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2019年04月27日

「真夜中に10の御題」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月19日投稿。




「Chicca」より、お題を借りてきました。











「真夜中に10の御題」
タグ:CHICCA 2010

「君がいない」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月17日投稿。




世界は蒼く
広がる空はいつか茜に変わるだろう
それは晴れ渡って
鳥が翔けるには広すぎる
だけど、
君がいない
それだけで、あぁ、この世界は
こんなにも
暗い






タグ:2010

「その瞳は美しい」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月17日投稿。











 尋ねてみた。
 貴方はどうして私と一緒にいてくれるのかと。
 すると貴方は答えた。
「この世の中で、君を愛する人は星の数ほどいるだろう? でも、僕を愛してくれる人は、世界で君一人だから、」
 だから、僕は君の傍にいるんだよ。
 貴方は笑った。悲しそうな瞳で。けれど、それを見て、とても、美しいと思った。


 この世界は歪んでいるから。


 それは雨上がりの夜だった。
 仔猫のようにうずくまって、泣きそうな瞳で、縋るような視線を投げかけてきた、貴方。
 その瞳に、言いようのない不安を覚えたのを、今でも思い出せる。思い出すだけで身震いするような、そんな感覚。それを不安と呼ぶのかなんと呼ぶのか、私はよく分からない。ただ、不安だった、ような気がする。
「貴方、何してるの?」
 全身を雨の雫で濡らし、うずくまったまま。何も言わない。ただ、こちらを見つめてくるだけ。
「ねぇ、何をしてるの?」
 そして何処から来て、どうして此処でうずくまっているの?
 そう、尋ねた。
 すると貴方は、目を細めて、立った一言。
「死んでしまいたくて」
 涙の混じったような声で、私に言った。
 ぞくりっ、全身が粟立ったのに気付いたのだけど、気付かなかったフリをした。
 どうして?
 自分でも分からない。
 たぶん、理由なんてなかった。
 ただ一つ、確実に言えるのは、
「どうして? 死ぬのは怖いことだよ?」
 初めて会った貴方がこの世からいなくなってしまうことを考えると、私の心は何か抉られたように痛むのだと、そしてそれは治ることはないのだと、それだけだった。
「どうして? どうして死ぬのは怖いと言えるの?」
 貴方は私に尋ねた。
 一瞬、私は言葉に詰まる。
 何を言えばいいのか分からなくて。
 でも、分かっていた。
「貴方がいなくなると、私の心が痛むからだよ」
「……」
 貴方は目を伏せた。
 濡れた睫毛。
 そしてその瞳。
 その瞳。その瞳は、泣き出してしまいそうで、それなのに、私はそれを、とてもきれいだと思った。


 ねぇ、なら、一緒に生きてもいいのかな?


 その日から、貴方は私の傍で生きていた。
 どうして、初めて会った貴方を失ってしまうことがあんなに怖かったのか、自分でも分からない。
 仔猫を拾ったのだということにした。
 命は簡単に拾えるものなんだ。
 その逆に、捨てることも簡単なのかもしれない。
 あの日私が貴方を拾わなければ、貴方は望みどおりに逝けたのかもしれない。
 でも、こうして貴方がいることが日常になってしまって、
「もう、それがなかった過去が信じられないほど」
 私は貴方に依存していた。
 貴方を愛するという、行為に。依存していた。
 すると貴方は、目を細めて私を見つめる。そう、悲しそうな瞳で。そして同時に、とても美しい瞳で。
「僕は依存しているんだよ、君に」
 それは私の方だ。
「違うよ。僕は依存しているんだ。愛してくれる、君の存在に」
「どうして?」
「たった一人、愛してくれる人がいるだけで、生きていられてしまうからね」
 あぁ、貴方はまだ、死んでしまいたいのね。
 悲しくなる。
 けれど、知っていた。
 死んでしまいたくて、でも、死ねなくて。それが、貴方の瞳の美しさを生み出しているのだと。
 貴方の瞳に惹かれた私だから、貴方がその悲しみを捨ててしまったら、私も貴方を捨ててしまえるのだろうか。簡単に。自分で拾い上げた命を、いとも、無責任に。
「それでも僕はかまわないよ」
 どうして?
「だって、愛してくれた過去が偽りに変わることは、ないからね」
 そう言って、貴方はまた、悲しそうに笑った。
 その声が、とても、美しいと、思った。


