024年07月19日投稿。
自分の言葉がないことになっても
それでも
叫び続けるしか生き方が解らないんだ
「no-title」2024年07月21日投稿
世界が砂漠になっていく
花を植えてくれた人も
その花が枯れないように水をやってた人も
いつの間にかいなくなってしまった
きっと僕みたいな
何にも気にしない人だけが残って
世界は砂漠になっていくのだろな
「no-title」2024年07月22日投稿。
心が揺らいでいる
それはきっと夏の蜃気楼
悲しみの後に君が落とした涙が
僕の怒りで世界を歪ませている
心が揺らいでいる
それはきっと夏の蜃気楼
君が決めたことは君自身のためのこと
だから
どんなに悲しくても
どんなに腹立たしくても
揺らいだ世界の向こう岸で
ずっとずっと
君の笑顔を願っているよ
「no-title」2024年07月23日投稿。
誰か一人が消えたって
世界は何にも変わらず回ってる
去った誰かの心なんて
初めからなかったかのように回ってる
そんな世界
僕だって要らないんだ
だから僕も
ばいばいさよならお元気で
「no-title」2024年07月27日投稿。
生きる世界が違うのだ
真っ当な世界に行けば自分も真っ当になるだとか
それは幻想に過ぎなくて
生きていけないだけなのだ
生きる世界が違うこと
それはとても悲しく思えるかもしれないけど
僕は
僕の箱庭で
独りぼっちでいようと思うよ
「no-title」2024年07月27日投稿。
僕に誰か
僕の終わらせ方を教えて呉れないか
そんなこと
誰も
教えて呉れやしないんだ
「no-title」2024年07月27日投稿。
水底で僕が嗤っている
きっと僕は
あの透明の中に落ちて
呼吸を終わらせてしまいたいんだ
「no-title」2024年07月30日投稿。
眠る前におまじないをかける
今日がどんなに沈んで終わっても
明日がどんなに不安で潰れそうでも
せめて
夢の中だけは
幸せであれますように
「no-title」2024年07月31日投稿。
手の届かないものばかりだ
声もきっと誰にも届かなくて
居なくなっても
きっと世界は僕を忘れたまま回っていく
だから僕は言葉を落とす
誰にも届かなくても
僕が僕を忘れないために
だから僕は言葉を落とす
世界に僕が要らなくても
僕が僕を捨ててしまわないために
「no-title」2024年08月02日投稿。
君の苦しみに寄り添って
君の喜びに言葉を添える
完璧な優しさ
君はきっと僕を好きになる
ずっとずっと君に寄り添って
僕の言葉だけで満たしたい
「no-title」2024年08月02日投稿。
私の苦しみに食いついて
私の喜びに悲しみを上書きしようとする
救ってほしいなら自分の言葉で
救ってほしいなら私の言葉を食わないで
ずっとずっと付き纏って
虚飾の言葉を吐き続ける
救ってほしいなら自分の場所で
救ってほしいなら私の言葉を借りないで
私の言葉を踏みにじって吐いた言葉は
さぞ
気持ち好かろうでしょうが
「no-title」2024年08月03日投稿。
叩け叩け
何かを叩いているうちは
自分が叩かれることはないんだ
叩け叩け
真偽や正義は置いといて
自分が潰されないように
誰かを叩いて
そうやって周りに誰も居なくなって
叩けるものがなくなって
きっと君は
最後に自分を叩き出すんだろうな
「no-title」2024年08月03日投稿。
※2025年01月02年詠み直し
人は何かに依存してしまう
そういう生き物だ
そういう生き物なんだ
だからって
叩いて
他人の言葉を食って
自分の感情を押し付けるような
そんな依存だけは
嫌なんだ
「no-title」2024年08月21日投稿。
知らない人
これからも知ることのない人
たった一時
すれ違っただけ
それでも貴女が奏でた音は
きっと
新しい物語となって
僕の中に残っていくよ
「no-title」2024年08月23日投稿。
君に手を伸ばしたつもりで
僕は
君が手を握ってくれることに
甘えていたんだ
「no-title」2024年08月25日投稿。
何処にも要らない僕だから
何処にだって行ける
たった独りでも
何処にだって、行っていいんだ
「no-title」2024年08月25日投稿。
要らないと
僕を許せないのは
気が付いてみれば僕だけだった
いつになれば
僕は僕を許せるんだろう
なぁ
「no-title」2024年08月26日投稿。
僕は僕が判らなくて
周りを見ようにも先が暗すぎて
何にも見えないような
そんな気がして
だけど
僕の周りには
