2018年11月22日
ガイアファンディングで全ファンド遅延?
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全案件の遅延発生
かなり衝撃的な情報です。
・【延滞発生に関するご報告】 2018年11月19日運用終了予定案件および全ファンドの利息
ガイアファンディングにおいて、全ファンドの利息が遅延したという連絡がありました。
このたび、2018年11月19日に元利金の未回収が発生いたしました。
また、全ファンドに於いて利息の支払いが無く期限の利益を喪失いたしました。
投資家の皆様には、ご心配とご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
1.利息の支払いが遅延したファンドについて
○ファンドの概要
対象ファンド数:138ファンド(ファンドID369〜372を含む)
利 息:35,102,393円(ファンドID369〜372の利息分を含む)
※3周年記念ローンファンド11号〜13号(ファンドID531〜533)をのぞく全案件
利息の遅延を認識して以降、maneoマーケット社は、ガイアファンディング社に対して、借り手からの返済状況を含む資金の到達状況、遅延の原因、延滞解消の見込みに関する質問への回答を要請するなどにより情報収集を試みております。
しかしながら、ガイアファンディング社のファンドスキームについては、現地の最終貸付先(計14社)への貸付けまでに3社(※)の法人を経由しており、今般の利息の支払いの遅延が最終貸付先からの返済の遅延なのか、または、3社のいずれかの法人に資金が滞留しているのかについて、継続して確認をしている状況です。
引き続きmaneoマーケット社は、上記についての確認と共に、個別ファンドごとの状況についても、具体的な償還及び分配の計画等に関する情報収集に努めて参ります。
※3社の法人とは、ガイアファンディング社の海外の子会社、海外関連会社、米国関連会社を指します。この米国関連会社を通じて現地の最終貸付先への貸付が行われます。
さて、どう見るべきか。
個別案件の遅延に関しては、リファイナンスの基準が厳しくなった事が理由でしょう。
しかし、事業者の全案件が飛ぶのであれば、それは別の理由によるものだと考えるのが自然です。
金融庁の検査により、maneoファミリーのリファイナンス基準が厳しくなった。
それにより、ガイアファンディングがビジネスモデルを見限ったということも、最悪の可能性としてはある
のでしょうか。
とは言え、ガイアファンディングの案件は基本的に全て担保があります。
はいそうですか、ということで全てを見捨てるということもできません。そのための担保です。
いずれにせよ、現段階では情報が不足しており、何とも言えません。
maneoマーケットにとっては逆風に次ぐ逆風になってしまっていますが、投資家としては今のところ、
今後の動きを見るしかなさそうです。
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posted by SALLOW at 23:13
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maneoマーケットは以前に、行政処分を受けての改善計画を発表しました。
発表したということは金融庁の許可は得ているということですので、とりあえずはそれで膿を出し切る事ができるかどうか、というところでしょうか。
その「膿」の一部が今回の問題であればいいのですが、まったくの別件だとしたら確かに行政処分お代わりの可能性もあり得ますね。
もう一つのホテルの件は、私も事前に調べておきました。
確かに客受けはあまりよくないようですね。もとより、数十年のスパンのほぼ公共事業である原発作業員のためのホテルなのですから、ユーザー視点に立っていないのはむしろ当然でしょう。
しかし、他に選択肢があるでなし、宿泊料も雇い先が出しているか、それとも雇い先が指定しているかでしょう。そういう意味では投資適格だと私も思います。
(もしかしたらホテルの割高な料金は、雇い先とホテルが根っこで繋がっていて、雇い先がキックバックもらっているのか・・・などとも思いましたが、さすがに少し想像が過ぎますでしょうか)
このような管理体制では、何らかのアクションがあるように思えます。業務停止となれば分配や私募ファンドの組成もできないため、継続的な資金投下が必要なスマートレンドやLCのような物件取得ローンの資金繰りにも影響を与えると危惧しています。
本件とは関係ありませんが、暇が出来たので調べてみました。意外と名前がわかっていても記事にするブログがないというLC案件についてです。
LCでは保証案件がホテル案件となり、バリューザ広野を、楽天トラベル、Googleで調べてみました。☆は2.5〜3程度。急遽泊まった個人利用者には、あまりよくは思われてない様子。
予約に関しては、満室が多く、コメント欄にも原発作業員の寮のような所、食事が美味いとあります。しかし、一方で連泊は7日に一回の清掃、タオルが足りない、部屋にチェックインしたら未清掃だった。食堂が定時で開かずなかなか入れない、食事が不味いなどあり、それらに対する回答として低コストを実現するために致し方ないと支配人のコメントがありました。
管理面では不安を感じさせるというかホテルとして基本的な部分が出来てないと思う状況でした。(☆5を付ける評価者は具体的なサービスには触れずみんな食事しか良いと書いておらず何となくサクラ臭い)
価格競争面では、原発作業員向けで需要を見越した強気設定で自分ならもう1000円は安くないと泊らないだろうという内容です。原発作業の最前線という強味なのと保証付きなので自分としては投資適格と思いますが、ホテル自体の価値は高くないと判断せざるを得ないです。
中継会社が破綻したのか、それとも何らかの事情でアンコントローラブルになったのか。
いずれにせよ、ポンジの可能性は現状では低いのではないかと思います。あくまでも推定ですが、もしそのケがあれば、SESCの検査で引っかかっていた可能性が高いと思われるからです。