 歪んでいるのは世界。


 尋ねてみた。
 貴方はどうして私と一緒にいてくれるのかと。
 すると貴方は答えた。
「この世の中で、君を愛する人は星の数ほどいるだろう? でも、僕を愛してくれる人は、世界で君一人だから、」
 だから、僕は君の傍にいるんだよ。
 貴方は笑った。
「じゃあ、聞いてもいい?」
 えぇ、いいわ。
「どうして君は、僕と一緒にいてくれるんだい?」
 ぎくりっ、とした。
 どうして? 自分でも分からないわ。
 ただ、貴方の瞳が、いつもと違ったから。
「だって、きれいじゃない」
「何が?」
 悲しそうな瞳が。
 言わなかったけど。


 ね、気付いた?


「歪んでいるのは世界でもなんでもないんだ」
「じゃあ、何なの?」
 私は真っ直ぐに見つめ返す。
 すると貴方はいつものように泣きそうな瞳で言う。
「僕らだよ」


 あぁ、だから……。


「貴方の瞳は美しいのね」
 私は、精一杯の愛情で貴方を抱きしめる。そう、互いの身体が朽ちてしまうその時まで。
タグ:2010

「それって騙るってこと?」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月16日投稿。




懐に入り込むのは得意なの
言葉を連ねて自分を語り
知った気になった人のもとへ転がり込むの

そう言って彼女は笑った
僕の前で

それって騙るってことなのかな?

答えは分からない
特に
今の僕には、ね











実は地味にシューカツなるものをやっていたりします。
書類選考通りました。
でも、綴るのは出来ても、語るのは無理みたいです。
次が面接だと思うと遠い目をせざるを得ません。そんな唄です、が、恋の唄ってことにしといて下さい(何)
タグ:2010

「いつになったら」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月12日投稿。




いつになったら
この想いは消えるのだろう
あなたに愛されないことは
もう、分かっているのに






タグ:2010

「真っ暗闇」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月11日投稿。




真っ暗闇の中で
目を開けていると
本当に開いているのか
それとも瞑っているのか
分からなくなるんだ
だからそっと目を綴じる
広がる世界は
どうせ変わらないのだからと

真っ暗闇の中で
目を開けていると
何だか無性に不安になる
本当に起きているのか
それとも
意識だけなのか
だからだろうか
そんな時は
君と抱き合いたくなる
一時の慰みであっても
闇は
感覚を麻痺させてしまうから、ね











何か、最初にうたいたかったのと、違う。
ちょっと消化不良ですー。
タグ:2010

「僕は最悪だ」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月08日投稿。




僕は最悪だ
最低だ
見過ごしてはいけなかったのに
急いでることを理由にして
見なかったことにして
駆け上がってきた
あぁ、
こんなに心が痛むなら
手を伸ばすべきだったのに

急いでいたのが
事実でも、さ






「泣きたくなって、それから?」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月06日投稿。




向いてない
そんなのやる前から気付いてたよ
のろまな僕のことだから
わたわた慌ててそれで終わり
そんなの分かってたよ
でも
先立つものがない僕は
僕なりできる精一杯で
それに向き合おう
思ってたんだ
だけど聞いて呆れるね
少しのミス
怒られた
泣きたくなった
あぁ、僕は
こんなことすらできなくて
迷惑掛けて
何でここにいるんだろう
その反面
怒られてばっかり
ちっとも上手くできない
愚鈍な自分
それが無性に切なくて
切なくて、惨めで
泣きたくなった
物覚えが悪くて悪かったね
のろまでトロくて悪かったね
僕が邪魔なせいで
仕事がはかどらないって言いたい
そうなんだろ?
接する人の瞳に
悔しくなって
余計
泣きたくなった
でも
人前で泣くとか馬鹿なこと
弱みをみせたくなんかなくて
だから、
潤んだままで手だけ動かしてたんだ

