2018年10月24日
Renosy第6号ファンド登場。評価額の妥当性を調べてみました。
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第6号案件登場
今回はRenosyの話題です。
Renosyは、マザーズ上場の不動産投資会社GA Technologyが運営する、不動産売買のポータルサイト。
その中に最近、クラウドファンディングのサービスが登場しました。
正確にはこちら、ソーシャルレンディング(=融資型クラウドファンディング)ではなく、不動産投資型の
クラウドファンディングになりますが、当ブログにおいてはソーシャルレンディングと同じカテゴリで取り
扱わせていただきます。
ソーシャルレンディング(SL)と不動産投資型クラウドファンディング(CF)の違いのうち、もっとも
大きな相違点は「物件が匿名化されていないこと」。
この違いは、それぞれのサービスを監督する法律が異なることから来ています。
案件や貸付先が匿名化されておらず明確なこと、事業者が上場しており信頼性があること。
また、3ヶ月8%という好条件も重なって予約が殺到。
さらに、先着式ではなく抽選式という事も重なり、私も応募しましたが今までのところ全敗しています。
(というか、どなたか当選された方いらっしゃいません?)
そんなRenosyから、第6号案件が登場しました。
内容を紹介します。
案件紹介
・Renosy キャピタル重視型 第6号ファンド
募集開始:10/25 18:00〜
予定利率:8%
期間:3ヶ月
貸付総額:1,421万円(抽選式)
担保:現物不動産に対する区分出資
投資家は優先出資70%、劣後部分30%はRenosyが出資
今回の物件所在は「東京都千代田区神田多町二丁目8番20号」。
物件名は「グランスイートTOKYOマークス」です。
皇居からの直線距離で1kmほど。神田駅、淡路町駅にほど近く、便利な立地です。
周辺の様子は下記をご覧下さい。
評価額の妥当性について
今回の案件、貸付額は1,421万円です。
実際はこれは全体の7割で、Renosyが残り3割を劣後出資します。担保に何かあったとしても、その価値の
減少額が3割までであれば、投資家側の損害にはならないということです。
Renosyの劣後出資の分も合わせ、貸付総額は1,421万円 ÷ 0.7 = 2,030万円。
担保がこの総額に見合うのか、少し調べてみました。
もっともこういった不動産投資型クラウドファンディングの場合、「担保が過大評価されることによる
リスク」は、ソーシャルレンディングと比べ限定的です。
(過大評価しても、その影響を真っ先に受けるのは事業者自身のため)
物件名は出ていますので、売り出し価格を調べてみました。
・イエシル グランスイートTOKYOマークス
・Yahoo不動産 グランスイートTOKYOマークス
参考相場価格で2,000万円、実際の販売価格は3,000万円くらい。
ということで、2,030万円の評価額は妥当と言えそうです。
担保も条件も悪くない案件ですので投資したいのですが、抽選式というのが玉に瑕。
とりあえず、参加してみることにします。
その他、私が実際に投資を行い、お勧めする事業者については、下記の記事もご覧下さい。
・(2018年9月版)ソーシャルレンディング初心者にお勧めの事業者
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 19:00
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