いつも
僕より僕を判っている人がいて
それが
暗く沈んだ心の奥に染み渡るんだ
「no-title」2024年08月28日投稿。
例え世界に嫌われてとしても
僕は
それでも僕は
自分の幻を壊して
君に本当を伝えたかったんだ
君にだけは
本当を
伝えたかったんだ
「no-title」2024年10月30日投稿。
君はきっと愛に気付けない
相手にもIがあるのに
全て無視して泣きじゃくった
もう僕は
手を差し伸べることもしないだろう
それは
君が愛に飢えてIを食い潰した結果だよ
「no-title」2024年11月05日投稿。
心に線を引いた
君は辛いと泣き叫んで
それでも僕は
それを越えた先に
本当の幸せがあるんだと信じてる
心に線を引いた
それは少し悲しくて
その実、すごく、愛しいこと
「no-title」2024年12月04日投稿。
愛してくれなんて言っていない
好きが全て合致することだと思っているなら
それは相手を見てないだけで
誰かに幻想を重ねて愛したふりをして
思い通りにいかないと駄々を捏ねる
きっとあなたが愛したいのは
相手じゃなくて
あなた自身に過ぎないんだよ
だから
愛してくれなんて
言いたくもない
「no-title」2024年12月04日投稿。
君がそれを否定するのなら
君は
否定されても駄々を捏ねちゃいけない
同じじゃないことなんて
世の中に五万とあって
君だけ否定してよいなんてなくて
君だって否定されることがある
だから
覚悟もなしに
否定ばかりを口にしといて
否定しないでと駄々を捏ねるのは
そろそろ辞めにしないか
こんな言葉すら
否定だと泣き喚くのだろうけど
「no-title」
ざらざらと川が鳴る
雨の後のそれは少し重たくて
増えた嵩に心が取られそうになる
気を付けて
足を掬われないように
気を付けて
心に巣食われないように
重いも
想いも
その流れは流してくれる
だから
流れるままに生きなさい
「no-title」
誰のために生きるのか
誰かのために生きるわけじゃない
自分のために生きるんだ
自分のために生きるから
大事な人が
幸せであるよう願うんだ
大事な人が
幸せであるよう生きるんだ
「no-title」
僕は神様なんかじゃないし
僕は誰かのためになんか生きない
僕は君の欲しい言葉を吐く機械でもないし
君が奈落に落ちても手を差し出したりしない
無責任と君は嗤うだろう
でも
君が見ているのが幻影である限り
そこに僕はいないんだ
「no-title」
要らなくなって捨てたのだ
要らないものは捨てるべきだから
僕は別段気にしやしない
君にとって要らなくなっただけなのだ
だから
離れた感情に縋るのは間違っているだろう
要らなくなって捨てたのだ
要らなくなって捨てたのは
要らなくなって捨てたのは君自身じゃあないか
「no-title」
君と二人
隣り合って
それなのに
見える景色はちょっとずつ違って
だからたくさん話そう
君が見たものと
僕の見たものと
そして二倍
景色を愛おしもう
「no-title」
心の中の ぐちゃぐちゃを
小瓶に詰めて君に投げた
投げた小瓶は君には当たらず
知らない誰かに当たって傷を作った
誰かに届いたのだと
僕は意味もな小瓶を投げ始める
もう伝えたかった言葉も何も入ってない
中身のない真っ白の紙だけが
瓶の中に詰められて
今日も誰かに当たってたくさんの傷を残している
それで本当には自分を残せたと言えるのだろうか
「no-title」
そこに悲しさがあったから
知って欲しくて僕は言葉を掬い上げた
誰に聞いて欲しかったわけじゃないけど
誰に聞いて欲しかったわけでもないのに
辛さがあって
悲しさがあって
それがなんだか苦しくて
吐き出したくて掬い上げた
けどきっとそれは
届いて欲しくない人にばかり届いて
ああ、
どうして僕らは毒を溜め合ってしか
深く繋がっていられないんだ
「no-title」
優しさは独りよがり だ
それでも僕は君の笑顔が見たくって
独善的な愛で独占的な行動で
優しさという枷を嵌めて
君を逃げられないようにするんだ
「no-title」
終わったことに囚われる
大好きなコーヒーが
今日はやけに苦く感じて
それでも
ぐるぐる廻る去った時間を
その香りが溶かしてくれるようで
だから僕は
喫茶店で今日も息を吸うんだ
「no-title」
死んだっていいんだよ
生きなくたっていいんだよ
でも
それはそうとして僕は
君と生きたいんだよ
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