2011年12月12日投稿。
「シュレーディンガーの猫」より、お題を借りてきました。
このお題について詳しくは後ほど。
1.謝罪すら愚かしく
愛しいと思えなければ
手を掛けることさえしなかったのに
2.あの日の自分を殺したい
壊れる前に殺してしまえば
君の溢れる想いにも気付かずにすんだのに
3.触れたら血が出る
その流れる液体すら
愛おしいと思えるようになってしまって
だから君に
触れたいと乞い願う
4.僕が憎いだろう
罪を重ねることが僕の愛し方だと告げて
君はそれを受け入れられないだろうから
5.どうかどうかしあわせになって
永遠の夢の中
二人きり
どうか
どうか、君は幸せになって
中途半端な時間にこんにちわ、さまにゃんこです。
久しぶりなお題は、ロキ様の「シュレーディンガーの猫」よりお借りしてきました。
リンクが繋がってますので、気になる方は是非足をお運び下さい。
それでは今回も蛇足という名のお題について語る会を催したいと思います(爆)
どちらとも取れるように書きましたが、大抵の人が、たぶん、恋人を殺された『君』という存在と、『君』を愛した罪人『僕』という存在を認識すると思います。
最初、このお題を拝見した時は僕もそんな印象だったのですが、最初の言葉を綴った時、「愛しいと思えなければ手を掛けることさえしなかった」から、あぁ、そうか、殺されてしまったのは、『君』だったんだ、と、ごくごく自然にそう思ったのです。
というわけで、二つ目の言葉からは、愛しい人を殺してしまった『僕』を意識しながら、『君』がまだ生きて『僕』を憎んでいるかのような言葉を紡いでいったつもりです。
そうすると最後の罪は、『君』を想う『君の恋人』を手に掛け、二人永遠の眠りについたことを表しているのでしょうか。
そもそも『君の恋人』とは誰なのでしょうか。
例えば最後の罪が自分を殺すことだったとして、二人きり、「どうか幸せになって」という想いは、本当に『君』に向けられたものだったのか。
僕の言葉は拙いものですが、僕はこれだけの想像をこのお題の中に見出しました、
という報告です(何)
本当、ロキ様のお題は一度咀嚼して答えたくなるような深さがあると、個人的にすごく、思うのですー。
タグ:2011 シュレーディンガーの猫
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