2018年12月13日
介護施設応援ファンドの担保は脆弱か? と思ったら・・・
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今度は介護施設FCへの貸付です
今回はSAMURAIの話題です。
楽天LIFULL STAYと組んだ民泊案件など、色々面白い案件を扱っているSAMURAI。
実際に募集した案件ではありませんが、似たような案件でこんなものもあるらしいです。
・「Rakuten STAY HOSTEL Art cafe & bar Osaka Shinsaibashi」がオープン
基本は不動産担保ローンファンドを扱うSAMURAIですが、担保案件がかなり特定されていたり、スキーム
の説明が詳しかったりと、情報の透明性という点では事業者の中でも上位だと思います。
今回は新しく登場した中から一つ、介護施設フランチャイズ(FC)の応援ファンドを紹介します。
・介護施設FC応援ファンド1号
予定利率:7%
期間:12ヶ月
貸付総額:1,000万円(案件単独)
担保:戸建て1棟 評価額650万円
フランチャイザーによる連帯保証付き
案件紹介
貸付スキームは通常のソーシャルレンディングのもので、特段の特徴はありません。
資金の用途は、富山市における住宅型老人ホームの運営とのこと。
2018年12月から運営を開始している、まだ新しい老人ホームとなるようです。
今後ヘルスケアは伸びていく分野。
高齢化率が高まる事の賛否はともかく、富山市でも高齢化率は上昇傾向がほぼ確定であり、老人ホームの
需要はあると予想されます。
・(参考)富山市の高齢者数の推移と今後の見込みについて (富山市)
(↑老人ホームのイメージ図)
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担保がどうかと言うと
さて、一つ気になるのは担保です。
ぱっと見、担保となるのは貸付先代表者の自宅であって、1,000万円の貸付額に対して担保評価額はわずか
650万円。これだけを見るとオーバーローンです。
ただし説明には、「債務に関しては、フランチャイザーであるフールケア社が連帯保証する」との一文。
連帯保証ということは、「催告の抗弁権」「検索の抗弁権」「分別の利益」が認められていません。
実質、この貸付はフールケア社への貸付と見なしても間違いではない、ということです。
そのフールケア社は、Webサイトによれば富山を中心に7つの老人ホームを運営しています。
7ホーム合計で226室、稼働率平均80%と仮定しての月間収入は1,800万円程度。
従って、今回の債権1,000万円が支払えない、ということは考えにくいと思います。
次はクリスマスキャンペーンです
さて、オータムキャンペーンは11月で終わってしまったのですが、次のキャンペーンが始まりました。
今度はクリスマスキャンペーンです。
・対象期間:〜12/25
・新規会員登録 → 500円(Amazonギフト券。以下同じ)
・対象期間の投資額(累計)30万円以上 → 3,000円
・対象期間の投資額(累計)50万円以上 → 5,000円
・対象期間の投資額(累計)80万円以上 → 8,000円
・対象期間の投資額(累計)100万円以上 → 10,000円
という内容で、QUOカードとAmazonギフトという違いはあるにせよ、投資金額の累計でもらえる金額が
段階的に増えているあたり、前回よりパワーアップした企画と言えそうです。
会員登録だけなら少しの手間だけでリスクはありません。
実際に投資をするかどうかはさておき、興味深い案件が出てきた時のため、まずは500円のアルバイトと
思って、会員登録だけでもどうでしょうか。
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posted by SALLOW at 12:00
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