向いてない
そう一言で諦めてしまうのも癪だから
無理に笑って続けるんだ
泣きたくなって、それから、ね











助っ人として入った割烹屋のバイト、恐ろしいほど向いてません。
何より一緒に入ってる子。のろまな僕と入ってるからか、それともそういう気質なのか、イライラしたようにせかせかしてます。
のろまで悪かったね。
突然助っ人で週一でもいいから入ってくれと言われて三回目の今日。
すっごくすっごく泣きたくなって。
向いてなくて悪かったな!
心の中でどついておきました。
そして来週は、何故か週五で入ってます。
断れない性格、というより、一度思い入れができたものは、見捨てられない、放っておけない。そして自分の首を絞める。
馬鹿なんです、僕。
でも賄い美味しいからいいんでない?
これが僕の答えです(笑)
タグ:2010

「強欲者の、I love you.」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月03日投稿。











「no-title」

初めての恋は忘れられない
でも今
世界最大の恋をした




「no-title」

誰かを好きになる
ただ傍にいてほしいとか
それだけが
とっても難しいと知っている
たった一度の拒絶が
微笑むことすら忘れさせるなら
あぁ
それなら想いが伝わらなくていい
夢を愛し続けるから




「no-title」

恋をする
片想い
それが叶ったわけでもないのに
人は砂糖を吐く
友達のそれは甘々しくて
聞いてるだけで
何でだろううきうきする
なのに
自分がそういう状態に陥ると
そんな自分に嫌気がさして
なのに
砂糖が止まってくれなくて
愛し方も分からない
愛していいかも分からない
それなのに
君を語る言葉しか見つからないんだ




「no-title」

言い訳は、二分
場合によっては数秒
楽な生き方
でも
言い訳してると思った時点で
後悔してる
気付いてるんだ




「no-title」

精一杯
頑張って
君に近付く
努力した
それなのに君は
答えをくれない
僕はずっと
待ちぼうけ
そのうち
愛したことさえ
忘れそうだよ




「no-title」

例えば今君が絶望の淵にいたとして
僕がそこから救い出してあげられるか
答えはいいえで
僕はその術を知らないから
残念ながらと肩を竦めるだろう
じゃあ何ができるって?
答えは簡単さ
僕だけができる最高の愛情表現
沈んであげるよ
君と一緒に
悲しみの奥底まで




「no-title」

好き
たった二文字が言葉に出来ない僕は
この声で、身体で、表情で、
君への気持ちを表していくよ
そして想いを唄にするんだ
渇れるまで歌い続けて
そう、
君のいない場所で







「終わりが来るまで気付かない」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年03月03日投稿。











そこは息苦しくて
たまに呼吸が出来るのか疑いたくなるほどで
逃げ出したくて
でも義務ということにして飛び込んで
それでも今
そこは温もりに溢れていたと覚る
もっと早くそれに気付けたら
違った愛し方もできただろうに
自分が開かなかったから
そこに入る心が見つからなかっただけなのに
いつも自分のせいじゃないとか
どうして温もりに溺れてしまえなかったんだ
拒絶されるのが怖い
そう言って
拒絶していたのは自分の方で
バカだったなぁ
だからかな
初めて打ち解けられたと感じた時
ここも一つの居場所だったと気付いて
この場所を壊したくないと
足掻いてみる
今更
止められるわけもないのに
それなら次は
精一杯の愛を伝えよう
何だかんだ楽しかった
それだけでいい
それを精一杯伝えてみよう
自分なりの
やり方で
タグ:2010
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