2018年11月26日
利率+2%キャンペーン中の太陽光案件を紹介します。今後気をつけるべき情報も。
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クラウドバンクはキャンペーン中
累計募集金額400億円を突破したクラウドバンクは、ただいまキャンペーン中。
年率+2.0%相当の金利が上乗せされるという、かなりの太っ腹キャンペーンです。
対象は、11/29までに募集を開始した全てのファンド。
対象となっているファンドは、次のような特別なデザインになっていますので、すぐに分かると思います。
今回はそんなキャンペーン対象ファンドの一つ、現在募集中の太陽光ファンドの紹介です。
今併せて、後の太陽光案件を評価する上で大切な情報についても紹介します。
案件紹介
紹介する案件は、太陽光発電です。
・太陽光発電ファンド第515号
予定利率:6.9%
期間:15ヶ月
貸付総額:1,950万円(案件単独)
担保:発電所用地への抵当権
代表者連帯保証、経済産業省ID、売電契約地位の譲渡予約
予定利率は6.9%ですが、キャンペーン中なので実質利率は年利8.9%。
クラウドバンクの案件としては破格だと思います。
スキームは以下の通り標準的。特徴と言えば、貸付期間15ヶ月は若干長い、というくらいでしょうか。
太陽光発電の所在は宮城県ですので、電力管区は東北電力になります。
東北電力の管区ではすでに風力発電・太陽光発電ともに接続可能量をオーバーしていますので、新しく
太陽光発電をする場合、無補償の出力制限を受け入れる必要があります。
(この案件の場合、すでに系統連系は終わっているのであまり関係ないかもしれませんが)
・3.風力発電・太陽光発電をご計画のみなさまへ (東北電力)
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大事な情報
案件説明の中に、見逃してはいけない大事な情報があります。
本太陽光発電所は、一部報道等にある資源エネルギー庁第9回総合資源エネルギー調査会省エネルギー・新エネルギー分科会等において買取価格の減額措置検討対象となっている太陽光発電所未可動案件には該当しておりません。
太陽光発電など、再生エネルギーの補助金漬けビジネスからの脱却を図るため、また一般の電力消費者の
負担を減らすため、長期間稼働していない太陽光発電の買い取り価格を減らす案が出ています。
案と言っても国の方針ですので、実施されることはほぼ決定でしょう。
その内容は次のようなものです。
・2012〜2014年度に認定を受け、運転開始期限が設定されていない再生エネルギー案件であり、かつ
・系統連系工事の着工申し込みを、電力会社が受領した日が2019年3月末を超えた場合が対象で、
・対象となった場合、売電価格は着工申し込みから2年前の価格となる。
(http://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/saisei_kano/pdf/009_02_00.pdf より引用)
つまりこの方針は、FIT制度の初期に申し込んでおきながら、長期にわたって未稼働の再生可能エネルギー
案件に対するペナルティとして働くわけです。
未稼働の案件はすでに30ギガワットにも達するとのことで、いたしかたのない処置でしょう。
クラウドバンクのこの案件は、「長期未稼働案件」には含まれていないと明言されています。
この案件についてはそれで良いのですが、今後出てくる(クラウドバンク以外も含む)再生可能エネルギー
案件については、この点のチェックが必須でしょう。
少なくとも、長期未稼働案件か否かが記載されていない場合、利率だけを見て投資するのはやめておいた
方が賢明だと思います。
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posted by SALLOW at 18:20
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