2017年06月12日投稿。
「no-title」
君の手をすり抜けて
大きな空に旅をしよう
大きな空から君を見下ろして
僕がひらひら手を振っても
君は気付きはしないんだ
きっとガスが抜けてどこかに落ちる頃には
もう、
僕のことなんて忘れてくれてるよ
ねぇ、
「no-title」
どんなに風船を独り占めしても
どんなにたくさん持っていても
重力に勝てやしないんだ
あぁ、
どうして僕は
立ち上がり方を忘れたんだ
「no-title」
ふわふわ世界を見下ろせたなら
自分がちっぽけだって、
思い出せるのにね
「no-title」
僕は、
風船の紐を手放したかったんだ
可愛いものが自分に似合わない気がして
ぱっと、
手を放してしまいたかったんだ
空に消えていったそれは
きっと
ただただ自由だよ
「君を愛せる世界のすみっこで」より。
2017年05月28日投稿。
「no-title」
消える、消える、世界から
消える、消える、ふんわりと
空に溶けるようにふわふわ漂って
酸素も消えた場所で
きっと
何もなくなった世界は
笑ってくれると思うんだ
ヘリウム。
ヘリウムというと、子供の頃駄々を捏ねて買ってもらった、祭りの屋台の風船を思い出します。
最近知ったんですけど、あれにヘリウム足すスプレー缶があるんですね。地味に欲しいです。
でも、そもそもこの年で風船ふわふわ部屋に飛ばしてるのは、あれですね(笑)
「no-title」
ヘリウムガスに夢を乗せて
ふわふわふわふわ漂って
何処かに行ってしまいたかったんだけど
あぁ、
本当は、
その紐を握っていてほしかっただけなんだ
「no-title」
ふんわり浮かんだ風船が
空の彼方に消えてしまっても
笑っていてほしいんだ
同じ風船は買えなくても
笑った顔が
忘れられないから、ねぇ、
ねぇ、ごめんね、
「no-title」
手を放してしまったそれが
本当に
夢の向こうにいってしまえるだなんて
信じることもできやしないのにさ
どうでもいい話なんですけど、出掛け先でコンビニ寄って財布忘れたことに気付きました。
ばかか。
でも、通帳あるので事なきを得ました。
でもばかか。
風船みたいに飛んで消えてしまいたいからって、衝動買いしないように気を付けます。
でした。
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