ただ、それならもっと早く連絡が付くし、事情も分かるはず。やはりどこかでキーマンが抜けているのか、もしくは逃げ出したのか、そういう事が起こっているのではないかと考えています。
LCはともかく、スマートレンドはどうでしょうね。個人的には推しているのですが、香港との仲介に問題があればどうなるか分かりません。一度聞いてみます。
資金滞留でここまで連絡が来ないのはあり得ず、持ち逃げというのは現代のルパンでもあるまいに、現金化して大量に持ち逃げしない限り足がつくことになるので考えにくい。
最悪想定がポンジスキームだったということかなと思います。
今後は考えてしまいますね。LCやスマートレンドも恐くなりましたね。
しばらくオーナーズブックに退避か引き上げか非常に迷います。
そうですね。
今回の件を適切に対応し、かつ妥当な再発防止策が無ければ、もう誰も投資はしないでしょう。
それについては同感です。
クラウドリースについても、今のところ確かに意外と強いのですが、あの業界は吹き飛ぶ時は一気に行きますので怖いところですね。
どの投資もそうですが、不安定になる時は全てが不安定になるもので、なかなか難しいです。
未入力 様
それも一つの手ですね。
問題は、maneo側に説明義務があるとは言っても、どこまで説明するのかについてはmaneo側に委ねられているというところです。
投資家同士の公平性も保たなければいけませんので、いかにFINMACを通したとしても「公的なメッセージ以外は投資家の公平性のため公開できない」と言われればそれまでのこと。
動いた人だけに恩恵があるというのも問題にされるので、難しいところです。
dai 様
最悪の可能性はいくらでも想像できます。maneoマーケットの停止、本体を含めた事業者のデフォルトなど。
ただ、それは果たして「日本を近いうちにハイパーインフレが襲う」という想像と何が違うのだろうか、ということだと思います。
本件に関して、どのブロガー様がどんな意見を言ったかは敢えて調べないようにしていますが、例え考察とは言え発言には一定の責任がつきまといます。
以前に言った事を翻して無かったことにするような事はできませんので、すみませんが私見については、私の投資行動から判断していただくようお願いします。
中にはマーケットの停止及びデフォルトからmaneo本体含めLC以外、全案件期失になるやもといった
考察も見受けられました。
宜しければSALLOW様の私見として、最悪どこまで影響が広がる可能性があると考えるか
教えて頂けないでしょうか?
フリーダイアルだから何度でも相談すべき
金融商品あっせん相談センター
>電話番号:0120-64-5005 月曜〜金曜 9:00〜17:00
>ファックス番号:03-3669-9833
>ご相談フォーム:https://www.finmac.or.jp/contact/soudan/
>(注1)当方の相談員から、苦情内容等のより詳しい状況等を確認させていただくことから、必ず電話番号を記載して頂きますようお願い申し上げます。
>(注2)FINMACフィンマック の業務の状況によって、お返事が遅くなることもありますので、お急ぎの方はお電話にてご相談いただきますようお願い申し上げます。
これじゃ誰もガイアに投資しない。
今後はわかりませんが、
意外と強いクラウドリースのパチンコ案件の方が全然まし。
かつてラリーウイリアムズが健全企業と不健全企業の株式のパフォーマンスを調べ、
不健全企業の方がパフォーマンスが高いことを証明した。
それは正しかったんだろうな。
一応投資家ですから。
コメントありがとうございます。
お気持ちは分かりますが、現段階での決めつけも適切ではないと思います。
悪い噂ほど足が速いものですし、今のところは状況を注視する他ありません。もちろんmaneoには猛省を促したいところですが、今はそんなところではないでしょうか。
(もちろん、ガイアの状況によっては私も意見を変えますが)
マネオとマネオ系から資金を一日も早く撤退したい。
マネオの瀧本含めて、今この瞬間もノウノウと生きていると思うと腹立たしいです。
単なる事務処理の問題とか、送金の問題ならいいのですけどね。
GILの一件で金融庁の検査が入っている以上、ガイアにも何かのチェックは入っているはずですから、今のところは注視するくらいしかないと思います。
けんす 様
maneoファミリーについては、敗戦処理の様相を呈してきましたね。
後はどれだけ影響なく幕を引くかでしょうか。本体とLCはともかく、その他はかなり影響を受けそうです。
悪用した方が得というのはその通り。業界の透明性確保が望まれます。
ハレルヤ 様
私は一応、本体には投資を続ける予定です。後はLCとプレリート、せいぜいスマートレンドくらいでしょうか。
その他はかなり厳しい状況ですね。
今回の件が単なるミスならともかく、そうでなければ鉄火場に立ち続けるのは少し危険だと思います。
高利率には一定のリスクがある。しかしそれが匿名性のためにアセスできないのが問題。やはり、匿名化の解除はSLの発展には必須だと思います。
yos 様
まあ、これは今後の対応を見るべきかと。
GIL社の一件とかぼちゃの一件を機に、色々と流れが変わっているのは確かなようですね。
maneoマーケット仕事しろ。
また、クラウドバンク内の一部の太陽光発電所ファンドにおいても疑義のある案件があり、自然エネルギーファンドに関してGILの放出もしくは関連の疑われる案件が整理されるまで同様の案件は中止します。
LC、プレリート、オーナーズブック、SBIに偏向していきますが、幸いなことに来年度も雑所得があり損失確定につながっても大丈夫です。
株式にも転換している途中で、しばらく様子見です。
5%を超える借入利率は、返済を難しくするという話はあながち間違いではないように思います。
ソーシャルレンディングは「悪用した方が得」
と事業者が判断してしまう仕組みが問題ですよね・・・。
maneoファミリーはもうダメかもしれませんね。
会社ぐるみで詐欺まがいの事が行われたのでは
ないでしょうか
刑事事件になってもおかしくない事案ですね。